今年の因幡屋演劇賞を以下の通り発表いたします。深く豊かな時間をありがとうございました。リンクはそれぞれ観劇後のブログ記事です。
1、文学座4月アトリエの会 ヘンリック・イプセン作 原千代海翻訳 稲葉賀恵演出『野鴨』
2、劇団文化座 宮本研作 米山実演出 『反応工程』
3、studiosalt×マグカル劇場 椎名泉水作・演出 『7-2016ver.-僕らの7日目は毎日やってくる』 . . . 本文を読む
*イスマエル・サイディ作 田ノ口誠悟翻訳 瀬戸山美咲(ミナモザ(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22 ,23、24)演出 公式サイトはこちら 東京芸術劇場アトリエウエスト 18日終了
モロッコ移民2世でベルギーに暮らす劇作家・イスマエル・サイディの本作は、さまざまな困難を乗り越えて2014年12月に初演、翌年11月のパ . . . 本文を読む
*久保田万太郎作 生田みゆき演出 公式サイトはこちら 文学座新モリヤビル1階稽古場 14日まで
久保田万太郎の2本立て公演が行われているアトリエ手前の稽古場で、昨年の夏急逝した加藤武が演出を熱望していたという作品が若手の生田みゆきの演出で上演されるというのは、まさに文学座ならではの企画であろう。 公演チラシによれば、本作は久保田万太郎が敗戦後直ちに執筆した作品とのこと。劇団の一員となるはずだっ . . . 本文を読む
*A.R.Gurney作 小林悦子翻訳 田辺日太演出 公式サイトはこちら 中野/ザ・ポケット 11日で終了 アップスアカデミーは、映画『ラスト・サムライ』、『バベル』、『終戦のエンペラー』などのハリウッド作品への日本人キャスティングディレクター、プロデューサーとして活躍する奈良橋陽子を中心に、俳優のレベルアップと海外における活動の紹介を継続している「ユナイテッド・パフォーマ . . . 本文を読む
*久保田万太郎作 公式サイトはこちら 文学座アトリエ 21日まで 2本めは若手の五戸真理枝による『舵』である。この上演にはまったく想像もしていなかった演出が施されている。公演期間中でもあり、これからご覧になる方はご注意くださいませ。
最初の『かどで』が几帳面な楷書の筆づかいなら、『舵』はくずし字、あるいは現代書道というのであろうか、新しい発想の大胆なものがある。場面はずっとある家の座敷なのだ . . . 本文を読む