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今日は20年前の兵庫教育大学附属中学校の校外写生大会で姫路城を描いた絵を紹介します。
平成14年(2002)の姫路城で、平成の大改修前の姿です。天守閣を東の入口あたりから見たものです。ここが私の引率指導の持場だったわけです。生徒の写生道具をちょいと拝借して見上げる天守を描きました。大天守は正面から見るとどっしりとしていますが、この位置から見ると、すっきりとした姿に見えます。この場所から天守閣をじっと眺め続けることは,生涯においてこの時間だけだったということになるでしょう。そういう意味では、写生するとは、その対象を見続けることであり、そこに何かが起こるのでしょうね。この日の情景は今も目に焼き付いています。改修後の真っ白に輝く天守だったらどう描いたのでしょうか。