因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

阿佐ヶ谷Picasso第1回公演『壊れたガラス』

2016-01-31 | 舞台
*アーサー・ミラー作 倉橋健翻訳 立川光貴演出 サイトはこちら 阿佐ヶ谷アルシェ 1月31日で終了  当日リーフレット掲載の挨拶文によれば、演劇集団円の俳優・演出家の立川光貴と、小劇場界の仕掛け人として7つの小劇場を生み出した岩崎直人は43年前、劇団雲の研究生同志として、旅公演を共にし、よく飲みよく語った仲であったそう。2015年に再会してユニットを結成、今回の揚げ公演の運びとなった。ユニット名の . . . 本文を読む
コメント

マキーフンvol.1 『胎内』

2016-01-30 | 舞台
*三好十郎作 船岩祐太演出 公式サイトはこちら SPACE梟門 1月31日で終了 昨年の文化座アトリエ公演『稲葉小僧』以来、東演との合同公演『廃墟』、年明けは新国立劇場研修科第9期生修了公演『噛みついた娘』と、このところ「三好十郎づいている」因幡屋である。今回の公演は、『噛みついた娘』公演の折込チラシで知った。マキーフンは、俳優の藤井咲有里が立ちあげたひとりユニットだ。藤井は新国立劇場研修所の第2 . . . 本文を読む
コメント

因幡屋通信52号完成

2016-01-30 | お知らせ
 因幡屋通信52号が完成し、本日設置先各劇場、ギャラリー、事務局等々あてに発送いたしました。いつも「今度こそ落とすかも」の綱渡り状態ですが、おかげさまでお届けがかない、ほっとしております。 さて今回は以下のお芝居について。リンクは観劇直後のブログ記事です。ご参考までに。 「北島マヤにはなれないが ~これで何度め?戯曲(ホン)が読みたい!人の記憶と舞台とホンと~」と題しまして、*日本のラジオ公演  . . . 本文を読む
コメント

2016年2月の観劇と句会

2016-01-26 | お知らせ
 確定、ほぼ確定の観劇は以下の通りです。あら、少ないかも。 *三澤の企画 『マリーベル』(日本のラジオのサイトより) ゲンパビ(1,2,3,4,5)の俳優・三澤さきが企画し、日本のラジオ(1,2,3,4)の屋代秀樹の作、オクムラ宅(1,2,3,4,5,6)の奥村拓の演出で、2月1日19時30分1回かぎりの公演を行う。*人形劇団ひとみ座 『赤い蝋燭と人魚』 同時上演 『野ばら・月夜とめがね』 俳優 . . . 本文を読む
コメント

劇団俳優座公演 №327 『城塞』

2016-01-14 | 舞台
*安倍公房作 眞鍋卓嗣演出 公式サイトはこちら シアタートラム 17日で終了 安倍公房作品の観劇経験は非常に少ない。思い出せるものは、ハイリンド公演『幽霊はここにいる』、岡田利規演出『友達』(ブログ開設以前、青年座の公演も見た記憶あり)あたり、ずばり作品というより、安倍公房と妻、愛人の葛藤を描いた『安倍公房の冒険』(松枝佳紀作 荒戸源次郎演出 2014年夏新国立劇場小劇場)がもっとも間近な観劇であ . . . 本文を読む
コメント