ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

さかいレトロトリップ-利晶の杜、堺市博物館で

2019年08月31日 06時03分08秒 | Weblog
  

 29、30日の2日にわたって、関西広域連合議会の定例会と管内調査のために大阪府堺市を訪れました。30日の管内調査では、臨海工業地帯の工場やサッカー場などとともに、堺の歴史を紹介する「さかい利晶の杜」と堺市博物館で開催されている世界遺産百舌鳥・古市古墳群の特別展を見学しました。
 利晶の杜では、お茶体験、ホールの昔の堺の街の復元模型にレトロ・トリップできました。路面電車、商家の街並みなど古き懐かしき堺の街の賑わいの世界に引き込まれました。
 博物館では、仁徳天皇陵はじめ数十ある古墳群をVRで体験し、古代の風景と重ね合わせ、空中から見下ろした古墳群の景色は壮観そのものでした。特別展を鑑賞し、御陵に参拝しました。目を閉じると、先ほど見たVRの空中からの景色が浮かんできました。
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くるみの実が割れはじめ-秋の訪れ

2019年08月29日 05時34分14秒 | Weblog
 庭のくるみの木の実の一つが割れ始めました。まだ一個だけですが、早やそんな頃かと秋の訪れを感じました。今年は例年より多く実がついており、小さな青りんごのような実がたくさんついています。
 そのおしりの部分に筋が入り、やがて割れ目ができでて、広がり、中からくるみが地面に落ちます。9月の終わり頃にはみんな落ちるでしょう。これから毎日が楽しみになります。縄文人はくるみを食べていたようですし、最近では栽培していた、と想像されているようです。くるみが気になるのも縄文のDNAだったりしてなどと思っています。
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地蔵盆の横谷地蔵堂内

2019年08月28日 06時06分04秒 | Weblog
今月の24日(土)、加東市横谷地区の盆踊りが行われました。午後6時過ぎには地区の地蔵堂、グラウンドに準備や当番の役員さん、消防団員や待ちきれない浴衣姿の子供の姿がありました。始まりは7時30分ということなので少し早かったのですが、地蔵堂で当番の方と話をしたり、グラウンドで地区の方といろいろ話ができました。
 横谷の地蔵盆の供養は毎年24日に行われており、今ではその前の土曜日に行うようになったということですが、令和元年の今年は24日が土曜日。
 地蔵堂では、地区の皆さんが集まり、先祖供養と横谷地区の繁栄を願って般若心経をあげます。その横谷地区もやはり少子高齢化が進み、今では小学生が4人になった、とのことでした。
 当番の方と、横谷(よこだに)の地名の由来の話もしました。横に長く引く谷の地形を以て成ると伝えられていますが、吉川(現三木市の吉川地区)へ通じる谷、すなわち吉川谷(よかわだに)が訛って「よこだに」になったのでは、という郷土史の先生の説も聞いていることを紹介しました。
 昔は、古い地蔵堂前の狭い広場で踊りをしていたそうで、多くの人出で混み合ったそうです。数百年の古さをもつと伝えられるこのお堂が建て替えられ、堂内には、地蔵菩薩と弘法大師、観音さん、薬師さんも祀られ、地区の皆さんによって大切に守り伝えられています。
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今度はアブラゼミのうら・おもて-夏もおわりか

2019年08月27日 05時13分49秒 | Weblog
 

 26日(月)の朝は、ぐっと気温も下がり、涼しい朝でした。明るくなる頃、庭に面した窓の網戸にセミの影が。今度はアブラゼミです。以前にクマゼミが止まっていたところに「今度は私」といわんばかりにアブラゼミが止まっていました。さっそく、うら・おもてから写真を撮りました。網戸を開けてもセミは逃げないのが不思議です。カメラを近づけても動じないのは眠っているからでしょうか。
 涼しい朝、もう夏の終わりを感じます。
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夏の終わりの午後-木陰とホテイアオイ

2019年08月26日 05時25分19秒 | Weblog
 25日(日)の日中は、秋の運動会の頃のような天気になりました。心地よい風が、外から家の中を吹き抜けて、昼寝にはもってこいの状況でした。
 庭のベランダのナンキンハゼの木陰とバケツに入れていたホテイアオイの花が涼しげでした。こういう日曜日の午後はこころもくつろいでいいですね。
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社の商店街ににぎわい-「社おにわ亭」の第4弾

2019年08月25日 06時01分08秒 | Weblog
  

 24日(土)、昨日の雨とはうって変わって秋のような青空が広がる好天の下、加東市社の商店街のほぼ中央にある加東市商工会館の北隣、上月米屋さん、増田人形店の旧店舗で「社おにわ亭」が開催されました。
 この企画は、社商店連合会が社の街のにぎわいを取り戻そうと、空き家や開き店舗を活用してイベントを行っているもので、今回はその4回目になります。前回は本年2月の冬に開催されましたが、今回は夏の開催で暑さが心配だったということですが、爽やかな風も吹き、多くの人が訪れて、出店している小物や飲食、屋台を巡るとともに、上月家の坪庭や古い店舗の造などを楽しみました。
 
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新町と吉馬の盆踊り-伝統を守る地区住民の心意気

2019年08月24日 06時04分36秒 | Weblog
 

 23日(金)、午後、加東市内は激しい雨に見舞われました。盆踊りに開催が危ぶまれましたが、新町地区と吉馬地区の盆踊りは予定通り行われ、小雨が降るなか、地区の老若男女が踊りの輪で一つにつながりました。
 午後7時過ぎ、加古川の左岸、舟運の川港として栄えた新町の中央にある交流館前の広場には、櫓が設けられ、周囲にはおでんコーナーなどのテントが設けられ、親子連れの列ができて踊りの準備が出来上がっていました。夏休みはこの広場でラジオ体操が行われ、今年は盆踊りの練習もしたと聞きました。小雨が降るなかでしたが、加東よしよし音頭や炭鉱節を踊り、ゲストの兵庫教育大学のよさこい踊りグループの踊りも披露されました。去年は警報発令で中止になりましたが、今年はその分も踊るという心意気が伝わってくるようでした。
 新町から東へ車を走らせ、加東市吉馬に向かいました。やはり雨が降るなかでしたが、阿弥陀堂の前の広場では盆踊りが行われていました。櫓は組んでありましたが、太鼓は阿弥陀堂の中で叩かれていました。お堂は、吉馬開発の祖、高瀬吉兵衛翁の記念碑があります。また、お堂前の広場には北向き地蔵が祀られており、今日も灯りがつけられていました。地面は水が溜まり始めていましたが、「雨が降っても降らなくても汗で濡れるんや」と笑いながら、本降りになり始めるなか、もう一踊りと、加東よしよし音頭を踊って終わりました。「雨が降ってもやっぱりこのお堂の前で供養の踊りをせんと気がすまん」という地区の方の言葉に伝統を守る心意気がここでも伝わってきました。
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庭に石のような不気味なものがーきのこか

2019年08月23日 05時44分40秒 | Weblog
 

 21日(水)の朝、庭に出てみると、軽石のようなソフトボール大の白い物体が落ちていました。なんだこれは、と思いながら、足で軽く蹴ってみると、石ではなく、きのこのような柔らかい感触で根元から折れました。あれ!と思いながらよく見ると、表面はでこぼこで軽石のようになっており、触ってみると、柔らかく軽い感じでした。きのこのようでした。しかし、こんなものは見たことがありません。さっそく調べてみましたが、わかりません。雨で一気に出てきたのでしょうか。とにかく写真だけは撮りました。何でしょう。
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ホテイアオイの花が次々と

2019年08月22日 05時30分18秒 | Weblog
  

 昨日は網戸に止まったクマゼミを紹介しましたが、ここのところ、ホテイアオイの花がまた次々と咲いています。
 すっと花の茎が伸びてきたかと思っていると、朝には開きます。そして、一日ぐらいで頭を下げて水の中に。ごくうすい紫というか、青色で、日陰では色が濃くなり、夏の日射しの下では白く輝いています。花びらの真ん中に黄色い炎のような模様があり、高貴な雰囲気があります。
 セミの声や雲、朝晩の空気の変化に秋の気配を感じるこの頃ですが、日中はまだまだ暑さが続きます。ホテイアオイの涼しげな花の姿がいいですね。
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クマゼミのうら・おもて-夏のおわりに

2019年08月21日 05時11分54秒 | Weblog
 

 お盆の台風で、あの強烈な暑さが一段落し、朝晩は涼しさを感じることも。ツクツクボウシの鳴き声や夜には秋の虫の音も聞こえ、ああ、夏もそろそろおしまいか、と思うこの頃です。
 朝、庭に面した網戸にアブラゼミとクマゼミが止まっていました。近寄っても動かず、カメラで間近かまで寄って撮りました。そーっと外へ出て背後から近寄ってシャッターを押しましたが動きません。これで裏も表もいただきました。そのままにしておいて、一仕事したあと見ると、姿はありませんでした。
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木にもたれた道標-朝光寺近くの山道で

2019年08月20日 05時13分25秒 | Weblog
 息子の友人から教えてもらった道標探しの最後は、昨日紹介したサンロイヤルゴルフ場から朝光寺につながる山道にありました。道の脇の木の根元にもたれかかっていました。
 下部は、枯葉に埋まっています。上部に梵字、その下に刻まれた、「右」、「左」の文字がかろうじて読め、道標であることは間違いありません。「左」の下に、「池」という字があり、おそらく「池之内」でしょう。「右」の下の字は「東」ではないかと。すると東光寺(上久米)ではないかと思います。側面には、建立年らしき字が刻まれていますが、読めませんでした。
 役目を終えて、静かな山の中の細道の脇で体を休めているようでした。このまま枯葉に埋まってしまわないように記録しておきたいと思います。
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ゴルフ場から朝光寺への山中に道標

2019年08月19日 05時29分06秒 | Weblog
 

 昨日に続いて、サンロイヤルゴルフ場の北側の縁、ちょうど上久米地区と畑地区の境あたり、鹿野川に沿った山道の脇に道標がありました。車1台が通ることができる道で、やがて道幅はさらに狭くなり、生い茂る木と鹿野川にが流れています。一人ではちょっと怖いような道でした。
 その1本はまだ道路が広い所の脇に立っていました。上部に仏の座像、下部に「右 いけのうち てん神町」「左 てうかう寺 きよみつ へ」と刻まれていました。側面、裏面には文字がはっきりと見えませんでした。池之内、天神方面と朝光寺、清水寺方面との分かれ道に立てられていたのでしょうが、今立っている場所はそうした分かれ道ではありません。元は山の中の細い道があり、迷わないようにこの道標が立てられたのでしょう。   
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上久米のゴルフ場の道路に立つ道標

2019年08月18日 06時13分27秒 | Weblog
 

 昨日紹介した加東市下久米の千鳥川畔の道標は、息子の友人から教えられたものですが、もう3本、上久米にあるゴルフ場の中や周辺の山中にもあるというので、7日の午後遅く探しに出かけました。その一つを紹介します。
 サンロイヤルゴルフ場のクラブハウス近く、駐車場からの出口付近に一本の道標が立っていました。「右 第廿五番 東光寺」「左 第廿三番 朝光寺」と刻まれていました。これは、加東四国八十八ヶ所巡礼道の道標でした。ちなみに廿四番は下久米の浄泉寺です。建立者は「上久米村 山口文太郎」、建立年は「大正七年四月建立」と刻まれていました。加東四国八十八ヶ所巡礼が復活された頃のものであることがわかります、101年が経っています。
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下久米の道標ー千鳥川の畔にお地蔵さんと

2019年08月17日 06時29分51秒 | Weblog
 

 お盆に帰省していた息子の友人が、加東市下久米に道標がある、と教えてくれました。千鳥川沿いとゴルフ場周辺です。このブログでは、市内の道標を紹介してきましたが、まだあるよ、とのことでした。地図まで付けてもらったので、まずは、県道から少し南側に流れている千鳥川沿いの小径に面した畑の角に立っている道標とお地蔵さんを見に行きました。
 表面が剝がれている部分がありますが、深々と文字が刻まれていました。「右 多可郡たきの」「左 北条□□ 」と読めました。右の□は「屋」のようにも見え、その下部は剝がれていました。「やしろ」と刻まれていたのではなどと想像してしまいました。下久米から三草を通り滝野、そして多可郡方面に向かう道と、西の社から北条方面に向かう道の分かれ道に立てられていたはずです。昔の道が知りたくなりました。隣のお地蔵さんには花が供えてあり、道標としての役目は終えて、今は畔を歩く人にかつての歴史を伝えいるようでした。
 
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8月15日、台風接近下のセミ

2019年08月16日 05時45分15秒 | Weblog
 令和最初の8月15日、台風10号が四国から中国地方を縦断するコースで兵庫県に接近しています。朝、忠魂碑と佐保神社に参りました。今日の平和と繁栄の礎となられた英霊に感謝の祈りを捧げました。
 昼間は時折り雨が降り、風も吹くといった感じでした。そんな中、庭のナンキンハゼの幹にはアブラゼミが止まり、にぎやかに鳴いていました。近づいてみると、口を幹にさしこんで樹液を吸っています。台風なにするものぞ。セミは短い命を今日も元気に生きていました。
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