因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

2020年因幡屋演劇賞

2020-12-31 | お知らせ
 今年も因幡屋演劇賞のお知らせをお届けできることに感謝します。*Triglav 3rd works マグカルシアター参加・・・1月観劇 ジョン・スタインベック原作 中西良介翻訳 新井ひかる演出『ハツカネズミと人間』 見終わってすぐ、「因幡屋演劇賞に決定」と心のなかで快哉を叫んだ。2020年の最初の観劇にして断トツの1本と断言できる舞台に出会えたとは、何と幸運で幸福であろうか。このあと世界がどう変容 . . . 本文を読む
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11月後半観劇の覚書 ウテン結構&燐光群

2020-12-30 | 舞台
 以下2本は11月後半観劇の記録です。覚書にてご容赦を…。*燐光群公演坂手洋二作・演出『拝啓天皇陛下様』 公式サイトはこちら 座・高円寺1 11月22日終了  小説『拝啓天皇陛下様』は野村芳太郎監督・渥美清主演で映画化もされた棟田博の代表作だが、坂手洋二は棟田と遠縁にあたり、本作の劇化を長く暖めていたという。この小説が大変おもしろい!簡潔で淡々とした文体から現場の空気が伝わり、棟田自 . . . 本文を読む
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劇団民藝公演 『ある八重子物語』

2020-12-26 | 舞台
*井上ひさし作 丹野郁弓演出 公式サイトはこちら 東京芸術劇場シアターイースト 27日終了 賑やかな12月の日本橋・三越劇場を訪れるのは毎年の楽しみであったが、今年は東京芸術劇場での上演となった。初の民藝+こまつ座提携公演であり、有森也実が客演することも話題である。ひとつ置きではなく、座席を全て使用しての上演は11月の文学座公演『五十四の瞳』以来か。 本作の初演は1991年11月、水谷八重子十三回 . . . 本文を読む
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演劇集団円✕シアターχ提携公演『光射ス森』

2020-12-25 | 舞台
*内藤裕子作・演出 公式サイトはこちら シアターχ 27日まで 林業を営む奥居家が物語の舞台である。中央に大きな座卓がどっしりと置かれ、家族はそこで筍ご飯や味噌汁を味わい、酒を酌み交わす。下手にはガラス戸に「奥居林業」と書かれた玄関、事務机、来客用のソファとテーブルがあり、上手にはひと休み用らしき空間があって、住居と仕事場が渾然一体となった家屋の様子がうかがえる。 green flower . . . 本文を読む
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オペラシアターこんにゃく座 『森は生きている』

2020-12-22 | 日記
*サムイル・マルシャーク原作(湯浅芳子訳による)林光台本・作曲 大石哲史演出 公式サイトはこちら 川崎市/多摩市民館大ホール 12月22日15時、19時上演(1,2,3,4,5,6,7,8)「こどもからおとなまで楽しめる こんにゃく座の代表作 満を持しての地元・川崎市多摩区公演!」公演チラシ記載の通り、川崎市の企業や社団法人、教育委員会、文化財団、商栄会など、さまざまな協力や後援に支えられて上演が . . . 本文を読む
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