因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

椿組2017年春公演『始まりのアンティゴネ』

2017-02-28 | 舞台
*瀬戸山美咲(ミナモザ)作・演出(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22 ,23、24,25) 公式サイトはこちら 下北沢/ザ・スズナリ 3月5日まで  『アンティゴネ』はギリシャ神話に登場する王女であり、ソフォクレスによる悲劇でよく知られている。オイディプス王の娘、ということはその母(同時に祖母)はイオカステ。本人の責任は . . . 本文を読む
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追加しました!2017年3月の観劇予定

2017-02-28 | お知らせ
 2月末から3月はじめが怒涛だわ…と思っておりましたら、中旬以降もなかなか怒涛であります。第一に健康が守られること。そして年度末の仕事もきちんと収め、芝居もしっかり見て、句会にも出席できますように。欲張りすぎかな?すでに予約済みのものだけでなく、注目の舞台も合わせてご紹介いたします。ご参考までに。 *九十九ジャンクション (1,2,3)第4回公演『赤い金魚と鈴木さん~そし . . . 本文を読む
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第1回高円寺K'sスタジオプロデュース『ピンクミスト』

2017-02-26 | 舞台
*オーウェン・シアーズ作 吉田真理/日下論翻訳 高円寺K'sスタジオ演出 第1回高円寺K'sスタジオプロデュース 公式サイトはこちら 26日で終了 この公演の大きな特徴はふたつある。まず第一に、イギリス・ウェールズで注目を集める詩人であり劇作家のオーウェン・シアーズによる詩劇が初翻訳、初演される点。第二に、会場である高円寺K'sスタジオが、俳優であり、シナリオライターでもある日下論が俳優仲間と二人 . . . 本文を読む
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劇団民藝稽古場公演 『をさの音』

2017-02-25 | 舞台
*三好十郎作 渾大防一枝演出 公式サイトはこちら 劇団民藝稽古場内スタジオM 27日まで タイトルは、「おさのおと」と読む。「をさ」とは「筬」であり、機織り機の部品のひとつで、経糸(たていと)の位置を整え、打ち込んだ緯糸(よこいと)を押して、さらにしっかりと定位置に収めるのに用いられる。竹または金属の薄片が櫛のように並び、枠がついている。画像はこちら。  当日リーフレットに掲載の演出・渾大防一枝 . . . 本文を読む
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タイ・インドネシア・日本共同プロジェクト2015-2017 『Oceans Blue Heart』

2017-02-25 | 舞台
*公式サイトはこちら 作 翻訳 鈴木アツト(劇団印象 1,2,3,4 5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21) STORE HOUSE Collection No.9「アジア週間ー「私」なるものをめぐってー」において、3本の舞台が連続上演される。この日はそのトップを飾るタイの演出家ニコン・セタンの呼びかけで、日本、インドネシアを交えた新 . . . 本文を読む
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