ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

郷土の歴史と人物に包まれて-東条西小学校

2017年10月26日 09時07分39秒 | Weblog
 オープンスクールや行事などで学校を訪れる機会がよくあります。子供たちの学習や活動のようすを見るのが目的ですが、学校の中には、その学校の歴史の厚みを感じさせるものがあり、その出会いも楽しみの一つです。
 24日に訪れた加東市立東条西小学校の校長室には「本能に返れ」と書かれた大きな額がかかっていました。西田校長から東条ゆかりの書家である上田桑鳩の書だと教えていただきました。校長室にはもう一つ「澄」と一字が書かれた額もかけられていましたが、この字は校長先生から教えてもらわないと読めない字でした。
 西小の校庭には大きな創立百周年記念の石碑が建てられており、校歌が刻まれています。作詞は郷土、東条出身の詩人坂本遼、作曲は元東条町長の井沢文太郎でした。郷土の詩人と音楽家によって作られた校歌。歌詞の中に「たんぽぽ」が入っていました。坂本遼の代表である詩集「たんぽぽ」を思い出しました。
 西小にはこのブログでもよく紹介してきた二宮金次郎像があります。築山に台座なしに直接立っている金治郎像は珍しく、子供が後ろから金治郎の読んでいる本をのぞくことができます。
 その西小の子供達はタブレットを手にしてデジタル教科書で勉強していました。
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