現在、佐保神社は本殿の修理工事が行われています。工事のための大きな建屋が本殿を覆っています。
この写真は、私がまだ大学生だった昭和50年頃のものだと思います。帰省して撮ったものでしょう。何枚もの写真を切り貼りし合わせて全景が見えるようにしてアルバムに貼り付けたものです。
本殿の檜皮葺の屋根や拝殿の屋根瓦もだいぶ傷んでいるように見えます。今、拝殿は修理され、美しい屋根瓦になっています。
よく見ると、本殿の背後に民家が見えます。今はクスノキが茂る杜になっていますから、クスノキの樹齢もおよそ50年ぐらいなんでしょう。
氏神様の佐保神社。小さい頃は境内で遊び、ボーイスカウトの班集会も境内でした。中学の頃は秋祭りで学校対抗相撲大会に出場しました。そういえば、小さい頃の盆踊りはこの境内で行われていました。長じてからは秋祭りで太鼓屋台を担いで練りました。恵比寿講や明神講の神事、お祭りも講員として経験してきました。家庭を持ち、子供ができてからは、毎年正月2日には家族揃って初詣を重ねてきました。孫の七八三も佐保神社です。選挙の出馬の出陣式も5回を数えました。30年ぐらい続けているウォーキングでは佐保神社へのお参りをしています。振り返ってみると、まさに氏神様に祈り、守られ、感謝し続けているんですね。