俳優・奈良岡朋子さんが3月23日(木)逝去された由、代表を務めていた劇団民藝より発表がありました。93歳。天寿を全うされたのですね。しかしわたしはまだまだ奈良岡さんの舞台を観て、考え、学んで書かなければならなかった。俳優・奈良岡朋子と客席の自分との物語は未完のままです。不勉強な者からの追悼として「えびす組劇場見聞録」第42号(2013年12月)を転載いたします。奈良岡さん出演の舞台観劇記録はこち . . . 本文を読む
12月14日、新宿タイニイアリスのオーナーで演劇研究者の西村博子さんが逝去されました。出会いは2007年6月、劇団印象公演『父産』(「とうさん」/鈴木アツト作・演出)がきっかけです。「因幡屋ぶろぐ」の観劇記事をアリスのHPにリンクしてくださって、メールのやりとりがあり、そのすぐあとでしたか、別の劇団の公演に再びアリスへ行って終演後に階段を上っていたとき、「もしかして宮本さん?」と呼び止められたの . . . 本文を読む
*フジタタイセイ脚本・演出 公式サイトはこちら(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12)+こちらも 下北沢/楽園 3月6日終了 関係者にコロナ陽性反応が出て公演初日から前半の回が上演中止を余儀なくされる事態に。しかし代替スタッフを手配し、公演は再開された。何と速やかで力強いフットワーク!リアル観劇はできなかったが、期日ぎりぎりに配信映像を視聴することができた(映像監督は倉垣吉宏/舞台 . . . 本文を読む
演劇評論家の江森盛夫さんが旅立たれました。江森さんは「噂の真相」はじめ「悲劇喜劇」、「シアターアーツ」などの誌面のみならず、ブログの「江森盛夫の演劇袋」の更新はほぼ毎日で(つまり毎日毎晩観劇なさっていた!)、いつも楽しみに拝見していたものです。直接お話する出会いが与えられたのは2010年秋、東京工業大学での講演会「わたしの子役時代」でしたが、2013年からは神保町の「銀漢亭」で月1回開催の「俳句 . . . 本文を読む
*ウィリアム・シェイクスピア原作 テキスト/1886年(明治19年)河島敬蔵『春情浮世の夢』、1904年(明治37年)小山内薫脚色 日本橋真砂座上演 西村俊彦演出 井上優構成 配信URLはこちら 11月13日生配信(1,2,3,4,5,6,7) 本作は大学創立140周年記念の特別公演として、10月に群馬県と宮城県での上演が企画されていたものである。コロナウイルス感染拡大の影響で中止を余儀なくされ . . . 本文を読む