ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

隣家の屋根にハクセキレイが

2023年04月30日 04時29分30秒 | Weblog
 


 29日(土)の午後、庭に出てみると、隣家の屋根の上の白いものが目に飛び込んできました。すぐにハクセキレイだとわかりました。
 ちょこちょこと道路や地面をあるく姿を見ますが、しばらくするとさっと飛び上がりました。その瞬間にシャッターを押して姿をとらえることができました。屋根から屋根へ飛び移りました。飛ぶ姿はまるで白い衣を羽織っているような優雅な姿です。
 裏の庭には真っ黒の烏がなぜか柿の木の枝に止まっていました。あまり似合わない光景です。新緑に黒の烏。
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何というバランス-大ケヤキの樹上のアオサギ

2023年04月29日 07時10分38秒 | Weblog
 

 28日(金)の朝、佐保神社参道にさしかかると、大ケヤキの樹上の巣からアオサギのギャーという鳴き声が聞こえてきました。同時に、くちばしに枝をくわえたアオサギがあちこちから飛んできて旋回しながら巣に戻す光景がみられました。
 カメラをズームして高い木の上の方を見ていると、横に張り出した枝に一本足で立っている一羽のアオサギに目が止まりました。長い足が横一文字の枝からまっすぐ上に伸びて、その上に胴体と頭部、長いくちばしでバランスを取るように立っています。凄いバランス感覚ですね。下から見上げてもそう見えるのですから、アオサギの位置から見ると・・・どうなんでしょうね。
 そうこうしていると、突然大きな翼を広げて飛び立つ態勢に入りました。はっとしてシャッターを押しました。羽を広げると大きいんですね。
 
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スズランとトケイソウ

2023年04月28日 05時26分55秒 | Weblog
 

 庭にスズランが咲いています。一緒に朝の登校見守りに立っている方から去年いただいたもので、庭に植えていたところ、ちゃんと花をつけてくれました。3月にさいたスズランスイセンもその方からいただいたものです。可憐という言葉が似合う小さな白い花を見ていると、夏の暑さ、冬の寒さを乗り越えて庭の土に根付いてくれたんだなと生命力の逞しさに敬服します。
 もう一つ、何年か前に向かいの美容院からいただいたトケイソウが今年も咲きました。これも鉢を移動して、去年は庭に放置状態だったのですが、ムラサキ色の大きな花を開いてくれました。まだ、アイスクリームのように渦巻いた大きな蕾がついています。満開が楽しみです。
  
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JR加古川線ー下滝野の踏切で

2023年04月26日 05時30分25秒 | Weblog

 加東市を通るJA加古川線。下滝野の地域交流センター(旧滝野文化会館)で開かれる行事に出席するために下滝野市街から県立播磨中央公園方面へ車で走っていると、踏切が閉まり、電車の通過を待つことになりました。
 昼間は1両電車が走っているはず、通過を待っていると、上りのようで、右手(西脇方面)から電車の音が聞こえてきました。その瞬間を撮ろうと思い、カメラを手にして待っていると接近の音が大きくなった瞬間にシャッターを押しました。まさにあっという間でした。1両ですから。これがその写真です。
 珍しくもない写真ですが、なぜか何歳になっても電車が走るとわくわくします。この一枚も50年、100年経てば珍しい昔の写真になるでしょう。ちなみにこの踏切は、社町駅と滝野駅の間のNo.8、国正(くにまさ)踏切です。
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五峰山光明寺参道駐車場からの眺め-はるか六甲連山を望む

2023年04月25日 05時14分08秒 | Weblog
 

 23日(日)の9時頃、加東市の西部、滝野の五峰山光明寺への参道を車で登り、中腹にある駐車場(海抜150メートル)に行きました。
 天気がよく、青空が広がって、東、南の方角に向かって展望が広がっていました。眼下に上滝野、下滝野、そして北野など滝野の市街が、そしてその向こうには、社市街や嬉野台地などの丘陵が続き、遙か遠くの六甲連山が望めました。
 海抜約50メートル市街からほんの数分のところに、これだけ展望の開けた場所があるのは嬉しいことです。パソコン画面で見るマップとは違って、原寸大でパノラマを実感することができます。
 
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佐保神社の--アオサギはせっせと巣作り

2023年04月24日 05時05分31秒 | Weblog
 

 23日(日)の朝、ウォーキングでで忠魂碑のある明治館から佐保神社への参道を歩くと、大ケヤキに営巣するアオサギのギャーという鳴き声とゆっくり旋回しながら高い枝の巣に戻ってくるアオサギの姿が目に入ります。
 新緑の若葉にその巣も姿も発見しづらくなっていますが、高い所に、朝日に映えて白く輝くアオサギの姿がちらっと見えます。カメラをズームしてみると、美しい姿がすぐ目の前に現れます。
 境内に立ってしばらく空を眺めていると、くちばしに木の枝をくわえたアオサギが次々と高い空から、ゆっくり旋回しながら大ケヤキに舞い降りてきます。その姿を捉えようとしますがこれは難しい。空高く飛ぶアオサギを撮り、後で拡大してみました。翼を広げると大きいんです。
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青野原新田開墾の伝承ー夢みせ-社高校地歴部地域調査2号(昭和46年)

2023年04月23日 05時20分56秒 | Weblog
 

 昨日紹介した故赤松俊彦先生の奥様からいただいた『加東郡の文化財-石造遺品編』の他に、社高校地歴部の地域調査研究報告誌2号「青野原新田ーその成り立ちと生活」(昭和46年4月刊)もいただきました。
 地歴部の顧問は故吉田省三先生で、部員の中には懐かしい同級生の名前が多くありました。
 開いて読んでみると、青野原新田、すなわち現在の加東市高岡地区の歴史や生活などの地域調査の結果がまとめられており、興味深い報告につい引き込まれてしまいました。
 青野原新田は、江戸時代の享保年間、すなわち18世紀の前半に開墾が始まりため池や水路がつくられ、人々が移り住んだのです。当時は幕府が新田開発に力を入れており、幕府領が多かった青野原の新田開発の許可が出て、河高村の庄屋だった大久保六郎兵衛が開発を進めたとあります。
 伝承の項に「夢みせ」と題された伝承が紹介されていました。大久保喜市(六郎兵衛の長男の喜市(一)郎か)は、来る日も来る日も松の木の根っこや石を取り除く作業と格闘していましたが、ある日の午後、疲れて眠ってしまいました。すると、目の前に白髪、白装束の老人が現れ、自分はこの地に昔から住んでいて土地を開く者を待っていたといい、助けるという言葉を伝えると、姿を消したのです。夢に出てきたこの仙人のような老人はきっと神様だと思い、喜市は喜んで開発を進めた、という話でした。喜市は神様を白狐の化身と敬い、神社を建てました。それが高岡の稲荷神社です。境内には開発を指揮した大久保喜市郎の銅像が建てられています。
 今の高岡地区は豊かな実りをもたらす水田が広がる大きな地区ですが、その成り立ちにこうした伝承があることを知ると、何かロマンを感じます。
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『加東郡の文化財ー石造遺品編』(昭和52年3月刊)

2023年04月22日 04時08分07秒 | Weblog
 

 兵庫県立社高校時代の恩師、故赤松俊彦先生の奥様から、『加東郡の文化財 石像遺品編』(加東郡教育委員会編、昭和52年3月刊、38ページ)他2冊の冊子を頂戴しました。
 この本は、『加東郡の文化財』(昭和44年7月刊)の続編として編まれたものです。持っていませんでしたし、続編があることも知りませんでしたので、嬉しい限りです。さっそく開いて写真や解説を読みながらページをめくってみました。
 本書には、郡内(現在の加東市域)の石造文化財の五輪塔、宝篋印塔(ほうきょういんとう)、板碑、石仏、石鳥居、狛犬、道標など、歴史遺産の写真が掲載されていました。詳しい解説と分布図が附録資料として付けられており、参考になります。
 この歴史ブログで紹介してきたものも多いのですが、初めて知ったものもあり、実際に訪れて見てみたいと思いました。
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新緑の佐保神社-修復工事中の本殿と大ケヤキに営巣中のアオサギ

2023年04月21日 04時58分47秒 | Weblog
 

 20日(木)の朝、久し振りに忠魂碑、佐保神社、大師殿のコースを歩きました。佐保神社の境内は、選挙の時には桜が満開、大ケヤキは若葉が出始めという景色でしたが、3週間のうちにすっかり新緑に衣替えしていました。
 すでに巣作りに忙しく飛び回っているアオサギの姿を探すのも難しいぐらいに若葉が出ています。
 境内では、本殿の修復工事が行われており、作業棟が建てられています。本殿の下部の部材が取り出された段階で、向こうの景色が見通せます。約270年ぶりの大改修で、将来の文化財指定も目指しながら、工事が進められています。
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昭和30年代の懐かしい社町役場、当時の社の街並み空中写真

2023年04月20日 04時59分05秒 | Weblog
 

 この写真は、兵庫県加東郡社町(現加東市)の役場の建物です。わが家はその東隣にあったので、小さい頃から見馴れた建物でした。現在は、この場所は、連合区の駐車場と消防会館・消防団社分団詰所の建物になっています。
 空中写真は、昭和30年代の社市街地の一部、ちょうどこの社町役場の建物、屋根が中央になるように切り取ったものです。周辺には田圃があり、今の風景とはずいぶん違っています。役場には中庭がありました。その東隣にわが家が写っていますが、その建物は今はなく、同じ場所に建て替えた家が建っています。
 60数年前の記憶は、こうした写真によって蘇り、そこに生きていた人々とともに懐かしさが湧いてきます。父が役場に勤めていたので、小さい頃はよく遊びに入っていました。宿直室、中庭、中庭から役場に入る階段など、細かいところまで浮かんできます。脳に記憶されているんですね。
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朝の登校見守りでシジュウカラの鳴き声が

2023年04月19日 05時19分26秒 | Weblog
 

 18日(火)の朝、登校見守りに立つために自宅近くのいつもの交差点に行くと、どこからか、鳥の鳴き声が聞こえてきます。イソヒヨドリの鳴き声はよく聞くのですが、今日の声はチュ ピー チュ ピー チュ ピーと短く小刻みに高い声で聞こえてきます。周囲を見回しながら探してみると、消防のホース干台のコンクリート柱の天辺に小さな点のような姿が見えました。これだ、とカメラを向けてズームすると、鳥に間違いありませんでした。
 すぐに交差点近くの電柱の上に飛び移ってきました。あわててカメラを向けて焦点を合わせると、シジュウカラでした。いい声で鳴き続けていましたが、また、飛び去っていきました。ほんの短い時間のことでしたが、朝は出会いの時間です。
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庭にエビネが咲きました

2023年04月18日 04時22分09秒 | Weblog

 庭の一角にエビネが咲きました。毎年春に咲き、年々株が増えているようです。なぜこの一角にエビネが根付いたのかよく分かりませんが、相当以前からのことです。庭の他の場所にも咲いています。目線をエビネの高さまで低くして眺めると、庭が広い原生林のように見えました。まあ、それに近い状態ですが。
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佐保神社の春祭りー湯立神事で無病息災を祈る

2023年04月17日 05時01分53秒 | Weblog
 

 16日は、佐保神社(加東市社)の春祭りが行われました。この祭りは、冬が終わり、春を迎えて農作業も本格的に始まるこの時期に一年の五穀豊穣、無病息災を祈るもので、佐保神社では湯立神事が古式にのっとり執り行われました。昨日は激しい雨に見舞われましたが、今日は一転して青空が広がる好天となりました。
 午後1時前には、境内には参拝の人が神事を待っておられました。拝殿の中から、宮司さんの祝詞が聞こえてきます。巫女さんが神楽奉納を斎行しておられるのでしょう。佐保神社は本殿の改修工事中で、ご神体が拝殿の奥にお遷りになっています。
 拝殿の前には、12基の釜が横一列に配置され、釜には湯が沸かされています。神社の古札納所に納められた古いお札などで火を焚き、沸かしたものです。この作業はシルバー人材センターの方が請け負っておられるとのことも以前聞きました。
 拝殿内の神楽奉納が終わり、宮司さんと巫女さんが境内に出てこられ、湯立神事が始まりました。白装束の巫女さんが神棚に供えられたクマザサの束を両手に持ち、釜の前に進んで立つと、ササを湯の中に差し入れ、大きく腕を振ってササを振ります。すると、ササの葉について湯が周囲に飛び散ります。この動作を繰り返していきます。参拝者は前に進み出てその飛び散る湯を体に浴びようとします。この湯を浴びると、一年を無病息災で過ごせるといういう言い伝えがあからです。私も湯を浴びました。何か、心身ともに浄められていくような感じを受けました。巫女さんは12の釜を順番に移動して湯を振りまいていきました。親戚の子供2人が喜んで湯をかぶって髪の毛が濡れるほどでした。
 神事が終わると、クマザサが参拝者に配られました。このササを玄関に飾っておくと家の厄除け、家族全員の無病息災が約束されると言われています。
 境内の八重桜が満開になっていました。春から初夏へと季節が急ぎ足で移っていきます。
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十字架のイソヒヨドリ

2023年04月16日 05時07分34秒 | Weblog
 

 朝の登校見守りに立っていると、遠くの方からイソヒヨドリの美しい鳴き声が聞こえてきました。よくあることなので、思い当たる方角の建物の上を探すのですが、それらしい姿は見つかりません。やっと住宅の屋根の上のアンテナに鳥の姿を見つけ、カメラでズームしてみると、鳩でした。
 ずっと聞こえてくるので、その方角に目を凝らしてみると、いました。遠くの教会の屋根の上の十字架に止まっていました。黒い点にしか見えませんがズームしてみると、かすかに胸の色が赤っぽく見えました。イソヒヨドリです。
 イソヒヨドリは周辺を見渡せる高い所、屋根やアンテナ、給水塔などの上などに止まって、よくとおる声で鳴き続けます。教会の十字架のイソヒヨドリは初めてでした。
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嬉野台生涯教育センターの八重桜

2023年04月15日 05時29分02秒 | Weblog
 


 桜の町、加東市の桜シーズンは今、八重桜へと変わっています。野山は新緑に装いを変え、やわらかい緑がまぶしく光っています。
 そんな14日(金)の夕方近く、加東市下久米にある県立嬉野台生涯教育センター横の道路を社から東条に向かって車を走らせているといると、八重桜のピンク色が目に飛び込んできました。
 車を止めて、カメラに収めました。下り気味の天気で、光はありませんが、八重桜が道路沿いに、そして法面にも植えられ、咲き誇っていました。
 センタ-の西の入口にあたる兵庫教育大学との境にはソメイヨシノのトンネルが、そして、東の出口にあたる上久米や東条の新定への県道との分かれ道への坂道が八重桜と、「桜の道」があります。明日は雨の予報なので残念ですが、晴れた日にもう一度眺めてみたい景色でした。
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