ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

平成14年秋の姫路城ー写生大会の引率で

2022年09月30日 05時11分33秒 | Weblog
 

 今日は20年前の兵庫教育大学附属中学校の校外写生大会で姫路城を描いた絵を紹介します。
 平成14年(2002)の姫路城で、平成の大改修前の姿です。天守閣を東の入口あたりから見たものです。ここが私の引率指導の持場だったわけです。生徒の写生道具をちょいと拝借して見上げる天守を描きました。大天守は正面から見るとどっしりとしていますが、この位置から見ると、すっきりとした姿に見えます。この場所から天守閣をじっと眺め続けることは,生涯においてこの時間だけだったということになるでしょう。そういう意味では、写生するとは、その対象を見続けることであり、そこに何かが起こるのでしょうね。この日の情景は今も目に焼き付いています。改修後の真っ白に輝く天守だったらどう描いたのでしょうか。
 
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社中央公園ステラパークの夕景

2022年09月29日 06時28分32秒 | Weblog

 25日(日)の夕方、加東市社の社中央公園のステラパークに夕景色を見に行きました。素晴らしい夕景でしたが、スマホの写真機能をよくわからないままシャッターを押しました。
 パソコンで見てみると、なかなかおもしろい写真になっていました。中央の円形の芝生公園がステラパークです。両側の池は同じ池ですが、その名は金屋谷池。左が西で、真ん中が東、右が南東の方角です。
 北播磨は内陸で海はありませんが、ため池が数多くあり、特にこの台地の端にあるため池からの眺望は、水平線のように見えることもあります。
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奥山寺の多宝塔ー平成9年(1997)の写生大会で

2022年09月28日 04時54分05秒 | Weblog
 

 兵庫教育大学附属中学校に勤務していた頃、学校行事として、秋の写生大会が行われていました。各学年毎に写生地に出かけ、一日かけて写生を行います。もちろんなかなか仕上がりません。あとは美術科の授業時間に仕上げていきました。私は引率係として、写生地で生徒の活動を見守る役目でした。楽しみは、自分の持ち場で、生徒と一緒に写生をすることでした。道具は生徒に貸してもらいました。
 このブログで加東市畑の朝光寺の多宝塔、鐘楼の絵を紹介しましたが、写生地は加東市内(当時は加東郡)を飛び出して、加西市や篠山市(現丹波篠山市)、明石市、姫路市まで足を伸ばすこともあり、いわば秋の遠足的な意味合いもありました。
 今日は、加西市国正町の奥山寺での写生を紹介します。平成9年(1997)の初秋に訪れました。見上げるような階段の上に多宝塔があり、その景色を描きました。写生大会で来なければ、奥山寺の多宝塔を見続けることはまずなかったでしょう。今でも目を閉じると、25年前の光景が目に浮かんできます。 
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初秋の朝光寺の鐘楼ー写生大会の絵

2022年09月27日 05時18分06秒 | Weblog
 

 2日前に兵庫教育大学附属中学校の写生大会で描いた絵を紹介しましたが、もう一枚描いていたので紹介します。平成6年(1994)の秋、加東市畑の朝光寺境内の鐘楼です。国の重要文化財に指定されており、鎌倉時代に建てられたものです。その姿は、とても優美です。この日は多宝塔とこの鐘楼の2枚を描いたんですねえ。生徒の筆と絵の具を借りて、一緒に並んで描きました。
 秋の一日、国宝、重文などの建築物の建ち並ぶ静かな境内で、じっくり対象物と向き合いながら絵筆で表現していく時間を持てたということは、今、振り返ってみれば実に貴重な時間だったと思います。朝光寺は小さい頃から度々訪れていますが、一日を過ごす、絵を描くということは一回しかありませんでした。
 28年前のことですから、当時私は40歳でした。生徒達は今、40歳を少し超えた年齢になっています。憶えているでしょうか。
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快晴の25日ー夜明け、昼の社高校、夕景

2022年09月26日 04時24分31秒 | Weblog
 


 25日(日)、今日は快晴の一日でした。朝、夜明けの頃は、ひんやりした空気に包まれ、社の市街から東の空が朝日でオレンジ色に光り、JAみのりの本所ビルが黒いシルエットとなっていました。
 昼過ぎ、同窓会の会合で嬉野の社高校へ行きました。空はどこまでも青く澄み、校舎の白い色がまばゆいくらいでした。
 夕方、社の夕景ビューポイントの社中央公園ステラパークに行ってみました。どこまでも広がる空にかかる雲を照らしながら夕日が沈んでいきました。この公園にサンセットビューベンチがあればなあ、と思うばかりでした。
 3連休の最終日はこうして過ぎました。図書館の室内の灯りにまだ本を開いている人の姿が浮かんで見えます。ステラパークの円周をジョギングする人、ゆっくり一人で歩く人、二人で話しながら歩く人らの姿が一日の終わりのゆったりした時間を感じさせてくれました。
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平成6年の秋の朝光寺多宝塔

2022年09月25日 05時29分02秒 | Weblog
 

 この絵は、平成6年(1994)の秋、加東市畑の朝光寺境内にある多宝塔を正面から描いたものです。当時、私は兵庫教育大学附属中学校に勤務していましたが、毎年秋には校外写生大会が行われ、この年は朝光寺で行われました。
 私は引率の係で、絵の指導はもちろん美術家担当教員が行います。そこで、生徒の筆や絵の具をちょっと借りて、私も写生をしました。生徒の作品は文化祭で展示されます。
 附属中では、加西市の奥山寺、丹波篠山市の商家群、二見漁港、姫路城など、さまざまな場所を選んで写生大会が行われていました。美術の小山先生が三原色をそのまま使わず、色を作ることを熱心に指導されていたことを憶えています。このような時間でなければ、風景を写生する機会も気持ちも生まれなかったのではないかと、今では小山先生に感謝しています。恥ずかしながらブログに作品をアップしてしまいました。
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くるみが一斉に割れてきました

2022年09月24日 04時55分50秒 | Weblog
 


 庭のくるみの木に生っている実が台風14号の強風を乗り切り、一斉に割れてきました。もうすでに何個か収穫しましたが、これから地面に落ちてくる実を拾うのが楽しみです。
 木にくっついているのは実だけではありません。夏の忘れ物のようにセミの抜け殻も台風を乗り切っていました。
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209年前の一石二字法華経塔ー百旗墓地で

2022年09月23日 05時51分35秒 | Weblog
 

 お彼岸の墓掃除に社の百旗墓地に行きました。墓地の入口、道路沿いに一石二字法華経塔があります。3年前にこのブログで紹介しましたが、先日のやしろ歴民研の研修会で、加東市西戸の今寺の一石一字法華経塔のことが紹介されたばかりだったので、もう一度あらためて見てみました。
 こうした一石一字法華経塔は、法華経の経文を一つの小さな石に一字ずつ写経して埋め、その上に石塔を建てて供養をしたものだということでした。一字や、百旗墓地のように二字があるんですね。 
 「文化十歳癸酉五月 」と建立年が刻まれています。文化10年といえば、西暦1813年、江戸時代も終わり頃で、外国船がさかんに姿を見せていた頃です。北方では、幕府の命令で千島列島や樺太などの測量が行われ、進出してくるロシアと緊張関係が続いていました。淡路の商人で、函館や択捉島などの開発に力を尽くした高田屋嘉兵衛が国後島沖で、ロシアに拿捕されれカムチャツカに連行され、のちに送還されたのもこの頃です。
 その頃にこの百旗墓地にこの供養塔が建てられたんですねえ。それから209年が経ちました。墓地はきれいに整備されていますが、一方で、「墓じまい」の時代を迎えています。
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社高校74回体育大会ー桜の古木と青春満開社高生

2022年09月22日 05時07分16秒 | Weblog
 

 

 21日(水)、県立社高等学校の第74回体育大会が行われました。3年ぶりに通常の形態で開催となり、多くの保護者が参観する中、生徒は青春満開とばかりに溌剌として競技や演技に取り組んでいました。
 私は24回生です。在籍していた昭和40年代半ば、体育大会はあの広い運動場(陸上競技場)で行われていました。今は、校舎東の運動場(サッカー、ソフトボール場)で行われています。
 100メートルやリレーなどの競走、大縄飛びや綱引き、社高サーキット(障害物競走)、そして9組の色組応援合戦、そして呼び物の体育科演技といった種目が昼食をはさんで行われます。今日は、午前の種目を参観しましたが、趣向を凝らした各色組の応援合戦が終わったのは12時40分頃でした。ぜひ観たい体育科の演技は残念ながら所用でみられませんでしたが、加東市のケーブルテレビの放映を楽しみにすることにします。
 帰り際、陸上競技場の桜の古木の間から誰もいない競技場、野球場、そしてその向こうに加東市役所の建物が見えました。あれから50年、桜は太い幹の古木になり枝を広げて、通り過ぎていった生徒と歳月を積み重ねてきたのでしょう。今日、若い後輩の溢れんばかりの笑顔と歓声に元気づけられました。
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上鴨川の彼岸花

2022年09月21日 04時17分09秒 | Weblog
 

 18日(日)の朝、加東市立鴨川小学校へと車を走らせているとき、上鴨川住吉神社を過ぎて、下鴨川に入る辺りで、鴨川の堤に真っ赤に咲いて群れる彼岸花が目に止まりました。
 この鴨川の堤には毎年彼岸花が咲きます。これまでにもこのブログで紹介したこともありますが、小学校の運動会の頃に咲きます。今朝は、台風14号の襲来前で、曇って秋の日差しは届いていませんが、鮮やかな赤が周囲の秋の気配を引き立てているようでした。
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米田小学校の金次郎さんはやはり一番のイケメン

2022年09月20日 04時35分34秒 | Weblog
 

 18日(日)、加東市立米田小学校の運動会に行きました。まずは、校庭の二宮金次郎像にご挨拶です。市内の小学校にある二宮金次郎像の中で、一番の男前、今風にいえばイケメンの金次郎像だと思っているのがこの米田小の金次郎さんです。
 その顔の表情は爽やかで、その目が少し遠くを見ているように見えます。台座の銘板には、「昭和八年九月建立 寄贈者 米田村廻渕 赤坂柳太郎」とありました。あと1年で90年になります。
 築山には、米田小学校の歴史を示すものがもう一つありました。「社町立米田中学校跡」と刻まれた石柱でした。時代、時代の歴史を積み重ねてきたんですね。
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鴨川小の二宮金次郎像と再会ー昭和、平成、令和と鴨川っ子を見守って

2022年09月19日 04時27分53秒 | Weblog
 


  18日(日)、加東市平木にある市立鴨川小学校へ。今日は運動会の日。開会式の30分ほど前に着き、まだ子供達もそろっていない運動場から校門へと歩きました。目的は校門を入ったところの斜面にある二宮金次郎像への挨拶でした。久しぶりの再会です。
 校門から金次郎像と背景の校舎を眺めたり、斜面の上から金次郎さんが背負った柴と手に持った本を覗いたりしてみました。台座の裏面に銘板が見えました。「贈」「姫路市」「光明」「昭和三十」の文字が読み取れましたが、あとは地中に埋まっています。斜面に移設の時に埋められてしまったのでしょう。
 12年前にこの歴史ブログで、金次郎像の寄贈記念の写真を紹介しましたが、昭和32年に光明氏が寄贈されたものでしょう。昭和、平成、そして令和と65年もの間、鴨川小学校の子供達を見守ってきたのですね。今日は、令和4年度鴨川っ子スポーツ大会が開催される日です。子供達の活躍を見守ってくれるでしょう。 
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おひさしぶりです金次郎先生 福田小学校で

2022年09月18日 05時33分54秒 | Weblog
 

 17日(土)、運動会が行われた加東市立福田小学校に行きました。駐車場から運動場へ向かう途中、二宮金次郎像の前を通りましたが、思わず「お久しぶりです」とつぶやいてしまいました。
 コロナ感染のここ3年間、授業参観や運動会、入卒業式などで学校を訪れる機会がなかったので、金次郎像を見ることもありませんでした。
 この歴史ブログでは、11年前に紹介していますが、久しぶりですので令和時代の金次郎さんを紹介します。台座には「二宮尊徳先生幼児之像」と銘板に書かれています。
 柴刈りに山へ行った時も歩きながら本を読み勉学に励んだ二宮金次郎の勤勉の姿は今の小学生にどう受け止められているのでしょうか。市内の小学校に今も在る二宮金次郎像、明日は鴨川小、米田小の金次郎さんと出会えることを楽しみにしています。
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16日の朝にアカネトンボが

2022年09月17日 05時14分27秒 | Weblog
 

 16日(金)の朝、登校見守りを終えて、家に戻ると、目の前に小さな赤いトンボが飛んできました。アカトンボか、と思いながらその場で動きを止めてじっと見ていました。すると、すっと目の前の木の枝に止まったので、静かにカメラを取り出しシャッターを押しました。カメラをそっと近づけても逃げません。小さなトンボですが、真っ赤な色が目立ちます。
 アカネトンボだとおもうのですが、何とも鮮やかな赤い色です。目立ち過ぎではないかと思うぐらいです。 
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朝の空ー白い月、関電タワー、窓の朝日

2022年09月16日 05時12分47秒 | Weblog


 14日(水)の午前6時頃、ウォーキングのために外に出ると、西の空高くに白い月がかかっていました。
 社のランドマーク、見上げる高さの関電タワーの遙か上空でした。そのタワーの建っている関電の建物の窓にまぶしく光る朝日が映っていました。月と太陽が同時に見えました。白い月もこの太陽の光を反射しているんだと思うと、この偶然の景色が特別に見えました。
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