*加納朋之(文学座)作・演出 公式サイトはこちら 中目黒キンケロシアター 12月1日終了 「演劇集団プラチナネクスト」とは、文学座が2009年開設した40歳以上を対象としたシニア向けの俳優養成コース「プラチナクラス」の卒業生が2010年4月、同座の演出家である西川信廣をアドバイザーとして旗揚げしたものである(この夏『サクラノソノ』を上演した演劇集団「シックスセンス」の母体)。自分は2011年秋に . . . 本文を読む
*堀川惠子原作「戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と『桜隊』の悲劇」(講談社文庫)公式サイトはこちら シライケイタ脚本 松本祐子演出 東演パラータ 28日まで ノンフィクション作家・堀川惠子による原作は、早稲田大学演劇博物館の倉庫から発見した演出家・八田元夫の膨大な遺品を基に、関連の地に足を運んで関係者の証言を丹念に聞き取り、「圧倒的な筆致」(講談社文庫腰巻のキャッチコピー)で描いた渾身の作 . . . 本文を読む
*土屋理敬作 秋葉舞滝子演出 公式サイトはこちら 下北沢「劇」小劇場 24日まで 2002年春に上演された演劇集団円による舞台は、今でも心に残っている。17年ぶりの再会だ。当ぶろぐの土屋作品観劇記録はこちら→1,2,3,4,5
ある出版社の小さな一室が舞台である。上手の壁には「平成14年 第18回きつつき賞受賞式」の看板が掲げられており、本作初演の平成14年、つまり2002年当時 . . . 本文を読む
*デイヴィッド・グレッグ作 谷岡健彦翻訳 瀬戸山美咲演出 公式サイトはこちら(演出にあたってのインタヴュー記事)瀬戸山美咲作品(演出のみ含め)観劇の記録→(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22 ,23、24,25,26,27,28,29)
本作は、2011年7月22日、ノルウェーのオスロとウトヤ島で77人が死 . . . 本文を読む
公式サイトはこちら 25日まで 歌舞伎座 1年のうちでも、顔見世は特別な雰囲気がある。ベテラン勢が豪華に揃い、襲名披露があったりすれば尚更だ。といって派手一辺倒ではなく、地味だが心に染み入る物語もあり、楽しみな月である。夜の部の観劇記録を書き留めておきます。*「鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)」より「菊畑」 中村梅玉の部屋子であった中村梅丸が正式に養子となり、このたび初代中村莟玉 . . . 本文を読む