平成30年(2018)、兵庫県は150周年を迎えます。県では150周年の事業が企画されています。県議会でも議員からこの機会に「県民の日」を制定してはどうか、といった提案も出されています。
ところで、兵庫県の歴史を遡ると、そのはじめ兵庫県が設置されたのは、明治元年(1868)の5月23日というところになります。
但し、この時点で兵庫県となったのは兵庫裁判所(外国人居留地の事務を処理する役所、兵庫鎮台が改められもの)の管轄する旧幕府領地で、今の県内に点在していました。加東市域の旧幕府領、すなわち兵庫裁判所の管轄地が裁判所の廃止、兵庫県の設置で兵庫県の管轄となったわけです。
この兵庫県が第一次兵庫県とよばれているものです。初代県知事には伊藤俊介(博文)が任命されました。
明治4年7月に廃藩置県が行われ、今の県域にあった32藩はそれぞれ県になりました。三草県、小野県、姫路県、鶴舞県、古河県などがそうです。そして、同年11月にはこれまでの県をすべて廃止して、兵庫県、姫路県、豊岡県、名東県(淡路)に分割しました。姫路藩はすぐに飾磨県へと名前が変わりました。社は飾磨県になり、12年には出張所が置かれています。その後、明治9年8月21日にさらに統合されて今の兵庫県が誕生しました。この時点から数えると、今年は140年にあたるわけです。
ところで、兵庫県の歴史を遡ると、そのはじめ兵庫県が設置されたのは、明治元年(1868)の5月23日というところになります。
但し、この時点で兵庫県となったのは兵庫裁判所(外国人居留地の事務を処理する役所、兵庫鎮台が改められもの)の管轄する旧幕府領地で、今の県内に点在していました。加東市域の旧幕府領、すなわち兵庫裁判所の管轄地が裁判所の廃止、兵庫県の設置で兵庫県の管轄となったわけです。
この兵庫県が第一次兵庫県とよばれているものです。初代県知事には伊藤俊介(博文)が任命されました。
明治4年7月に廃藩置県が行われ、今の県域にあった32藩はそれぞれ県になりました。三草県、小野県、姫路県、鶴舞県、古河県などがそうです。そして、同年11月にはこれまでの県をすべて廃止して、兵庫県、姫路県、豊岡県、名東県(淡路)に分割しました。姫路藩はすぐに飾磨県へと名前が変わりました。社は飾磨県になり、12年には出張所が置かれています。その後、明治9年8月21日にさらに統合されて今の兵庫県が誕生しました。この時点から数えると、今年は140年にあたるわけです。