ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

公園の朝ー桜の落ち葉道と芝生を歩くハクセキレイ、バラの花

2024年10月01日 04時59分59秒 | Weblog
 


 30日(月)、久しぶりに、朝、ウォーキングで社中央公園を歩きました。金屋谷池の堤を利用した傾斜面の桜の道には、落ち葉が重なるように落ちて、秋をを感じました。
 堤に上がり、周囲を歩いていると、池の水位が大きく下がり、普段目にすることのないようなところまで見えていました。もう田圃には水は要りませんが、ここまで水位が下がると、雨が欲しくなります。
 池面を見ながら歩き、ステラ・パークに入りました。2人の人が周回路を歩いていました。芝生は、不足のためか、緑と黄色の縞模様になっていました。その芝生をちょちょこと歩き回るハクセキレイが目にとまりました。ハクセキレイは誰もいない円形芝生を自由に歩いていました。
 さらに市役所の南面のメモリアル・パークに入ると、アサミ・ローズのミニバラ園にいくつか赤いバラが咲いていました。
 9月も終わり、明日から10月。猛暑の夏が終わり、朝の公園で感じた秋でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山田錦の里に彼岸花 田の畦や堤防に

2024年09月30日 04時35分44秒 | Weblog
 

 昨日、今日と加東市内を車で走りました。山田錦の里にもようやく秋が訪れたような景色が広がっていました。
 田の稲穂が黄色に色づき、頭を垂れています。先週あたりに道普請が済んで、いよいよ稲刈りが始まるぞという感じになってきました。
 国の重要無形文化財の神事舞で知られる上鴨川住吉神社近くの県道脇の田の畦に今年も赤い彼岸花が咲いていました。車を停めて、カメラに収めました。また、今日、加古川沿いの河高地区安取を走っていると、加東大橋を望む堤防の斜面に、赤い彼岸花が所々に咲いているのが目に止まりました。まだ満開ではなく、茎が伸びて、先の花がこれから開く蕾も多く見られました。
 農家の人の話では、今年は雨が降らず、高温が続いて、水が足りなかったせいか、花びらが少し貧弱な感じがするということでしたが、例年に比べ10日ほど遅れて彼岸花が咲きました。やっぱり今年の夏は暑かったんだなと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加東市内の5小学校で最後の運動会 綱引きも最後の決戦!

2024年09月29日 05時44分14秒 | Weblog
 

 

 

 28日(日)、加東市内の6小学校、1小中学校で運動会が行われました。そのうち、旧社町内の5小学校では、来春に小中学校「社学園」が開校されることから、今年で閉校となり、運動会も今回が最後となりました。
 その5校、鴨川、三草、米田、福田、社の5校を回りました。コロナ禍を経験し、その後は運動会も午前中のプログラムになっており、8時30分開会式の鴨川小を皮切りに、広い旧社町内の学校を午前中に回るのは忙しい行程になりました。4番目に訪れた福田小学校では、最後の演技の全員玉入れが始まるところでした。子供、保護者、来賓の地区住民が一体となって最後の玉入れを行いました。コロナ禍の間は、来賓演技が省かれていたので、久し振りの玉入れでした。
 最後に訪れた社小学校では、「最後の決戦!」の色組対抗綱引きが行われていました。赤、黄、青の1勝1敗という結果になりましたが、全力、大声で152年の歴史で最後の綱引きになりました。
 県会議員になってから、こうして小中高の運動会、体育大会を参観し続けてきましたが、明治5年(1872)の学制頒布によって各村にできた小学校が、その長い歴史に幕を閉じる最後の運動会をこの目に焼き付けることになるとは思ってもいませんでした。来春から、各校の歴史と伝統は新たな小中学校に引き継がれていくことになります。
 社小学校のPTA会長さんが最後の挨拶をされるのを見ながら、自分が平成15年度の運動会の最後に同じようにPTA会長として挨拶をし、その中で、「あ~れは僕らの学校の印ぞ青の校章ぞ~」と小学生だった時に運動会で歌った歌の一節を披露したことを歌いました。父も、自分も、そして子供達っも学んだ学校でした。ありがとうという思いが込み上げてきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この大空の下でー青春溌剌の社高校体育大会応援合戦

2024年09月28日 05時19分33秒 | Weblog
 

 

 

 昨日に続いて、兵庫県立社高校の第76回体育大会の一コマを紹介します。
 何と言っても、この広い大空の下で、躍動する社高生の溌剌たる姿に感銘を受けました。
 午前の部の最後のプログラムは、各ブロックの応援合戦。A、B、Cの3ブロックに分かれ、各学年3ブロック、計9組が工夫を凝らした演技を披露しました。広い運動場をいっぱいに使い、軽快な曲に合わせてのダンス、お揃いの衣装、かけ声などを見せてくれましら。どの顔も溢れんばかりの笑顔でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嬉野の広大な秋空の下、社高校体育大会で元気全開!

2024年09月27日 05時34分11秒 | Weblog
 

 

 

 26日(木)、県立社高等学校で、第76回体育大会が行われました。今年は、毎年会場となっているサッカー場が芝生化工事中のために、陸上競技場で行われました。半世紀以上前、私が高校生だった頃、この同じ運動場で体育大会が行われことを思い出し、懐かしさとともに学校周辺の景色がずいぶん変わったなという感慨に浸りながら参観しました。変わらないのは、嬉野台地の広い空と広い校地、運動場(陸上競技場)でした。
 午前、午後のプログラムが組まれ、ラジオ体操で始まる体育大会は、今や、小中学校では見られなくなりました。400mトラックの陸上競技場に300mのトラックを引き、土埃を挙げながら躍動する社高校生の笑顔、歓声、応援の保護者の声援に、母校の発展とよき校風づくりが地についていることを実感しました。
 午後の呼び物の体育科演技は残念ながら参観できませんでしたが、加東市ケーブルテレビの放送で楽しむことにします。各分野で全国レベルで活躍している生徒たちが応援合戦でダンスなどを披露する姿を見ながら、自分らの時はフォークダンスに胸ときめかせたものだった、と時代の変化を思うばかりでした。
 サッカー場の工事現場を見学し、校長先生や事務長、工事を担当している阪神園芸の担当者から説明を受けました。フル規格、国際試合も可能な人工芝のサッカー場で、その基礎部分には、雨水を貯めて芝の表面温度を下げるように工夫されています。完成が楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の空、キンカンの葉にカエル

2024年09月26日 04時52分46秒 | Weblog
 

 秋雨前線が南下し、空気が一変してクーラー要らずになりました。やっと秋らしくなったなと感じる今日この頃です。
 24日(火)の昼前、加東市民病院に行きました。ふと空を見上げると、うろこ雲というのでしょうか、空高く、いっぱいに広がっていました。日差しはまだまぶしいのですが、空に秋を感じました。
 妻が庭のキンカンの木の葉の上にいたカエルを見つけ、写真に撮って家族LINEに送ってくれました。鳴いてはいなかったということですが、偶然見つけたカエルの後ろ姿がなんとも可愛いかったと言っていました。
 最近はカエルの姿を見ることも少なくなりました。もう秋なので、庭では秋の虫の音が聞こえてきますが、今回はカエルでした。今日は、秋の空と庭のカエルを紹介しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭和19年発行の太平洋周域地図ー大東亜戦争末期に発行

2024年09月25日 05時04分40秒 | Weblog
 

 地元の旧家にあった古い本に混じって、袋に入った地図がありました。A4判の大きさの袋に、折りたたんだ「統撰 太平洋周域地圖 ニューギニア東部及びソロモン諸島要圖 附、裏面 正面積大東亞共榮圏白地圖」が入っていました。
 発行所は、東京・大阪 日本統制地圖株式会社、価格は1円87錢となっていました。
 袋の裏面には、この地図がエイトフ正面積図法で描かれ、流布しているメルカトル図法では正確に表されていない面積が表されており、まさに今、太平洋を主戦場として英米と戦っている日本国民が地理的な認識を高め、選挙区の理解を深めることが責務であると発行の趣旨が述べられています。
 この図法では、縦横の比率で横が2倍になっており、球面の地球を楕円形に描いてあります。この地図で見ると、千島列島の最北端占守島から、南の台湾に至るまで、日本列島がとてつもなく長く見えます。また、太平洋の島々の名称と位置を確かめることができます。
 当時の学生は、こうした地図を広げて、戦地のようすを想像していたのでしょう。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭和10年の高等小学校「理科」から-秋分の日

2024年09月24日 05時43分40秒 | Weblog
 

 同級生から貰った古い教科書を片付けていると、昭和10年発行の『高等小學理科書 第二學年児童用 文部省』(大阪書籍)が出てきました。実際に使われていたもので、鉛筆の書き込みも残っていました。
 116頁にわたって、化学、物理、身体、天文など31の項目が挙げられています。その最後の方、29課には、「太陽・地球・月」となっており、図とともに、その位置関係から、春分、夏至、秋分、冬至等について説明がしてあります。「秋分の日には、地球は丙の位置にあって・・・」と「丙」という表現に時代を感じます。
 この教科書から約90年。今の子供達は、カラー写真、動画などを使って、太陽と地球と月の関係を学んでいます。未来の子供達は、実際に月面から地球を眺めているかもしれませんね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加東市山田錦乾杯まつり・東条山田錦の里ウォーク 酒米の王様山田錦を堪能

2024年09月23日 05時53分21秒 | Weblog
 

 22日(日)、加東市で山田錦乾杯まつりと東条山田錦の里探訪ウォークが開催されました。小雨が雨が降ったり、止んだりの生憎の天気でしたが、特産の酒米山田錦を愛する多くの人の参加で賑わいました。
 ウォークは、東条とどろき荘から社中央公園までのコースで行われ、頭を垂れ始めた山田錦の田圃や東条川疏水の水利施設などを見ながら歩きます。山田錦が誕生してから88年の米寿の年でもあり、また、山田錦の生産システムの日本農業遺産登録申請が進められている中でのウォークで、兵庫県加東農林新事務所の渡邊所長さんら職員の皆さんも幟を立てて参加し、登録実現への気運を盛り上げていました。
 中央公園ステラパークの乾杯まつりの会場には、加東市産山田錦を使って日本酒を造っている蔵元が全国から20社出店し、自慢の酒の試飲・販売を行いました。会場では、地元加東のうまいもんコーナーのブースが並び、播州ラーメンや鮎、焼きそば、おでんなどをつまみに日本酒ファンがブースを回って銘酒を楽しみました。
 開会式では、テレビでおなじみの吉田類さんに山田錦PR大使の任命式も行われ、参加者と一緒に振る舞い酒で乾杯が行われました。
 今年、足りなかったのは彼岸花でした。例年だと、ウォーク出発地の東条とどろき荘周辺の田には赤い彼岸花が咲き、色づいた山田錦の穂と見事な景色をつくってくれるのですが、猛暑のためか彼岸花は見られませんでした。こんな年もあったと記録しておきたいと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猛暑の彼岸の入りの夕景

2024年09月21日 05時47分05秒 | Weblog

 19日(木)、県庁から加東に帰る途中でした。前方の山が切れるあたりに夕日が沈んだあとの残光がたなびく雲を茜色に染めていました。コンビニの駐車場に車を停めて、しばらくその景色を眺めていました。
 彼岸の入りというのに、今年は真夏のままの猛暑が続いています。彼岸花も咲いていない今年の彼岸。しかし、日の入りの時刻だけは確実に季節が進んでいます。その令和6年猛暑の年の彼岸入りの夕景を撮りました。
 前方の山の切れ目を山田川が流れ、呑吐ダムの衝原湖に続いています。その呑吐ダムの水位も下がっています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

22日は、山田錦乾杯まつり・山田錦の里ウォーク

2024年09月20日 05時11分33秒 | Weblog
 


 加東市役所の南駐車場のフェンスに色とりどりの幟が立てられています。
 22日(日)に社中央公園のメモリアルパークを会場にして開催される「加東市山田錦乾杯まつり」に出店予定の、加東市産山田錦を使っている全国各地の蔵元の幟です。毎年20ほどの蔵元が出店し、各ブースを巡りながら、飲み比べ、購入できるのが楽しみです。
 この日には、東条山田錦フェスタ実行委員会主催の「山田錦の里ウォーク」が開催されます。東条とどろき荘を出発し、山田錦の稲穂が実る田を見ながら、乾杯まつりの会場までウォーキングを楽しみます。
 今年の乾杯まつりは、山田錦の日本農業遺産登録をめざして申請している中での開催となっており、すでに、夏に一次審査を通過し、秋には、現地調査が行われることになっています。今のところ天気が心配ですが、何とかもってほしいと思うばかりです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クルミの実と満月

2024年09月19日 05時23分53秒 | Weblog
 


 18日(水)、朝の登校見守りに立ってから自宅に戻り、前の庭のクルミの木を見ると、上の方に実が割れて、中のクルミが今にも落ちてきそうなのが一つありました。ふと、隣の駐車場のアスファルトに落ちてころがっているクルミの実が目に入りました。庭に入ってクルミの木の根元をさがすと、数個の実が落ちていました。
 夜、佐保神社秋祭りの上組役員会から戻ってくると、東の空、隣家の屋根の上に明るい月が浮かんでいました。今日が満月だということなので、デジカメでズームしてみました。昨日はほぼ満月、今夜は満月。2日続けて夜を照らす満月を楽しむことができました。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中秋の名月を眺めました 

2024年09月18日 05時45分55秒 | Weblog
 

 17日(火)、神戸から加東に帰る道中、呑吐ダムを過ぎ、志染のあたりを過ぎる頃、車の窓から、山の端に昇り始めた月が目に入りました。そうだった、今日の月は中秋の名月だったことを思い出しました。
 車を停めたコンビニの駐車場から、まん丸い月が昇っていく光景を眺めました。加東に戻って、事務所の駐車場からまた月を見ると、もうだいぶ昇って、光っていました。デジカメのズームを最大限にしてみると、黒い海やクレーター、光の筋などがよく見えました。
 あとで調べてみると、今日見た月は正確には満月ではなく、ほぼ満月だということでしたが、素晴らしい眺めでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まだ空は夏ー夕方の雲

2024年09月17日 05時43分22秒 | Weblog
 

 16日(月)、今日も暑い一日でした。朝のうちに墓掃除をしましたが、汗びっしょりになりました。昼間は、クーラーのついた事務所で片付けなどをしていたので、暑さは凌げました。
 夕方、事務所を出て、自宅の前の道に立つと、東の空には、西日に照らされて白く輝く入道雲が立っていました。振り返って西の空を視ると、大きな雲に覆われていましたが、その合間から夕日がさし、そして、真上の空は青い空が広がっていました。まだ、夏空そのものでした。
 夕日を浴びて輝きながら飛行機が飛んで行きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「道徳心を高める都市宣言の町」の碑と百旗墓地の無縁墓のピラミッド

2024年09月16日 06時01分26秒 | Weblog

 加東市社の市街地の東に百旗墓地があります。源平合戦の古戦場で知られる三草山合戦で平氏の陣を急襲し、敗走する平氏を追って、この地まで来た源義経率いる源氏が百本の白旗を立てて源氏の兵士を集めたことから、百旗(ひゃくはた)、百旗立(ひゃくはったい)という地名がついたと言われています。
 この地は、社村と隣の木梨村の境にあたり、かつては、村境の石碑が建てられていました。今は、加東市役所北の駐車場入口に他の道標とともに移設され、保存されています。また、西国巡礼の道筋にあたり、京の都から西国に出る旧街道でもありました。多くの兵や巡礼の旅人がこの地を通り過ぎていった道筋でもあります。
 この地の一角に小さな公園があり、そこに三角おむすびのような形の石碑があります。社町時代の都市宣言である「道徳心を高める都市宣言の町」と刻まれています。地区クリーンキャンペーンのあとだったので、公園はきれいになっていました。旧国道372号をはさんで、向こうに百旗墓地の無縁墓のピタミッド、さらにその向こうにJAみのりの本所ビルが臨めました。目を閉じると、その景色に重なって百本の白旗が浮かんできました。歴史を感じるミニスポットでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする