ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

今年も秋津百石踊り-住吉神社に奉納

2016年04月30日 04時33分46秒 | Weblog
  

       

 「昭和の日」の4月29日(金)、加東市秋津(常田)の住吉神社境内で、この地に古くから伝わる雨乞い踊りの百石踊が奉納されました。

 秋津百石踊は、「旱魃の時には住吉神社の神前で踊って雨乞いをせよ」という神功皇后の言葉があったと伝えられている住吉神社の神事です。パンフレットの解説によれば、実際は室町末期から桃山初期の頃に雨乞い踊りとして始まったものだろうとされ、この踊りを一度催すと、百石分の経費を必要とすることから百石踊りと云われているそうです。もとは住吉神社の氏子村が参加していたそうですが、今では秋津の西戸(さいど)地区保存会だけが伝えています。
 昭和47年に兵庫県の重要無形文化財に指定され、平成6年の日照りの年に雨乞い祈願で奉納されています。その後、東条とどろき荘で披露され、これを契機に、踊り保存継承の必要性などから、毎年日を決めて披露しようということになり、4月29日に奉納することになっています。

 今年も3月から保存会の練習が始まり、今日を迎えました。練習の成果か、前日までは雨。今日は曇りでしたが、時折りまぶしい日が差しました。しかし、冷たい風が吹いて、境内に揚げられた鯉のぼりが大きく泳いでいました。境内や拝殿では氏子村の代表らが神事を行いました。昨年から行われている湯立神事も行われました。
 境内には、早くから多くの人が集まり、踊りの始まりを待っていました。11時、本殿と能舞台の間の石畳の中央に太鼓が置かれ、いよいよ踊りが始まりました。
 太鼓の独特のリズム、踊り手の問答形式の掛け合いなど、少しコミカルな感じの踊りに思わず体が動いてしまいました。やがて、リズムは早くなり、踊りも激しくなり、頂点に達したところで幕を閉じました。
 雨乞い踊りと聞いていましたが、昔は池の底で踊ったりしたそうです。また、一説には、恵みの雨が降ったあと、神様への感謝を捧げるために踊られたという伝えもあると聞きました。

 人口減少、少子高齢社会が進行する中で、こうした地域の貴重な伝統芸能の維持継承はますます困難になってきます。しかし、そうした状況を乗り越えて大切に守り続けておられる保存会の皆さんに敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。西戸地区は28戸の小さな地区ですが、村総出でこの踊りを守っていますと保存会の会長さんが話しておられました。
 ふるさと加東の、そして兵庫の大切な宝。みんなでこの百石踊りのファンになって応援していきたいと思います。ちなみに私は東条とどろき荘で初めて見て以来、完全にファンになってしまっています。
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花梨とヒラドツツジ

2016年04月29日 07時00分23秒 | Weblog
 

 庭の木々が一気に新緑から若葉の緑一色となりました。その中にうすいピンクの花を咲かせていた花梨の木に今は小さな実がいくつもついています。大きく育てて花梨酒にしたいなと思っています。
 ヒラドツツジも満開状態です。20年ほど前に関西電力のイベントでもらってきた苗木を育てて今は立派な木に育っています。うすいピンクの花びらが緑の中に映えています。
 あっと言う間に生命の溢れる季節を迎えました。ぶどうの枝に芽が出たと思うと、あっと言う間に葉を開き、時間単位で伸びているような気がします。その生命力の逞しさに圧倒されます。
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堤を渡るかたつむり-新池の堤

2016年04月28日 04時43分20秒 | Weblog
 早朝のウォーキングでは、人間世界の活動が始まる前の自然の営みを直に感じることがあります。空気、光、音、色など、動植物が主人公の世界です。そこに身を置き、大自然の呼吸に合わせて歩いていると心が安まり、また、エネルギーが湧いてくるのを感じます。
 27日の朝、いつものように佐保神社から大師殿へに通じる新池の堤を歩いていると、ふと前方の路面にかたつむりがいるのに気がつきました。
 幅3メートルほどのアスファルトの堤を渡っているのです。近寄りしゃがみ込んでしばらくそのようすを眺めていました。本当にゆっくり、ゆっくり、2本のつのを左右に振りながら前進していきます。ふと、脳裏に小さい頃の体験が浮かんできました。

 小さい頃、この新池の下の小川で不思議な出来事を体験しました。雨上がりには新池からあふれた水が水路に流れこみ、魚が捕れるのですが、水路に入って網を広げていると、水路の片側の草の葉ににナメクジがついているのを発見しました。そのうち、風もないのにその葉が左右に揺れはじめました。見ていると、反対側の畦の草がやはりゆらゆらと揺れはじめ、すると、こっち側にいた筈のナメクジがあっち側の葉についているのです。まるで魔法にかかったような気分で何度も見返しましたが、やはりナメクジは移動していたのです。それは瞬間移動のような・・・。

 ふと我にもどって写真を撮りました。
 以前、大師殿の石畳を渡るかたつむりをこのブログで紹介したことがあります。今日は朝、出会ったかたつむりを紹介します。
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朝の光-社の新池

2016年04月27日 04時02分31秒 | Weblog
 新緑の美しさに見とれていたも束の間、木々の緑は一気に広がり、あっと言う間に季節は初夏へと進んでいるようです。
 庭の緑も猛烈な勢いで伸びています。ひらどつつじが赤や白の花を咲かせ、かりんの花が終わり小さな実をつけています。
 朝のウォーキングでも佐保神社の大けやきが緑の葉を枝いっぱいにつけてまぶしく光っています。この季節は、自然の命が一斉に萌えるときですが、自然の一部である人間の体、細胞も同じように萌えている、生まれ変わっているのではないかと思ってしまいます。
 池にはたっぷり水が貯えられ、朝のまぶしい日の光を反射しています。佐保神社から大師堂へとつながる新池の堤の道を歩いていると畔の家や竹藪が鏡のような池面に映っていました。
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起きた道標-上三草、大阪橋の東

2016年04月26日 04時44分43秒 | Weblog
 平成21年(2009)7月16日に投稿した「上三草の道標」で紹介した田圃の畦に寝ころんでいた道標が起きていました。

 24日(日)、やしろ国際学習塾に向かって車を走らせていると、景色に見とれてつい進入路を過ぎてしまいました。気がついて次の交差点を左折し、三草川に架かる大阪橋へさしかかろうとしたとき、道路の脇に低い道標が立っているのに気がつきました。過日、あの寝た道標が移設されていることを聞いていたことを思い出し、さっそく車を降りて見てみました。
 正面を道路側すなわち南向きに立てられています。「右 大さか」と刻まれており、間違いありません。圃場整備で寝かされたままになっていた道標が起こされたわけです。地元のある方は「見慣れた向きではない」と話しておられると聞きましたが、元の環境とは変わっており、これも仕方ないかもしれないと思いました。
 基礎もコンクリートで固められており、これから長い間また立ち続けて大坂街道があったことを未来に伝えてくれることでしょう。
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三草山城の研究に歴史ロマン-北播磨城郭研究会

2016年04月25日 05時09分21秒 | Weblog
  

 24日(日)、加東市上三草のやしろ国際学習塾中会議室で北播磨城郭研究会30周年記念講演会が開催されました。
 会場には城郭・歴史研究に関心をもつ多くの人が出席し、藤原孝三さんの研究発表に耳を傾けました。会場正面には、北播磨などの山城の想定図が何枚も掲げられ、藤原さんは講演前のフリートークで三草山城はじめこれらの山城の特徴などを紹介されました。
 今回は同会30周年の記念ということで、立ち上げに関わった元神戸新聞記者の藤田さんが挨拶に立ち、発会の経緯などを紹介されました。また、三草山城の発表を前に、これに繋がる話として、「家紋の由来と戦国武将の家紋」と題し、日本家紋研究会理事の田中豊茂さんが講演を行いました。家紋の発祥から説き起こし、戦国武将によって活用され、さまざまなデザインが生まれ普及した家紋について分かり易く解説されました。
 続いて、藤原孝三さんが三草山城について研究調査の成果を発表されました。源平合戦の古戦場として知られる三草山ですが、それは京と播磨、西国を結ぶ京街道をにらむ位置にあり、播磨国への入口に位置していることから軍事的にも重要な地点であったということに起因しています。三草山の山上には山城の遺構があり、実地調査、文献調査、聞き取り調査などを重ねて、その研究成果をまとめられたものです。山上には、尾根に沿って「郭」(くるわ)とよばれる平面が幾段もあり、土塁や石積み、水場、堅堀など山城の遺構と想定される部分があり、図に示されていました。
 南北朝時代に山城は造られ、その後戦国時代に本格的に改造されたようだとのことでしたが、講演を聴きながら好奇心というか関心が一気にたかまっていくのを感じました。中学生の頃から三草山にはよく登りましたし、山上からの眺望は抜群であることもよく知っていましたが、山上に山城があったなどとは知りませんでした。石垣の跡がある、とか、砦があった、といった話は聞いたことがありましたが、話だけのことと思っていました。はじめは京街道の見張りの役目、やがては押さえる役目に変わり、山上から山麓へと移ったとも聞きました。麓にある馬瀬や鴨川の地名は古く、鎌倉時代にはあったということであり、源平合戦の一ノ谷合戦の前哨戦だった三草合戦で平家が陣を張った位置や義経が急襲した平家の陣の位置なども想定され、納得のいく話を聴くことができました。
 三草山はふるさと加東のシンボルです。この歴史ブログでもその美しい山の姿を紹介してきましたが、その山上に山城があったという研究に驚き、強烈な衝撃を受けました。まさに歴史ロマンがまた広がっていくのを実感します。
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雨上がりの朝日に映える忠魂碑

2016年04月24日 06時30分37秒 | Weblog


 朝のウォーキングで訪れる明治館前広場の忠魂碑。旧社町の忠魂碑です。
 静かに拝礼し、英霊の御霊に感謝の祈りを捧げます。雨上がりの朝、まぶしい朝日に照らされて、深く刻まれた忠魂碑の文字がくっきりと読めます。雨で洗われた碑に刻まれた英霊の尊名も朝日の影ではっきりと読むことができます。この中には叔父2人の名もあります。郷土から出征し、遠く離れた大陸で、また南方の海で散華された英霊。今日の平和と繁栄は英霊の尊い犠牲の上にあります。今も神界、霊界からわが国と郷土を守り、導いて下さっている英霊の御霊に深く深く感謝するばかりです。
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新緑の佐保神社大ケヤキとアオサギの営巣

2016年04月23日 04時52分39秒 | Weblog
  

  

 雨上がりの朝、まぶしい光が充満する佐保神社参道の大ケヤキ。淡い緑の若葉が光っています。その光を受けてアオサギが忙しそうに飛び回り、ケヤキの古い枝を集めて巣づくりに余念がありません。
 空は青く、ケヤキは新緑、そして、その中に白や灰色の衣装をまとったアオサギの姿は気高さを感じさせます。
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東条川疏水の歌-土肥芳郎さん作詞のCD完成-

2016年04月22日 05時18分26秒 | Weblog
 ブログ「百聞百見」にも紹介しましたが、東条川疏水の歌、「東条川疏水の物語」、「東条川よ ありがとう」の2曲などが収録されたCDができあがりました。

 この歌は、昨年11月23日に行われた東条川疏水ネットワーク博物館のオープン式典で初披露され、今年の2月14日に行われた県庁加東クラブのオープニングでも静岡県の歌謡グループ「オレンチェ」によって歌われました。この歴史ブログでも歌詞を紹介しましたが、今回は念願のCDが完成したということで、重ねて紹介します。

 東条川疏水は全国疏水百選に選ばれており、選定10周年を記念して、東条川疏水の起点でもある鴨川ダムの竣工した昭和26年11月23日が「東条川疏水の日」として正式に制定されました。
 この「疏水讃歌」はネットワーク博物館の活動に参画している土肥芳郎さん(釣針製造「土肥富」会長)の作詞によるものです。鴨川ダムや昭和池とその水路網、山田錦の里を潤す豊かな疏水を謳っています。優しい清らかなメロディの歌です。
 この疏水の歌がふるさとの人々、とりわけ若い人、子供達が口ずさんでくれることを願っています。
 歌詞は次の通りです。


 東条川疏水の物語(疏水ネットワーク博物館讃歌)

桜(さくら) 紫陽花(あじさい) 向日葵(ひまわり) 紅葉(もみじ)
四季を彩る(いろどる) 川端まつり
 鴨川ダムから 生まれた疏水(みず)は
 育む命 清き水
ただひたすらに たゆたゆと
流れ続ける 東条川疏水の物語

曽根(そね)のサイフォン 船木(ふなき)の池と
三草山麓(みくささんろく) 昭和の池よ
 田畑に恵みを 注いだ疏水(みず)は
 未来に向けて 語る水
山田錦(やまだにしき)は 酒となり
癒し続ける 東条川疏水の物語

六ケ井円筒(ろっかいえんとう) 分水堰(ぶんすいせき)は
今に輝く 先人叡智
 北播磨路(きたはりまじ)を 流れる疏水(みず)は
 青空屋根の ミュージアム
明日へ未来へ 感謝して
讃えて止まぬ 東条川疏水の物語東条川と疏水のあるふるさとをこよなく愛する作者の気持ちが歌詞に溢れています。多くの人が口ずさむ歌になってほしいと思います。


「東条川よ ありがとう」

屋根のないミュージアムは 知っていますか
大空の光り輝く ビックな館
そこは・・ 東条リバーの疏水
LaLaLa東条 川の魅力のワンダーランド
LaLaLa東条 育む水のシンフォニー
  鴨川ダムに 曽根サイフォン
  安政池と 昭和池
  こだまの森には 船木池
  誇る六ケ井円筒分水
東条川よありがとう


当たり前過ぎていると 気が付かないね
誰だって水の力で 生きてることを
だから・・ 東条リバーの疏水
LaLaLa東条 川は命のジュエリーランド
LaLaLa東条 奏でる夢のコンチェルト
  鴨川ダムに 曽根サイフォン
  安政池と 昭和池
  こだまの森には 船木池
  誇る六ケ井円筒分水
東条川よありがとう  
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新緑がまぶしい加東の野山

2016年04月21日 04時09分41秒 | Weblog
  

 市内の各所で行われる行事や神戸への往き帰りの車から見える加東の野山の新緑が一番美しい時期を迎えています。淡い緑が日射しにまぶしく光っています。その中に点々と淡いピンクの桜が咲いていたり、濃い緑の木々とのコントラストで素晴らしい景色となっています。
 四季の変化がある日本の自然の美しさ。桜の花を楽しんだあとは、萌えあがる若葉の新緑が生命の力を感じさせてくれます。鴨川の御嶽山(清水寺)、東条湖、三草山、五峰山、そして嬉野台地をはじめ、市内を走る国道、県道沿いの野山の景色は今が一番でしょう。
 
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嬉野台生涯教育センター講堂の女姓像

2016年04月20日 05時28分21秒 | Weblog
  

 19日(火)、加東市下久米の県立嬉野台生涯教育センターでうれしの学園生涯大学の入学式・開講式が行われました。
 好天に恵まれ、新緑と満開の八重桜がまぶしい同センターの講堂の東側に新しく整備された駐車スペースに車を止め、講堂の北側を回って玄関に向かう途中、その壁面にギリシャ彫刻のような女性像があるのに気付きました。
 壁から突き出る台の上に、古代ヨーロッパ風の女性が壷のようなものを手にさげ、盃を捧げるようなポーズをとっています。照明装置もあるようで、ひょっとして夜にはライトに浮かびあがるようになっているのでしょうか。
 生涯教育センターは築45年が経ち、昨年1年をかけて耐震工事が行われました。講堂東側の駐車場も整備されたのですが、この女性像の存在に初めて気付きました。見ていたかも知れませんが、意識したのは初めてでした。どんな謂われがあるのでしょうか。
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県立嬉野台生涯教育センターの八重桜

2016年04月19日 07時06分48秒 | Weblog
  

 ソメイヨシノが散り、今度は八重桜の満開を迎えました。
 加東市下久米にある県立嬉野台生涯教育センターを抜ける道路沿いの八重桜の並木がほぼ満開で、青空と新緑の淡い緑を背景に鮮やかなピンク色の花がまぶしく光っています。
 19日には同センターでうれしの学園生涯大学の入学式が行われます。
 
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春の嵐一過 播州清水寺で桜まつり

2016年04月18日 03時36分23秒 | Weblog
 

 

 17日(日)、朝起きてみると、夜半からの強い風雨で庭の木々が大きく揺すられていました。
 それでも9時過ぎには雨はほぼ止んで、回復の兆しが見えるなか、加東市平木の清水寺へ車を走らせました。今日は寺で鴨川桜まつりが開催されます。登山道を車で登っていくと、雲の中に入り、視界は道路沿いの桜や木々だけという状態です。山頂の駐車場にはまだ車も少なく、傘をもって山門へ。講堂へとつづく道に吊された提灯も風に大きく揺れ、杉は音をたてています。実行委員会の本部も準備中で、お茶席は早々に中止となったということでした。本坊で写真展などを鑑賞し、住職の清水谷さんや檀家の役員さんらと懇談している間に天気は一気に回復、青空がのぞき、日が射してきました。
 講堂から階段を上って根本中堂へ。下鴨川の皆さんが甘酒の接待をしておられました。眺望も開け、遠くに六甲連山も見えました。あとで聞きますと、和太鼓は中止となりましたが、その後、さまざまな催しが行われたとのことでした。
 帰りに平木地区の皆さん手作りの関東煮とおにぎりを買いました。桜まつりの楽しみの一つになっています。下山する頃には八重桜、枝垂れ桜と新緑が日にまぶしく光っていました。
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90余年を耐えた桜-鴨川小

2016年04月17日 05時38分44秒 | Weblog


今月9日の桜    

 16日(土)、加東市立鴨川小学校を訪れました。オープンスクールが行われ、子供達の学習風景を参観してきました。
 教室の窓の向こうには、新緑がまぶしい鴨川の山が見えます。校庭のクスノキの緑や葉がついた桜の古木も見えました。
 つい一週間前に訪れた時にはまだ花もついていましたが、あっと言う間に山の色も柔らかい緑色の新緑に変わってしまいました。
 桜の古木は現在地に小学校が建てられたときに記念に植えられたものと校長先生から教えてもらいました。もう90年を超えて今も校庭で花を咲かせています。桜の寿命は4,50年と聞いていますから、倍は生きていることになります。90余年の風雪に耐えた桜の古木。今年も鴨川の子供達の成長を見守っているようでした。
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火事にも耐え今年も新緑-佐保神社の大けやき

2016年04月16日 04時31分44秒 | Weblog
 佐保神社の境内に大けやきが立っています。その姿はまさに、立っている、という表現がふさわしいもので、地面から太い幹が少しななめにまっすぐ伸び、その幹から枝が伸びています。小さい頃から見慣れた大けやき。その太い幹の表面には下から上まで黒く焼け焦げた筋がついています。
 もう何年も前、ある朝、ウォーキングで境内に入ったとき、幹の表面が燃えているのを発見しました。何者かが放火したもののようでしたが、消防によって消火されましたが、その焼けあとは痛々しいものでした。その後も逞しく復活して毎年葉をつけています。台風や雷、さまざまな自然の猛威に耐えながら、今年も瑞々しい新緑をつけています。
 朝のウォーキングで佐保神社に参拝し、境内を歩くとき、この大けやきの堂々たる立ち姿に大きな力を感じます。
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