加東市社の銀座通りのほぼ真ん中あたりに木造の古い建物があります(写真)。現在は小規模作業所として使用されていますが、この建物が「区の公会堂」として親しまれてきた社町(旧)公会堂です。そして、道路に面しては、社町消防団社分団の詰所建物がそのまま残っています。
この公会堂の思い出は、小学生の頃、そろばん塾が開かれていて、たった数日だけ通ったこと、消防団に入団して、出初式のあと、団表彰などをこの本館で行い、あとは恒例のすき焼きで宴会、教師になってからは、地区別懇談会の会場になったことなどがあり、それぞれ懐かしい記憶とともにある建物です。
さて、この区公会堂の新築工事の書類があります。表紙には「昭和十五年九月起 公会堂新築ニ関スル書類 社区」と書かれています。この書類の中に建築用物資需要申告書が閉じられており、その中に、建築理由が次のように書かれています。
「現在ノ町立公会堂ハ相当年数ヲ経過ナシ大修理ノ必要ヲ生ジタルニツキ今般建築面積縮小ナシ改築ナスト共ニ時局下町立警防団員ノ詰所ヲ必要トシ一棟増築ナスモノ」とあります。
落成式は昭和十七年二月一日に行われています。
この公会堂の思い出は、小学生の頃、そろばん塾が開かれていて、たった数日だけ通ったこと、消防団に入団して、出初式のあと、団表彰などをこの本館で行い、あとは恒例のすき焼きで宴会、教師になってからは、地区別懇談会の会場になったことなどがあり、それぞれ懐かしい記憶とともにある建物です。
さて、この区公会堂の新築工事の書類があります。表紙には「昭和十五年九月起 公会堂新築ニ関スル書類 社区」と書かれています。この書類の中に建築用物資需要申告書が閉じられており、その中に、建築理由が次のように書かれています。
「現在ノ町立公会堂ハ相当年数ヲ経過ナシ大修理ノ必要ヲ生ジタルニツキ今般建築面積縮小ナシ改築ナスト共ニ時局下町立警防団員ノ詰所ヲ必要トシ一棟増築ナスモノ」とあります。
落成式は昭和十七年二月一日に行われています。