ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

上中八幡神社境内の紀元二千六百年記念碑

2017年10月12日 05時56分35秒 | Weblog
 

 11日(水)、加東市上中(かみなか)の眼科まで、社から千鳥川に架かる明治橋を渡って川沿いに歩いて行きました。加東消防署前につきあたる手前に公園があります。すべり台などの遊具や公衆トイレも備えられ、川の流れが望める東屋もあるいい公園です。
 この公園は八幡神社の境内で、石鳥居、広場、その奥に玉垣に囲まれた八幡神社の拝殿、本殿があります。
 以前にもこの歴史ブログで、石鳥居(文化13年・1816建立)や拝殿前の石灯籠(天明2年・1782建立)、狛犬(天保12年・1841建立)、百度石(大正15年・1926建立)などを紹介したことがあります。その時にも玉垣の外側に立つ一本の石柱を紹介しましたが、あらためて写真とともに紹介します。
 この石柱は、昭和15年(1940)の紀元2600年を祝って地元上中の青年団が建立したものです。表には、「紀元二千六百年記念」と刻まれており、背面には「昭和十五年十一月十二日」「社町青年団上中支部」と刻まれいます。側面には建立者等の名前が刻まれているようなのですが、判読しにくい状態です。
 今年は紀元(皇紀)2677年にあたります。この記念碑も77歳になりました。当時の青年団員はもう90歳、100歳代になっておられるのでしょう。
コメント
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