いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

かぶんじょうがびどいんでず

2003-03-19 03:58:22 | Rebirth歴史資料館
気がついたら江坂のサウナにいた。
昨日意識朦朧としながらも移動してきたRebirthの定宿だ。
早めに目が覚めたのでひとっ風呂浴びて、
前回ここの食堂で食べてあまりのおいしさに感動した牡蠣フライ定食を食べる。やっぱりうまい。
やがてお昼頃宿を出て、一路心斎橋のスタジオへ向かう。
この日はなんとツアー先にもかかわらず、リハ。
シングル曲のレコーディングが近いのでその細部を煮詰める作業があるのだ。頑張ってるでしょ?
4時間のリハを終えると、なかなかのものが出来上がっていた。
しかしそれらを収録した肝心のMDを俺ったらスタジオに忘れてきたんである。
「この曲はね、つまりね、signalはみんなの胸の中にあるんだよ!そういう曲なんだよ!」
と訴えるも却下。半殺しにされるかと思いました。

リハ後、俺の親父にチラシを置いていこうと、毎日放送によった。
アポ無しで守衛に親父の名前を告げて、親父の番組のスタッフに来て頂き、色々とお話をした。
親切にもスタッフ氏は親父の携帯番号を教えてくれた。
奴と来たら昨夏に俺が連絡とって会いに来たのがよほどうざかったのか、番号変えて知らんぷりだったのだ。
冷凍マグロより冷たい男だ。そこで親父に電話。うざったそうな声。とりあえず近況を報告。
昨夏の時点ではバンドなんかやめろ一辺倒だった親父も、Rebirthの近況を聞き、やや態度を軟化させた。
素直に褒めるか喜ぶかすればいいのに、調子に乗るなと俺を一喝し、親父風を吹かす。
可愛くない。面倒くさくなってきたので適当に切り上げ、京都へ向かった。

ここで俺の花粉症が劇的に悪化。
関西に来てからどうもひどいなとは思っていたが、山の多い北に向かうにつれて顕著にその傾向が現れてきた。
鼻がコンクリで固めたかのように完全にふさがり、息が出来ない。
口で息をすると気管や喉に炎症がおこり、ために咳が止まらない。薬も効かない。
薬の副作用と鼻づまりで意識がもうろうとする。
鼻の奥と喉の間に膿がたまり、溺れて鼻に水が入ったときの激痛が延々続く。
花粉症になって20年だが、こんなに酷いのは生まれて初めてというくらいの苦痛だった。
この夜、京都で関係者打ち上げが行われたのだが、俺はといえばもう楽しむメンバーを横目に一人グロッキー。
途中退席して機材車で寝るも、息苦しくてたびたび目が覚める。
花粉症の苦しみはなった人にしか解らない。この日は本当に地獄だった。

打ち上げ後、近くの宿へ。
どうにも体がだるいので風呂上がりにマッサージを頼む。と、これが正解だった。
熟練のマッサージ師が呆れるほど全身かっちこちに張っていたのだが、小一時間のマッサージで生き返る思いがした。
しかも首のつぼを刺激されたことで鼻も少し楽になったのだ。
この日の夜はかなりリラックスして寝られた。これがあったからツアー最終日まで持ったとも思える。
マッサージ料金も3500円とお手頃。
ボーカルパートは自分が楽器、みんながそれぞれの楽器にかけているメンテナンスや弦などの費用に比べれば安いもんだ。

明日は初めての京都ライブだ。
京都人は東京人に冷たいというが…。どこまで挑めるか。
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