いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

客も人なり店員も人なり

2016-09-24 23:20:11 | 超・いぶたろう日記
コンビニの支払いでバレる「人としての器量」 イヤホンしたサラリーマンは最悪!?

僕のコンビニバイト経験は長い。
高校のときに1年セブンイレブン、浪人の時に半年ローソン、
大学3年からはバンド活動のかたわら29歳までファミリーマート。
なんと累計9年だ。
清掃、レジ打ち、品出しから、発注、在庫管理、シフト・マニュアル作り、
バイト面接までやった。バイトなのに(笑)。
後半はオーナー店長がほとんど店にいなかったから、
あらゆる仕事を肩代わりしてたんだけど、
今になって思えばあの時期に色々とつぶしの利くスキルを身につけたなと思う。

さておき、コンビニには本当に色んなお客が来る。
お客を色分けするとしたら、傾向としては、まあほぼこの記事の通り。
お店のロケーションにもよるだろうけど、
都心のオフィス街にあった僕の店での個人的な体感としては、
90%が透明な(普通の)お客さん。
5%くらいがそれぞれ白い(優しい)お客と、
黒い(イヤな)来店者。お客と呼びたくない層ね(笑)。

この記事では触れられていないけど、
いわゆるガテン系でも見た目通りに粗暴な人、偉そうに怒鳴る人も少なくないのよね。
平気で散らかしてったりもするし。
それでも黒い層の95%はサラリーマンのオッサンと言わざるをえない。

感じの良いお客さんももちろんいるよ。
だいたい近所の常連のおっちゃん・おばちゃんだけど。
あとは常連のタクシードライバーとか声かけてくれたなあ。
真空管搭載のジャズタクシーのドライバーがよく寄ってくれて、
僕らがバンドマンだと知って、色んなジャズの名盤をCDに落として持ってきてくれたりもした。

でも、サラリーマンで印象に残るような感じの良いお客さんは一人もいない。
ほとんど透明、あとはたま〜にヤナ感じの人。
僕の根深い、そして今に至るも隠しおおせない、
いわゆるサラリーマン・会社嫌い(という偏見)が醸成されたのは、
多分には持って生まれた自分の性向だけど、
ここを中心としたバイトでの経験も大きいだろうと思う。
定食屋のホールとか、弁当の出前とかもやったけど、
なぜかきまって店員を奴隷かなんかと勘違いしている人が居るんだよね。
声をかけても顔見ない、「お前」当然の上から口調、無視・無言は当たり前、
気に入らないとすぐ怒鳴る。
社内ではそれが当たり前なのかもしれないが、社外に持ち出すその感覚がサムイ。
何様だか知らないが客だからそれが当然なんて、人としてどこかおかしいと思う。

某財閥系の会社案内「ファクトブック」の編集補助のバイトやったときも、
訂正やら確認やらで色んな系列有名企業に電話したけど、
丁寧なのは受付だけで、担当者は大概高飛車で、そのたんびにイヤ〜な思いした。
もう20年以上前のことだから、いまは違うのかもしれないけど、
あれはもう決定的だったな〜。
いまだにあの系列の製品買わないもんな〜(笑)。

現役ばりばりのバンドマンだった昔は本当にアンチサラリーマンだったけど、
さすがに40も過ぎたいまとなっては、サラリーマンみんながそうだとは思わないし、
会社勤めの真似事も経て逆にサラリーマンの気持ちだってよくわかる。
何よりいわゆるサラリーマンに限った話でもないとはもちろんわかってるけど、
所属している組織の大小だけで人間を測るようなヤツはろくでもないし、
それによって態度をコロッコロ変えるようなヤツはどうしても軽蔑せずにいられない。

賢く付き合えとかってよく言われたけど、
バカで上等、損して結構、イヤなヤツはとにかくイヤだ、
そんな流儀で生きているのでしょうがない。
それより何より、自分は絶対にそういう人間になりたくない。

ということで、僕はいまでも基本、
買い物でも食事でも店員さんには丁寧に接することにしている。
特にコンビニ店員には格別に(笑)。
出入りの業者さんにも、必ず席を立って挨拶するし、お礼も言う。
暑い日には冷たいドリンクくらい差し入れる。
それだけのことで、お互いどれだけ気持ちよく仕事できるかって。
何かとよくしてくれるようにもなるし、いざというときにも助けてくれるしね。

やっぱり理屈以前に人間対人間。
僕のよく行くコンビニでも、
店員さんの「感じイイお客リスト」に入れてもらえてると良いなあ。
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