いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

父になる

2019-10-16 11:41:11 | パパと呼ばれて〜親バカデレデレ日記
本日、10月16日午前11時41分、
我が家に待望の長男が無事、誕生しました。
私もとうとう人の親となりました。
今日のこの日付は一生忘れられないものになるでしょう。
何もかもが想像していた範囲をはるかに超えていました。

母や祖母から繰り返し聞かされてきた話なんですが、
僕が生まれた時は、
「真っ黒でふさふさな髪の毛、手のひらは思い切りパーで、ひらひらさせながら」
で、大学病院のたくさん並ぶ赤ちゃんの中でもすぐにわかったそうです。

そして44年後の今日、まったく聞いていたそのまんまの赤ん坊を見ました(笑)。
こういうことかーDNA…と深く納得した次第です。
赤ん坊ながら指とか耳とか似ているパーツがあって、なんとも感慨を深くしています。

2時間か、3時間か、ずっと眺めてました。
目の前にいるこの子に至るまでの何かがひとつ欠けても、
この子はこの世に出てこられなかったんだ…などと考えていたら、
いつの間にか目が潤んでしまいました。
自分でもビックリしました。
何とも形容しがたい気持ちです。
こんな情動があるのかと。
親になるとはこういうことなのかと。

そして小さな手をひらひらさせて、あらん限りの声で泣き、
まだ開くか開かないかの細い二重まぶたをぷるぷるさせている。
そんな姿を見ていたら、理屈じゃなくてただただ
「この子を死なせてたまるか」という気持ちになりました。
病気や事故、ましてや犯罪や戦争の犠牲になんかさせてたまるかと。
家族親類みんなの希望を受けてこの子は生まれてきて、
この小さな体を懸命に伸ばして、これから生きていく。
それをどこかの誰かの利害や体面のために、
くだらない争いなんかに巻き込まれて命を落とすなんてことがあってたまるかと。
子供の顔を見ているだけで、自然とそんなことを考えていました。

親バカになるかも知れません、過保護になるかも知れません。
それでも虐待・ネグレクトなんかより数兆倍マシでしょう。
教育業に従事しながら、子育ての正解なんて僕にもわかりません。
でも少なくとも、愛情たっぷりに育ててやろう、
いつでもどんな時でも必ず味方になって守ってやろうと思ってます。
それはまんま、僕の母の在り様でもあり、母から受け継いだ魂でもあります。

さて、これから名前を決めるという大仕事が…。
職業柄、国語の先生なりのこだわりということもありますが、
無数の教え子たちの名前が浮かび、カブらない縛りがキツいです(笑)。
僕自身、名前では本当に得をしたなあ…と思ってますが、
これを超える名前となるとなかなか…。
いくつか候補はあるんですが、決めかねています。
これから我が子の顔を見てじっくり絞っていきます。

さあ、「父」を始めようか!
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