ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

木枯らし1号が吹いた日の景色ー神社とすすき

2017年10月31日 04時54分13秒 | Weblog
         

         

 30日(月)、気象庁は近畿地方に木枯らし1号が吹いたと発表しました。冷たいとまでは感じませんでしたが、強い北風が吹きました。
 朝、忠魂碑から佐保神社への参道を歩いていると、朝日に瑞神門が映えていました。つい3週間前には賑やかに秋祭りが行われたばかりというのに、一気に秋が深まったという感じでした。大ケヤキの葉が茶色に色づいています。
 夕方、嬉野台地の西端近く、出雲大社教社分院から細い道を山国へと走っていると、ススキの一群が白い穂を揺らしていました。車を降りて、西に傾いた夕日に向かってシャターを押しました。白いススキが黄金色に輝いて見えました。嬉野の秋景色です。
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上鴨川住吉神社神事舞ー神戸新聞一面を飾る

2017年10月30日 05時29分07秒 | Weblog
 

 台風接近の日曜日、うっとうしい気分で迎えた朝、その気分を一変させてくれたのが、神戸新聞の一面でした。加東市上鴨川の住吉神社の神事舞の写真とともに「闇夜に浮かぶ中世の舞」の見出しで大きく掲載されているではありませんか。神戸新聞の「新五国風土記」の第3部祭礼の大河、北播磨、東播磨の加古川流域の祭礼や風習、食を訪ねるシリーズの第1回として紹介されたものでした。3面には一面にわたって、「集落一丸で守る宮座」のことが写真とともに詳しく紹介されています。
 毎年宵宮には、この神事舞を見るのが楽しみで訪れていますが、今年は自分の地域の佐保神社の宵宮と重なってしまい残念ながら見ることができませんでした。しかし、こうして、兵庫五国の貴重な宝として新五国風土記に取り上げられ、あらためてその価値を広く県民、読者に知ってもらうことができました。
 この歴史ブログでも毎年祭りのようすを紹介してきました上鴨川住吉神社の神事舞は、昭和38年(1963)に兵庫県の重要無形文化財に、そして、45年には国の無形文化財、52年国の重要無形民俗文化財に指定されている貴重な民俗芸能です。また、本殿は昭和35年に国の重要文化財に指定されており、創建は鎌倉時代で、その後室町時代に再建されたという古い歴史を持ち、昭和45年(1970)に解体修理が行われました。昨年、46年ぶりに保存修理が行われました。「中世の記憶」を今に継承している上鴨川住吉神社の神事舞。神戸新聞を読んで居られない皆さんにはぜひご一読いただきたいと思い、今日は紹介しました。。この歴史ブログでもご覧ください(ふるさと加東の歴史再発見 上鴨川住吉神社 神事舞 で検索)
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雨に濡れながら加東市秋のフェスティバル

2017年10月29日 05時28分24秒 | Weblog
 

 

 28日(土)、加東市役所駐車場、隣接のステラパークを会場にして「加東市秋のフェスティバル」が開催されました。
 先週に続いて台風の影響で雨になってしまいました。それでも会場には、菊花展をはじめ、100店余りの特産物や体験、飲食ブースが並び、訪れた多くの人が楽しみました。
 消防団のコーナーでは、ヘルメット、防火服を身に付けて金屋谷池に向かって実際に放水を体験していました。また、ボランティア団体の昔遊びコーナー、家エコ診断アンケート、ハロウィーンの仮装体験、自衛隊の制服写真、釣り体験など、少々の雨も気にせず楽しむ姿が見られました。写真の緑の麺は三草茶うどんです。
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秋の嬉野・三草山-兵庫教育大学

2017年10月28日 05時43分51秒 | Weblog
 

 27日(金)の午後3時頃、加東市下久米にある兵庫教育大学に行きました。用事は構内の丸善書店でしたが、その書店の東の窓いっぱいに少し色づき始めた三草山の姿が見えました。この窓を額として見える三草山はいつも雄大なのです。
 構内の木々も色づき始めています。今日は青空が広がり、秋の日に映えて光っていました。嬉野高原の秋がやってきているのを実感しました。
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朝、街で出会った紅白

2017年10月27日 05時19分47秒 | Weblog
 

 台風21号が接近しつつあった21日(土)の朝、ウォーキングで社のまちを歩いていると、近所の家の塀の上に咲いている白い花が目に入りました。椿?白い花びらのふちが薄いピンクにそまっているのもありました。緑の葉と白い花。清楚という言葉がぴったりの白とピンクの花にカメラを向けてシャッターを押しました。
 佐保神社の参道では、ピラカンサの赤い実、南天の鮮やかな赤い実と出会いました。この日は曇っていて雨が降り出す直前でしたが、白と赤、まさに朝から紅白に出会ったいい朝になりました。
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郷土の歴史と人物に包まれて-東条西小学校

2017年10月26日 09時07分39秒 | Weblog
 オープンスクールや行事などで学校を訪れる機会がよくあります。子供たちの学習や活動のようすを見るのが目的ですが、学校の中には、その学校の歴史の厚みを感じさせるものがあり、その出会いも楽しみの一つです。
 24日に訪れた加東市立東条西小学校の校長室には「本能に返れ」と書かれた大きな額がかかっていました。西田校長から東条ゆかりの書家である上田桑鳩の書だと教えていただきました。校長室にはもう一つ「澄」と一字が書かれた額もかけられていましたが、この字は校長先生から教えてもらわないと読めない字でした。
 西小の校庭には大きな創立百周年記念の石碑が建てられており、校歌が刻まれています。作詞は郷土、東条出身の詩人坂本遼、作曲は元東条町長の井沢文太郎でした。郷土の詩人と音楽家によって作られた校歌。歌詞の中に「たんぽぽ」が入っていました。坂本遼の代表である詩集「たんぽぽ」を思い出しました。
 西小にはこのブログでもよく紹介してきた二宮金次郎像があります。築山に台座なしに直接立っている金治郎像は珍しく、子供が後ろから金治郎の読んでいる本をのぞくことができます。
 その西小の子供達はタブレットを手にしてデジタル教科書で勉強していました。
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台風一過の庭にヒヨドリが鳴く

2017年10月25日 09時27分34秒 | Weblog
 台風21号が去ったあと、庭の柿の木の葉はほぼ全部吹き飛ばされてしまいました。今年は生っている実も少ないのですが、ヒヨドリが来るようなっています。台風のあと、明るく晴れた空の下、ピーピーという鳴き声がしたので庭に出てみると、いました。塀の向こうの桜の枝にとまってしきりに鳴いていました。その後、柿の木に飛び移り、木に生えた苔か、虫をついばんでいるようにも見えました。台風の間、どこにいたんでしょうね。
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台風で倒木-河高住吉神社

2017年10月24日 06時31分39秒 | Weblog
 台風21号は雨と強い風が特徴でした。北からの強風のために加東市内でも木が倒れたり、折れた枝が散乱するなどの被害が出ました。
 このうち、河高地区では加古川右岸、福田橋西詰にある住吉神社境内の木が根こそぎ倒れ、本殿の北側の小宮の屋根に折れた幹が倒れかかりました。境内西側に並ぶ大木の一番北側の木で強風にまともに受けたのでしょう。
 住吉神社は室町時代の創建と伝えられる由緒ある神社です。以前は県指定文化財の石鳥居が倒壊し再建されたこともありますが、今回は倒木被害でした。
 倒木被害といえば、室生寺の五重塔が倒木で被害を受けたことが記憶にありますが、神社には鎮守の杜があり大木が植わっています。普段は神社を守り、人々の心に憩いと安らぎを与えてくれる神社の木々も台風という自然の猛威には勝てないこともあるということをあらためて思わされました。しかし、立ち寄られた地区の方が、午後から(人が)寄って片付けをすることになっている、と話しておられました。自然の災害にも負けず乗り越えて神社を守っていくのも地区の人々であるということです。倒木に台風一過の明るい日が射していました。
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台風接近の朝の河高コスモスまつり会場

2017年10月23日 06時03分03秒 | Weblog
 

 22日(日)、8時過ぎ、加東市河高のコスモスまつり会場に行きました。前日に台風接近のため中止という連絡を受けていましたが、100万本のコスモスを見ておかねばと車を走らせました。
 まだ雨はそんなに降っていませんでしたが、加古川右岸の堤防に近いコスモス畑には時折り強い風が吹いていました。犬の散歩をする人以外に誰もいません。
 加古川を跨ぐ水道管も播磨高野の五峰山も雨と低く垂れた雲で霞んでいます。風に揺れるコスモスの花もくすんだような色合いでした。
 毎年楽しみにしている河高のコスモスまつりです。脳裏には秋の光をいっぱいに受けて輝いているコスモス畑が浮かんでいます。来年を楽しみにしています。
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懐かしの社保育園-昭和30年代はじめ

2017年10月22日 05時48分21秒 | Weblog
 

 この写真は昭和32、3年頃の社保育園(当時の社町立社保育園、現加東市立社こども園の前身)の遠景と園庭の滑り台でポーズをとる園児です。
 当時、社保育園は社小学校に隣接してありました。家から300メートルほどの所にあり、学校道とよばれる真っ直ぐな道を歩いて通園していました。
 60年ほど経った現在、この学校道で社小学校に通う子供達の登校見守りに立っていますが、年月の経過とともに街や学校の風景もずいぶん変化しました。変わらないのは道がまっすぐに社小学校まで延びていることです。

 
 
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台風前の晴れ間-佐保神社と三草山

2017年10月21日 05時28分34秒 | Weblog
 

 20日(金)の夕方、空は青空が広がっていました。台風が刻々と本土に向かって北上しているとは思えない上天気でした。雨続きの中で、秋の日に映える郷土の景色が美しく見えました。
 加東市社の佐保神社前の交差点から色づき始めたケヤキの大樹や境内の桜の木の間に佐保神社の拝殿、本殿が見えます。この交差点には「社」の一字が書かれた標識がかけられています。まさに佐保神社のお社、そして、その門前町、宿場町として栄えてきた社を象徴しているようでした。
 もう一枚の写真は、京、丹波と播磨、西国を結ぶ国道372号、丹波道の旧道近くの道路から撮った三草山です。ちょうど西に傾き始めた日を受けて、山全体が明るく映えていました。手前の塔は、日本標準時、子午線の東経135度が通過している(西に150メートル地点)ことを示ています。いわば日本の「時」の軸を今まさに通り過ぎようとしているということです。もちろん車は脇に停車しての撮影しました。
 何でもない景色ですが、ちょっと立ち止まり、よく見るといろいろ語りかけてきます。それが楽しみの一つでもあります。
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曇天下、桜の枝にシジュウカラ

2017年10月20日 06時02分23秒 | Weblog
 

 19日、朝から雨が降って暗い朝でした。雨が一旦止んだ庭に出てみると、シジュウカラが桜や柿の木の枝を渡って飛んでいました。
 つがいで来ています。さっそくカメラを構えるのですが、細かく動き、じっとしていないのでなかなか撮れません。桜の枝の天辺にとまった瞬間、枝に飛び移った瞬間をとらえました。曇天の薄暗い中でしたが、今朝はシジュウカラに出会えてよかったと思いました。
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秋-ヒヨドリ、柿、コスモス

2017年10月19日 05時54分49秒 | Weblog
  

 18(水)、久しぶりに朝、日がさす中を歩きました。子供達も今日は傘をささずに登校していきました。
 田圃ではこの日を逃すまいと、一斉にコンバインが出て稲を刈る光景が見られました。わが家の庭には柿が色づいています。去年は生り年でしたが、今年は数えられるほどしか生っていません。その柿を毎朝ムクドリの一団が食べにくるのですが、今朝は鳴き声が違うなと思って見回すと、ヒヨドリでした。朝日を受けて仲間を呼んでいるのか、鳴いていました。
 県庁からの帰り道、すでに曇ってはいましたが、加東市山国の県道脇のコスモスが風に揺れていました。明日から雨だから、今撮って、という声が聞こえてきそうで、車を止めて撮りました。だいぶ稲刈りも済んだようですが、まだ残っています。台風までくるという予報ですが、雨がうらめしい。
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もう一度佐保神社秋祭-太鼓屋台の勇姿

2017年10月18日 05時14分40秒 | Weblog
 

 

 10月7,8日に行われた佐保神社(加東市社)秋祭りの勇壮な太鼓屋台の姿を紹介します。
 佐保神社境内には、新町、上中、上組、下組の4台の屋台が伊勢音頭で宮入、4台練り、下向で勇壮な練りを披露します。これに先だって、社市街を4台の屋台が並んで巡行する光景も豪華で、沿道には大勢の人が出て迎えます。子供曳きも行われ、多くの子供が長い綱で屋台を曳く子や孫の写真を撮る家族で大人気です。宵宮では、門前まで出た上組、下組屋台が電飾に浮かび上がりました。
 もう一度その姿を紹介します。
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佐保神社で明神講秋季例祭

2017年10月17日 05時06分50秒 | Weblog
 16日(月)、佐保神社(加東市社)で明神講の秋季例祭が行われました。
 明神講は佐保神社の講社で、200年以上の歴史を持つ古い講です。昔は正月・5月・9月の年3回開講されていましたが、明治以降は春と秋の年2回開講されるようになったということです。
 雨の中、11時前から次々と講員が集まり、11時には拝殿に入場。神崎宮司によって祭礼が執り行われ、全員で大祓の詞を朗唱し、罪、穢れを浄めました。
 拝殿での祭りが終わり、社務所で直会が開かれました。講員は減少の傾向にありますが、新たに講員となる人もあって入れ替わりがありますが、こうして、春と秋の2回、拝殿で祭礼を行い、佐保神社とともに社の町の繁栄を祈願することに意義があると思っています。写真は神事が始まる前の拝殿から本殿を望んだものです。
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