「孝女ふさ」の彰孝碑の建設趣旨を刻んだ石碑が彰孝碑の脇に建てられています。建立年も建立者も刻まれていませんが、碑文からその趣旨を読み取ることができます。桜の古木の枝の下に建てられたこの石碑。碑文は次のとおりです。
孝女ふさ彰孝碑建設について
この彰孝碑は美はしい孝乃徳を彰かにする為に建てられたもので
あるもともとこのでこの計画のあつたのを明治四十四年国定の
修身書にふさ女の事跡を公にされたそれを動機に時の郡長町
村長郡会議員郡教育会長小学校長等が發起してこの計画を
一層意義あらしめやうと郡内の篤志者や県下の各小学校から醵
金を募ることとしたそしてその醵金で曽てふさ女の所有であつ
た所謂孝行田一段六畝五歩を買収しこれを永遠維持の資にあて
其傍にこの碑を建てることになつたのである
孝女ふさ彰孝碑建設について
この彰孝碑は美はしい孝乃徳を彰かにする為に建てられたもので
あるもともとこのでこの計画のあつたのを明治四十四年国定の
修身書にふさ女の事跡を公にされたそれを動機に時の郡長町
村長郡会議員郡教育会長小学校長等が發起してこの計画を
一層意義あらしめやうと郡内の篤志者や県下の各小学校から醵
金を募ることとしたそしてその醵金で曽てふさ女の所有であつ
た所謂孝行田一段六畝五歩を買収しこれを永遠維持の資にあて
其傍にこの碑を建てることになつたのである