因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

日本のラジオ 『ゼロゼロゼロ』

2016-04-30 | 舞台
*屋代秀樹作・演出 公式サイトはこちら スタジオ空洞 5月1日で終了 (1,2,3,4) 昨年の夏あたりから屋代秀樹の作品を続けて見る機会が与えられ、三澤の企画『マリーベル』と同じ池袋のスタジオ空洞ということもあり、屋代の劇世界に心身が馴染んでいる感覚がある。 「からだも/こころも/おもいでも/ぜんぶないということが/あるのだ」公演チラシのコピーである。ひらがなの淡々とした表記だが、詩的で謎めい . . . 本文を読む
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文学座4月アトリエの会 『野鴨』

2016-04-29 | 舞台
*ヘンリック・イプセン作 原千代海翻訳 稲葉賀恵演出 公式サイトはこちら 信濃町/文学座アトリエ 30日で終了 来年創立80周年を迎える文学座において、1940年、試演期間を経て"公演"と称す る1本目の演目が近代演劇の確立者と言われるイプセンの『野鴨』だったというから、原点回帰とも言える演目であり、古いものを古いままではなく、新鮮な舞台として現在の観客に届ける企画であると考える。『野鴨』といえば . . . 本文を読む
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Ring-Bong 第6回公演『名も知らぬ遠き島より』

2016-04-23 | 舞台
*山谷典子作 藤井ごう演出 公式サイトはこちら 座・高円寺1 24日で終了  Ring-Bong(リンボン)は、文学座の俳優・劇作家の山谷典子の戯曲を上演するユニットで、2011年3月の旗揚げ以来、「日本が持つ忘れてはならない歴史、また、今も抱え続ける問題に焦点を当てた作品を上演」している(公式サイトより)。今回は第2回公演で初演された作品が、配役、演出を一新して再演の運びとなった。自分はこれが初 . . . 本文を読む
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シス・カンパニー公演 『アルカディア』

2016-04-15 | 舞台
*トム・ストッパード作 小田島恒志翻訳 栗山民也演出 公式サイトはこちら 4月30日までシアターコクーン 5月は大阪・森ノ宮ピロティホール 『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』、『リアルシング』、『ロックンロール』など、イギリス演劇界を代表する劇作家トム・ストッパードの最高傑作との呼び声が高いという本作は、1993年のイギリス初演以来、日本でも長らく上演が待ち望まれてきたとのこと。堤真一 . . . 本文を読む
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劇団民藝公演 『二人だけの芝居-クレアとフェリース-』 

2016-04-12 | 日記
*テネシー・ウィリアムズ作 丹野郁弓翻訳・演出 公式サイトはこちら 東京芸術劇場 シアターウェスト 21日まで その後茨城県水戸市、千葉県市川市を巡演。(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21)  『叫び』のタイトルで推敲が重ねられたテネシー・ウィリアムズの作品が本邦初演の運びとなった。女優クレアに奈良岡朋子、彼女の弟で . . . 本文を読む
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