因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

2021年5月の気になる舞台と俳句の予定

2021-05-01 | 日記
 4月25日に発令された緊急事態宣言によって、舞台の中止や延期が相次いでいます。出口が見える気配はなく、いっそう不安が募りますが、再会を期する公演を含め、以下今月の予定です。*演劇集団円公演 マーティン・マクドナー作 寺十吾演出『ピローマン』→来年3月に延期が決定。意識したわけではないが、いくつかの座組で観たこともあり(2013年名取事務所、2018年Triglav)、これまでマクドナー . . . 本文を読む
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劇団民藝公演 『どん底-1947・東京-』

2021-04-14 | 日記
*マキシム・ゴーリキー原作 吉永仁郎脚本 丹野郁弓演出公式サイトは こちら 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA 18日まで コロナ禍のために、直前で延期となった劇団創立70周年公演が満を持して開幕した。劇団機関誌「民藝の仲間」掲載の出演者の対談や劇団のyoutubeチャンネルのインタヴューいずれも、稽古の最終日に延期が決まったときの喪失感や、1年を経て新たに得た気づきや温めてきた思い、1 . . . 本文を読む
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文学座自主企画公演 岸田國士フェスティバル『岸田國士恋愛短編集』

2021-04-10 | 日記
*岸田國士作 鵜山仁監修 公式サイトはこちら 信濃町/文学座アトリエ 文学座オフアトリエ企画のドラマティック・リーディング『SEVEN・セブン』と交互上演 16日まで 昨年、政府によるイベントの自粛要請で延期を余儀なくされた企画が1年を経て実現した。文学座アトリエの会との連動企画作品で、岸田の短編3本を女性演出家(という書き方はもう古い?)が披露する。 ◇『恋愛恐怖病』(小原まどか演出)  本作は . . . 本文を読む
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2021年1月気になる舞台と俳句の予定

2021-01-01 | 日記
 明けましておめでとうございます。毎年楽しみにしている新春浅草歌舞伎中止の報に気落ちしましたが、感染拡大が一向に収まる気配のない状況では納得せざるを得ません。どの劇場、どの公演でも大変な努力を重ねて感染予防対策をしておられ、自分もいっそう気を引き締めて劇場に向かいたく思います。*二兎社公演44 永井愛作演出(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11)  『ザ・空気 ver.3 そして彼は去っ . . . 本文を読む
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語りと音楽による「夢十夜 全作品」改訂版

2020-11-28 | 日記
*森の音舎主催 早稲田奉仕園 スコットホール 28日13時、16時 夏目漱石作 岩間麻里作曲(森の音舎) 俳優の新井純と高橋和久が、森反ナナ子(ピアノ/森の音舎)、安倍由美子(ヴァイオリン/同)、紫竹芳之(笛・尺八・鳴り物、第二夜の作曲)の奏でる音楽と共に、夏目漱石の「夢十夜」全10編を語る。主催の「森の音舎」は、音楽家、彫刻家、服飾家などによるグループで、今回の当日リーフレットによれば、「器楽ア . . . 本文を読む
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