因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

さよなら平成記念イベント★27時間耐久!劇団肋骨蜜柑同好会の五月祭★

2019-04-30 | 舞台番外編
*公式サイトはこちら 新宿/シアターミラクル 4月30日~5月1日 タイトルの通り、平成最後の4月30日16時30分の「開祭式」に始まり、トーク、リーディング、練習時間も含めたライヴ、5月1日に30歳の誕生日を迎える主宰のフジタタイセイが受け取ったプレゼントのレヴュー(何ももらえなかったらおしゃべりする会になる。どうだったのだろう?)、ラジオ形式のトーク、ゲーム大会、令和元年5月1日6時30分のラ . . . 本文を読む
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ぼっくすおふぃす・プロデュースVol.26『雪の果』

2019-04-21 | 舞台
*神品正子作・演出(1) 公式サイトはこちら 下北沢/シアター711 21日終了 二二六事件が勃発した岡田首相官邸の日本間を舞台に、「だんなさま」である岡田啓介(猪又太一)を守り抜こうとするふたりの女中秋本サク(松岡洋子)、府川キヌ(石田廸子)と、秘書官の福田耕(永野和宏)、迫水(佐々木一樹)憲兵(佐々木二役)と、事件を起こした側の一等兵(音野暁)の攻防と意外な交わりを描きながら、80年以上も前の . . . 本文を読む
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プレオム劇プロデュース第3回公演『脚光を浴びない女』

2019-04-19 | 舞台
*中島淳彦作 福島三郎演出 公式サイトはこちら 24日終了 下北沢/ザ・スズナリ 本作は2015年、劇団ハートランドで初演された。今回病気療養中の中島に代わって、丸福ボンバーズの福島が演出を担って再演の運びとなったものだ。気心の知れた座組がさらなる進化(深化も)を目指して再び集結。意気の高い舞台となった。  埋立地に建てられたその団地は、かつては工業団地として賑やかだったが、築五十年を超えた今、 . . . 本文を読む
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劇団民藝『新 正午浅草 荷風小伝』

2019-04-17 | 舞台
*吉永仁郎作・演出 中島裕一郎演出補 公式サイトはこちら 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA 28日まで(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33,34,35,36,37,38)  俳優の山田吾一から依頼を受け、吉永は永井荷風を主人公にひとり芝居の作・ . . . 本文を読む
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オフィス上の空 6団体プロデュース「1つの部屋のいくつかの生活」より

2019-04-12 | 舞台
*公式サイトはこちら 吉祥寺シアター 14日終了  同じ舞台美術(二階のある日本家屋)、60分の上演時間という条件のもとに、2団体で1組の公演とし、公演チラシの色分けで言うと、赤(mizhen、シンクロ少女)、青(鵺的、かわいいコンビニ店員飯田さん)、黄(アガリスクエンターテイメント、Straw&Berry)計6団体が競演するものだ。青の舞台を観劇した。 鵺的 高木登作・演出『修羅』(1,2,3, . . . 本文を読む
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