
8日(水)、午後5時30分少し前に、加東市家原の赤岸交差点で赤信号で止まりました。
前方には、青野原台地の地平線に今まさに沈まんとする夕日が見えました。でっかい夕日でした。今まで見てきた夕日とは比べものにならないぐらいのでっかさでした。思わずカメラに収めました。地平線の向こうには加西市の善坊山もくっきりと見えています。その向こうには播磨国の中心姫路市があるのです。内陸の北播磨で地平線に沈むでっかい夕日が見えました。
この交差点は「赤岸」。「赤穂義士」が訛ったものといわれていますが、この交差点のところに観音寺があり、その境内に赤穂四十七義士の墓碑があることで知られています。加東市内には赤穂藩の領地が多く、家原には陣屋が置かれていました。刃傷事件で赤穂浅野家は断絶しましたが、分家の家原浅野家は幕末まで続き、浅野家の香華所であった観音寺に弘化4年の義士150年忌に建てられたのが義士の墓碑でした。
その観音寺のある「赤岸」の交差点で、今日はでっかい夕日を見ることができました。