ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

クルミ-今年の収穫

2017年09月30日 06時00分58秒 | Weblog
 

 クルミの木に残っていた実が一斉に落ち始めたので、竹の棒で枝を少したたくと地面にクルミの実が音をたてて落ちてきます。
 これまで採ったものを含めると40個ぐらいの収穫がありました。まだ何個か残っていますが、毎朝クルミの木の下を見るのが楽しみです。
 
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豊穣の里-ゆら野の夕景

2017年09月29日 04時11分52秒 | Weblog
 

 28日(木)の夕方、加東市社と田中の接する所にあるわが家の田圃を見に行きました。雨が上がり、遠くの山々も見通せるほど澄み切った空気に覆われています。田圃の畦に入って、色づいた稲穂を見て回りました。今年は諸事情で田植えが遅れてしまいましたが、豊かな実りが訪れてほっと一安心です。この辺りは。加古川のつくりだした低位段丘面で、平地が広がり、古来「ゆら野」と呼ばれてきました。また「大塚」という小字名から古代には大きな墳墓があったのではと伝えられています。今では豊かな実りの田圃とイオンや北播磨県民局などの施設が建ち並んでいます。
 沈みゆく夕日を追って社の持寶院へ車を走らせました。「涌羅野山慈眼寺持寶院」の寺号にも「ゆら野」の名が。境内の大師殿から西を望むと広々と平地が広がり、その向こうに青野原の地平線が続いています。日が沈み、空と雲は残照に色を変えていきます。しばらくその光景を眺めてしまいました。豊かな実りの季節の「ゆら野」でした。
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子供らを見守る二宮金次郎像

2017年09月28日 05時22分06秒 | Weblog
     

 23日(土)、市内9小学校で運動会が行われ、各小学校を回りました。楽しみは子供たちの元気な演技ですが、もう一つの楽しみは二宮金次郎と会えることです。
 この歴史ブログでは各小学校の金次郎像を何度も紹介してきましたが、今年の秋の加東の二宮金次郎3体を紹介します。
 私が一番イケメンだと思っているのが米田小学校の金次郎です。今年も男前でした。上から金次郎の読んでいる本が読めるのが東条西小学校の金次郎です。校門脇の築山に立っている金次郎を後ろからそっと覗いてみることができます。そして、福田小学校の金次郎は見上げるような高い台の上に立っています。それぞれの学校を通り過ぎていった多くの子供達を金次郎は静かに見守っていました。
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秋の味覚、栗をいただく

2017年09月27日 05時07分17秒 | Weblog
 26日(火)、加東市内のよく知った方が自宅で採れたと秋の味覚、栗を持ってきて下さいました。ぱかっと割れたイガの中には色つやのよい栗がその顔を覗かせていました。今年は少し実が小さいようだとのことでしたが、栗を見るとなぜか心が満たされるような感じになります。先日は、西脇市の方からやはり自宅で採れた栗をいただきました。さっそく栗ご飯にしておいしくいただいたところです。
 庭のクルミももう20個ぐらいは収穫しました。マイナスドライバーを使って殻を割り実を取りだしてフライパンで煎って食べました。ぶどうといい、栗といい、そしてクルミ、まさに収穫の秋の味覚です。縄文人のDNAが喜びの源でしょうか。
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秋のはじめの静かな朝

2017年09月26日 05時48分46秒 | Weblog
 

 25日(月)の朝、昨日の山田錦乾杯まつりの会場の社中央公園ステラパークあたりを歩きました。まだテントがそのまま置いてあり、まつりの余韻が残っていました。
 爽やかな朝の空気を吸い込みながら公園の中の金屋谷池の堤を歩いていると、一羽のアオサギが池から落ちる水路の近くの手すりにとまっていました。朝飯さがしでしょうか。庭のクルミも今にも地面に落下しそうになっています。秋のはじめの静かな社の朝の風景でした。
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山田錦の里の秋景色

2017年09月25日 05時48分55秒 | Weblog
 

 24日(日)の朝8時過ぎ、加東市岡本の東条公民館には山田錦の里探訪ウォークに参加するために多くの人が集まり始めました。
 酒米の王様、山田錦の特A産地と知られる東条地区で行われる探訪(田んぼー)ウォークに今年は200人余りの人が参加しました。
 出発地点の駐車場の裏には色づきはじめた山田錦の稲穂に真っ赤な彼岸花が朝日に映えて光っていました。水路には水が流れ、今年もイガ栗が流れてきていました。
 屋根のない東条川疏水ネットワーク博物館の秋の特別展でもあります。
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彼岸花、くるみ

2017年09月24日 05時10分32秒 | Weblog
 

 23日(土)は彼岸の中日。早朝に墓参りをしました。家に戻ると、くるみの実が落ちていました。この間の台風の風でも揺すられて落ちていましたが、今朝は自然に落ちたものでしょう。これから毎日、くるみの木の下の地面を見る毎日が続きます。
 市内の9小学校で運動会が行われ、朝から各校を回りました。鴨川小から三草小へと向かう途中、上鴨川の住吉神社近くの鴨川の護岸に彼岸花が咲いていました。去年もこの場所で写真を撮ったことを思い出し、車を止めて眺めました。もうすぐ稲刈り、秋祭りです。
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百旗墓地-彼岸の墓掃除

2017年09月23日 06時00分28秒 | Weblog
          

 22日(金)の早朝、墓掃除に行ってきました。加東市社には墓地が4ヶ所ありますが、わが家の墓は百旗墓地にあります。百旗(ひゃくはた)という地名は源平合戦で知られる一ノ谷の合戦の前に義経が三草山に陣取る平氏を急襲した三草合戦に由来する歴史的な地名で、敗走する平氏を追って社の台地まで来た源氏が百本の旗を立てたことに因んで付いた地名だと伝えられています。百旗、百旗立(ひゃくはったい)と呼ばれています。 この墓地には家原地区の墓もあり、社の市街地が見渡せる位置にあります。昔の京街道筋に面しており、見晴らしのよい場所です。
 先祖や祖父母、両親、弟、叔父の墓石を洗い、草を引いて掃除が終わりました。写真は7月のはじめに撮った百旗墓地です。向こうに見えるのは播磨高野と呼ばれる五峰山光明寺です。
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佐保神社瑞神門の紹介-神戸新聞

2017年09月22日 05時21分59秒 | Weblog
 

 神戸新聞の9月21日付の6面の連載「わが町の文化財」89回に佐保神社瑞神門が取り上げられていました。「豪華装飾、地域のシンボル」の見出しで瑞神門の写真、神崎宮司さんへの取材などが掲載されていました。
 この歴史ブログで投稿回数がもっとも多いのもこの佐保神社でしょう。毎日のウォーキングでの参拝、秋祭りで太鼓屋台の宮入り、境内の御大神宮さんのお祀り、明神講、小さい頃のボーイスカウトの集会等々、佐保神社は私の人生、生活に深く繋がっています。参道や境内の大けやきは季節の移り変わりをいち早く感じさせてくれます。
 もうすぐ佐保神社の秋祭りです。記事と5月の末の朝の瑞神門の写真です。
 
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兵庫教育大学からの三草山

2017年09月21日 05時29分29秒 | Weblog
 加東市下久米にある国立大学法人兵庫教育大学。ときどき構内の丸善書店や図書館を利用します。構内に入って最初の交差点では源平合戦の古戦場として知られる三草山が正面に迫って見えます。なぜか、この位置からの三草山は大きく見えるのです。山ぎわの満月が大きく見えるのと同じ原理でしょうか。
 三草山は独立した山塊ですが、その山頂には中世の山城があったと聞いています。あの頂上から街道を見張っていたのでしょうか。京の都から丹波を経て播磨へと通じる古代からの重要なルートにこの三草山があります。源義経も駆けた道です。
 もうすぐ秋の色に変わっていく三草山です。
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やもりのミイラ-台風で引き出した雨戸に

2017年09月20日 04時51分52秒 | Weblog
 台風18号に備えて家の雨戸を閉めて回っていると、戸袋から引き出した雨戸になにやら黒いものがついていました。よく見ると、やもりのミイラでした。戸袋の中で動けなくなり、そのままミイラとなってしまったのでしょうか。
 子供の頃は磨りガラスにやもりが張り付き、虫をねらっている影をよく見ました。今も時々やもりが出てきますが、ミイラは初めてでした。
 台風一過、ミイラを付けたまま雨戸は再び戸袋の中へとしまわれました。次に日の光を受けるのはいつでしょう。
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朝日に映える懐かしい昭和-やしろの街

2017年09月19日 06時27分46秒 | Weblog
 朝、社(加東市社)の商店街を歩いていると、また、長い間シャッターが閉まったままだった一軒の店、電気屋さんだった建物の解体工事が始まっていました。
 そんななか、いつもいいなあと懐かしみをもって見る店があります。社の銀座通りから児童公園に入ったところにある美容室です。白い壁に「ginza Permanent wave」と筆記体で書かれています。この日は朝日に映えて、気高く見えました。
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佐保神社秋まつりポスター

2017年09月18日 05時35分30秒 | Weblog
 来月10月7,8日は佐保神社(加東市社)の秋祭りが行われます。社の地名は、佐保の社(やしろ)、佐保社村に由来するように、社は、佐保神社の門前町、西国霊場巡礼の道筋にあり宿場町として古くから栄えてきました。その中心にあるのが佐保神社です。
 秋祭りには神輿と氏子村の4台の太鼓屋台が伊勢音頭に合わせて勇壮な練りを披露します。社には上組と下組の2台の屋台があり、それぞれの倉では飾り付けが始まっています。太鼓の練習が始まると、毎晩秋の虫の音とともに太鼓のドンデンドン、ドンデドンの音が聞こえてきます。
 朝、市街を歩いていると、各所にポスターが貼られていました。
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朝のやしろの街角風景

2017年09月17日 06時01分17秒 | Weblog
 加東市社の市街地を歩いているとかつての賑わいを偲ばせてくれる建物に出会います。市街地のほぼ中心に加東市商工会館がありますが、こ会館前の四つ角から東に向かって田町通りが延びています。その入口から見える風景です。静かな朝のやしろの街の風景の中でも歴史を感じる一角です。
 
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昭和26年-昭和池の魚とり

2017年09月16日 05時50分37秒 | Weblog
 この写真は、昭和26年10月に行われた昭和池の魚とりのものです。以前に同じ日の別アングルから撮った写真を紹介しましたが、この写真は昭和池をより広く見ることができます。
 昭和池は加東市上三草の三草山の山麓にある人造の巨大なため池で、大正13年の大干ばつをきっかけに農業用水確保のためにカラクニ谷を土堰堤でせき止め造られた巨大な池です。その工事は難工事となり、土堰堤の下には工事で亡くなった人々の慰霊碑もあります。昭和3年に工事が始まり9年に完成し、昭和池と名付けられました。
 さて、写真ではその水を抜いた昭和池の地形がよく分かります。魚とりの多くの人がまるでアリのように小さく見えます。
 
 
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