ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

大正8年発行の『修訂 實業修身訓』ー兵庫県立農学校で使われた教科書

2024年04月23日 05時57分44秒 | Weblog
 

 昨日は、大正時代に兵庫県立農学校で使われた『實業讀本』を哨戒しましたが、今日は、同校で使用された『實業修身訓』の教科書を紹介します。
 文学博士澤柳政太郎著、東京同文館版で、明治44年(1911)発行、大正6年修訂の教科書です。地元の旧家のご先祖が使用された教科書で、書き込みがいっぱいしてあります。ノートのメモも貼り付けてあり、勉強熱心な方だったことが伝わってきます。
 修身の教科書といえば、精神論かと思ってしまいがちですが、巻頭に教育勅語と戊申詔書が掲載されています。目次を見てみると、偉人伝や精神論ではなく、心理学や道徳理論などの項目が目につきます。実際に読んでみると、精神発達論、知識、情緒、情操などについての科学的な解説が続き、傍線、書き込みで埋まっています。きっと、新鮮な思いをもって勉強されたんでしょう。
 明治維新から約半世紀が過ぎ、日清、日露の大戦争に勝った日本は一等国の仲間入りをしたとはいえ、経済力はまだ三等国のレベルにあり、世界は白人が支配し、黄色人種は劣等と見られていました。そうした時代にあって、實業人が備えておかなければならない道徳性とその役割、意義を学べるようになっている教科書だと思いました。
 目次は次の通りです。精神の発達、知の修養、情の陶冶、意の鍛錬、我を知れ、良心の作用、克己の価値、幸福と人生、人格の完成、本務の目、徳と品性、理想的生活、道徳に根本の新旧なし、運命と努力、道徳と経済、道徳と法律、時代の要求する人物、国家の富強品位、世界に於ける帝国の位置、多事多難の前途、国民道徳の特色、道徳の力。
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大正6年刊『改訂新撰實業讀本巻三』県立農学校で使われた教科書

2024年04月22日 04時16分46秒 | Weblog
 

 地元の旧家に保存されていた古い教科書の中に、大正時代の兵庫県立農学校で実際に使われた教科書『改訂新撰實業讀本巻三』(文学博士佐々政一編、明治書院、大正6年発行)がありました。教科書の余白、行間には、教科書の持ち主のご先祖の書き込みがありました。熱心に勉強しておられたことが伝わってきます。
 県立農学校は、現在の兵庫県立農業高校の前身で、明治30年に創立され、明治34年には県立農学校と改称しています。
 さて、讀本ですから、どんな読み物が取り上げられているかと目次を見てみると、明治天皇御製、如何にして国家を愛すべきか、南洲遺訓、武士道と實業、服従と独立、乃木兄弟の水盃、黄色人種の自覚といった、国家を担って立つ職業人の自覚に関するものが多く、また、歴史、文化の教養を高める読み物も多く取り上げられていました。
 「黄色人種の自覚」では、明治三十七八年戦役(※日露戦争のこと)が世界に及ぼした影響として、白人種を優等人種とし、黄色人種を劣等人種とする世界の常識を変え、人種の平等をもたらす傾向が出てきたことを述べています。国際連盟において、人種平等を訴えたのも日本でした。
 西郷南洲の「敬天愛人」の遺訓を引いて、「事大小となく正道を踏み、至誠を推し、一事の詐謀を用ふべからず」と説いています。こうした先人の遺訓を讀本を通じて学び、精神と行動を確立していったんですねえ。県農は郷土の先覚者と仰がれる指導者を多く輩出しています。行間の書き込みから、当時の校風が偲ばれます。
 

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佐保神社のアオサギと八重桜

2024年04月21日 05時31分15秒 | Weblog
 


 20日(土)の朝、佐保神社の参道の大ケヤキのうち一本は新緑の葉をつけ、営巣するアオサギの姿も隠すほどでした。高い木の天辺に止まるアオサギが朝日を受けていました。ケヤキでも他の一本はまだ葉が出たばかりで、アオサギの巣や姿がよく見えます。
 境内の八重桜も満開でした。桜の生えている場所から瑞神門の方角を眺めると、大ケヤキの樹上にまだアオサギの巣がいくつも見えました。止まっているアオサギもいました。さぞ、見晴らしがいいのでしょうね。
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クルミの木に房のような花が

2024年04月20日 04時48分57秒 | Weblog

 この一週間で、景色は一気に新緑に衣替えしています。毎年この頃になると、わが家のクルミの木が若葉をつけ、緑の房が下がります。地面に落ちると、まるで緑色のイモムシのように見えますが、実はこの房が花だと聞いています。この房が花だとはどうしても思えませんが、やがてクルミの実がなると思うと楽しみになります。毎年100個程度は生るのですが、去年は不作でした。今年の実りを期待するばかりです。
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黄砂の朝、公園でツグミ

2024年04月19日 04時52分15秒 | Weblog
 


 18日(木)の朝も黄砂に覆われ、視界が悪く、ウォーキングで眺める三草山や五峰山も霞んで見えました。
 社中央公園では、芝生に下りて歩き回るツグミを見つけました。よく見かけます。花が終わり、葉が出て衣替えを始めた桜の木に止まったり、朝食を求めて地面を歩き回る姿は見ていて飽きません。
 9時過ぎに歯科医院で治療を受けましたが、いつもなら窓からよく見える五峰山が霞んでいました。先生もこんな強い黄砂は珍しいと話しておられました。

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佐保神社境内、バスターミナル駐車場の八重桜

2024年04月18日 05時39分55秒 | Weblog
 

 17日(水)、朝のウォーキングで佐保神社に参拝すると、境内の東の八重桜が満開でした。境内西のソメイヨシノの親子桜が散ったあと、東の八重が満開です。この八重の古木は、その幹は太く、一段高い塀から、枝を境内に伸ばしています。毎年華やかに花をつけ、この花越しに拝殿、本殿を眺めるのが楽しみです。現在、本殿の修復工事が行われており、拝殿の背後の本殿を覆う工事建屋が見えます。
 9時頃、佐保神社の西、ショッピングパークBioの南の加東市バスターミナルに商工会女性部の移動総会見送りに行きました。少し早かったので駐車場の道路側にの八重桜のを診ました。白い花が満開し、朝日にまぶしく光っていました。ターミナルには、加東市のにぎわい交流施設halk(ハルク)があり、コーヒー店、うどん店が入っています。待合室も快適で、Bioでの買物のついでに、あるいは通りがけに、ちょっと寄ってみて桜を愛でながら、休憩するのもいい施設です。
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春の朝、イソヒヨドリとキンクロハジロ

2024年04月17日 04時50分14秒 | Weblog
 

 春の朝のウォーキングは鳥たちとの出会いが楽しみです。佐保神社では、アオサギ。ため池ではカモ。電線には、ヒヨドリなどです。
 15日(月)の朝、社市街地の環状線を歩いていると、どこからか、イソヒヨドリのきれいな鳴き声が聞こえてきました。この鳥は、付近を見渡せる高い所、電柱や屋根の上に止まって鳴きます。社小学校の手前まで来たとき、電柱の天辺で鳴いているのを見つけました。胸から腹の色が橙色なので直ぐに見分けがつきます。カメラを向けても動じず、しばらく鳴き続けていました。
 環状線を家原に向かって下り、赤岸交差点まで来ると、県道の西に広い家原新池が広がっています。見ると、カモらしき数羽が泳いでいました。カメラをズームしてみると、黒と白の特徴のあるキンクロハジロでした。以前にも見たことがあります。朝食タイムのようで、盛んに泳いでは頭を水中に入れたり、羽ばたいていました。池の向こう側、道路から離れた場所を選んで集団で泳いでいました。キンクロハジロの名は、金色の目、黒い頭や羽、白い羽、腹から、そう呼ばれているとのことでした。そのままですね。

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幻の山桜2世-田中の広場に咲く

2024年04月16日 05時00分16秒 | Weblog
 

 先日のやしろ歴史民俗研究会で、参加者の加東市観光ボランティアの方から30年前の新聞記事のコピーをいただきました。加東市田中の薬師堂の桜と故堀内和男先生の記事でした。堀内先生はやしろ歴民研の会長でもあられました。
 そこにあったのは、「幻の山桜」でした。薬師堂の境内に植わっていた山桜は、自然にできる数百年に一度できる希少種の枝垂れ山桜で、安土桃山時代の京の都を描いた屏風絵などに描かれている超珍しい桜だとのこと(兵庫教育大学の山田卓三教授)で、今では京都では見られないものとの記事でした。古木なので、種を採取して2世づくりに取り組むとも書いてありました。
 ちょうど、田圃の作業をしておられた同地区の古老から、お話を伺うことができました。珍しい枝垂れ山桜なので、樹医さんを招いて希少種を残そうと接ぎ木をされたそうで、20本ほど苗木を育てたうち、今は一本が育っているとのことでした。
 先週土曜日にはまだ蕾がありましたが、今日はほぼ満開で、白い大きな花が垂れた枝いっぱいについて風に揺られていました。花びらの真ん中あたりに薄い紅色がついており、何ともかれんな美しさでした。
 この木があと10年、20年、30年と育って見事な枝垂れの花を風に揺らせてくれる風景が楽しみです。
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緑の若葉が出始め、アオサギの巣作りも忙し

2024年04月15日 04時05分04秒 | Weblog
 


 14日(日)の朝、ウォーキングで佐保神社に参拝しました。まだ境内の親子桜の花は残っていますが、大ケヤキの枝には、新しい葉がつき始めました。
 朝日の差す樹上では、アオサギたちが巣作りに忙しそうにしていました。ズームしてみると、その姿は何か神々しさを感じさせるものがありました。
 翼を大きく広げて旋回し、巣に戻ってくるものあれば、巣を飛び立っていくものもあり、あまり美しくない鳴き声やくちばしの音で結構賑やかな参道でした。
 新緑の季節に変わり、若葉が大きくなり、やがて巣は見えなくなります。今が一番美しく見える時かもしれません。
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八郎町池の水面をわたる風

2024年04月14日 04時31分42秒 | Weblog

 13日(土)の午後4時頃、加東市田中の集落の北にある八郎町池の横の道を車で走っていました。
 八郎町池は満水で、新緑の季節を運んでくる南東からの風が吹き渡り、水面には波が立っていました。八郎町池は東条川疏水のため池で、周囲は水田が広がり、その水は、県営皿干社線(水路)で鴨川ダムから送られてきます。冬には、野鳥がやってきます。
 車を止めて、窓を開け、しばらく心地よい風を受けてその景色を眺めました。
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桜と大師殿 この鳥は?

2024年04月13日 08時50分37秒 | Weblog
 

 12日(金)の朝、朝のウオーキングで佐保神社から大師殿へのコースを歩きました。若宮神社、新池の堤の桜も見事に咲いて光っていました。
 持寶院の大師殿は、加東四国八十八ヶ所霊場の根本道場であり、日本一の木像大師像が安置されています。
 境内の桜も散りはじめていますが、朝日にまぶしく光っていました。桜の枝、花の向こうにお大師様の大師殿を見るこの角度が大好きです。
 ふと、野鳥の鳴き声が耳に入ってきました。大師殿の背後の木の方から聞こえてきます。カメラを構え、その姿を木の枝にとらえました。モズ?ヒワ?いや何だろう。尾は短く、胸は緑色、黄色も混じって光っています。くちばしは短く太い。目は黒い、さて、どなたか教えて下さい。
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社中央公園の桜-金屋谷池の桜花道

2024年04月12日 05時01分49秒 | Weblog
 

 

 11日(木)の朝、朝のウォーキングで社中央公園を歩きました。激しい嵐で散ってしまったかと心配していた公園の桜はまだまだ花をつけていました。
 公園内の金屋谷池の堤を利用した緩い傾斜には、桜が植えられ、散歩コースが設けられています。桜の花びらが地面に張り付いて、まさに花道になっていました。散り際の桜の良さですね。
 階段をのぼり、堤の上に立つと、眺望が開けるのですが、桜の花を通して見える景色はまた抜群です。堤の上の散歩道にも桜が植えられており、伸びた枝の花が池面に映えて、これがまた美しい。
 池を見下ろす公園内の円形芝生広場のステラパークの外周道に立ち、そこから公園の池と散歩道、その向こうに社市街地、さらに青野原台地や五峰山の景色は広々として心が開放されます。今年は、満開が遅かったのですが、長い間桜を楽しむことができて得した気分です。
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佐保神社の親子桜 千鳥川の桜 

2024年04月11日 05時49分27秒 | Weblog
 

 10日(水)、昨日とは一転、空は晴れ渡り、明るい日差しに包まれました。佐保神社と木梨の三草川と千鳥川の合流点の桜を見に行きました。前日の嵐で散ってしまったのではないかと心配しましたが、まぶしい朝日の光に輝いていました。
 佐保神社の親子桜は、境内の鐘撞堂、稲荷社を覆うように枝を伸ばしている桜の大木です。その根から伸びた桜が生長し、親子桜として親しまれているものです。青空をバックに見事に咲いた桜から一羽のアオサギがゆっくりと飛び立っていきました。花で見えませんが、営巣しているようです。
 木梨の旧道を走り、三草川と千鳥川が出会い合流する地点に行きました。ここは、両岸に植えられた桜の古木が続き、伸びた枝の桜が川面に映され、まるで、皇居のお堀の桜のように見事な景観を楽しむことができます。
 中でも、合流点に突き出した堤防の先端、水面に近いところから眺める景色は一番の推しです。

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社高校の桜、今年も見事に満開

2024年04月10日 09時19分53秒 | Weblog
 

 8日(月)、兵庫県立社高校では、第79回入学式が行われました。式の後、出席した同窓会役員と一緒にグラウンドから校庭の桜を眺めました。
 今年は、例年より少し遅くなりましたが、入学式に合わせるように満開になり、太い幹、グラウンドに伸びた枝は今が花盛りでした。雨がぽつりぽつりと落ちてき始めたので、ゆっくり眺める余裕はありませんでしたが、市内の桜名所の中でも見応えのある社高校の桜は圧巻でした。
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雨が降る前の千鳥川沿いの桜

2024年04月09日 04時16分31秒 | Weblog
 

 

 8日(月)、天気予報では午後から雨になっていましたが、朝から今にも降ってきそうなどんよりとした曇りでした。
 今朝のウォーキングは、雨が降る前に見ておこうと思い立ち、社小学校から坂を下り、千鳥川の堤に出て、川沿いの桜を見ました。朝日の光がないのは残念でしたが、桜堤公園の枝垂れ桜、明治橋までの堤の桜、加東市民病院の桜、そして、赤岸交差点手前の県道の桜と、まさに見事に満開の桜を愛でながら歩くことができました。
 そして、登校見守りに立つ午前7時30分には、雨が落ちてきました。新学期の始業式の朝は傘をさしての見守りになりました。

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