ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

針金の先で羽化したんですね 

2022年07月31日 05時49分01秒 | Weblog
 

 

 早い時は、午前6時前から庭でセミが鳴き始めます。朝の8時頃には、窓を開けるとセミの鳴き声で耳が痛くなるほどです。その間は、木々を飛び回っています。そして、10時頃にはピタリと止みます。昼間は静かに木の幹に止まって過ごし、夕方にはまた鳴きます。
 ベランダの柱に針金で竹を止めているのですが、その針金の先に抜け殻がぽつんとついていましt。木の枝や壁、塀などいろんなところでセミが羽化しているのを見てきましたが、針金の先は初めてでした。よく体を固定できたものだと感心しました。
 夕方、水やりに出ると、ゆらりゆらりとハグロトンボが飛びます。止まってはまるで呼吸しているように翅を広げては閉じます。静かな静かな一時です。
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夕日に光る真夏の入道雲ー丹波篠山市あたりに立ったか

2022年07月30日 05時57分54秒 | Weblog
 

 29日(金)の夕方、帰宅した午後7時頃、庭木に水をやろうと出てみると、東の空に入道雲が立っていました。すでに日が落ちていましたが、上空には光が届き、最上部はもくもくと立ち上る雲が白く光っていました。
 時折り、その下部あたりが光り、遠く雷が聞こえてきました。雨雲レーダーで見てみると、加東市から東の方角、丹波篠山市辺りに雨雲が出ていました。加東市社の真上には雲はありませんが、遠く、高く、雄大な入道雲が光っている景色はまさに真夏の夕景色でした。
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社高校野球部が夏の高校野球兵庫大会を制し、甲子園出場を決めました!

2022年07月29日 06時31分57秒 | Weblog
 
試合前の球場 夏の空           ゲームセット 校歌が流れる
 

 28日(木)、令和4年夏の高校野球、兵庫県大会の決勝戦が神戸ほっともっとフィールドで行われ、県立社高校が神戸国際大附属高校を破り初優勝を飾りました。
 球史に残る延長14回タイブレークの激闘を制しての勝利でした。応援席で野球部の保護者会、OB会の皆さんと一緒に尚友同窓会の役員らと応援しました。
 本当に辛坊辛坊の試合でした。1点先制するも2点を取られ逆転、そして同点にし、そのまま延長戦へ。13回タイブレークで1点取るも裏に1点を返され、14回へ。ここで3点を入れるも裏で再び神国の反撃が。しかし、ここで好守備が出て勝利を手にしました。
 「強い」「全員が凄い」そんな今年のチームの印象を受けました。応援席は声援と勝利の涙。優勝旗を先頭にダイヤモンドを行進する選手の胸に「YASHARO」の文字が光っていました。
 そして、甲子園です。あの選抜大会出場から18年。遂に夏の大会に社高校が戻ってきます。
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御大神宮さんの祭道具箱 昭和12年

2022年07月28日 06時06分51秒 | Weblog
 

 26日に紹介した、御大神宮さんのお祭りに関して、もう一つ紹介しておきます。このお祭りの道具が入った箱です。
 写真の通り、「大神宮御用箱」「昭和拾貳年拾月拾七日」「中東田町」と書いてあります。昭和12年は西暦1937年ですから今から85年前になります。また、中東田町と書いてあります。現在は田町筋の町内会は西田町、中田町、東田町と3つの町内会になっていますが、当時は、東田町と中田町で祀っていたのかもしれません。葬式に使う鉦も東田町と書かれたものを中田町で使っていましたし、お地蔵さんのお祀りも田町のお地蔵さんとして一緒にお祀りしていたとの記憶があります。
 天照皇大神宮の一対の幟もそれぞれ東田町と中田町となっていますし、祠の幕にも東田町の町名があります。
 一年に一回しか使わない幟や幕などの祭道具ですが、85回目と回数を重ねてきたということです。去年から今年にかけて新たに町内会入りされた家もあり、これからも町内会でこの御大神宮さんをお守りしていきたいと思います。
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猛暑の夕景ー入道雲と関電タワー

2022年07月27日 05時20分36秒 | Weblog
 

 26日(火)は、暑い一日でした。午後3時過ぎの外気温は37度になっていました。ヨーロッパを襲っている猛暑の40度には達していませんが、さすがに体温を超えると体の調子が崩れそうでした。
 夕方、外に出てみると、西の空に入道雲が立っていました。西に傾く太陽の光がその縁を光らせていました。関電タワーの真上の空はどこまでも高く、そして、海の波のしぶきのような雲が描かれていました。夏の夕方の一時でした。一雨欲しかったところですが。
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町内会で守る御大神宮さんー今年も佐保神社境内でお祭り

2022年07月26日 05時56分20秒 | Weblog
 

 

 25日(月)、夕方、夏の太陽が遠く西の地平線に沈もうとする頃、加東市社の佐保神社境内の西側の小宮さんが並ぶ、その真ん中辺りに、わが中田町(なかたまち)町内会のメンバーが集まってきました。中田町とは、社の古い商店街の田町通りのちょうど真ん中辺りの町内会の名です。田町筋には、西田町、中田町、東田町の3つの町内会があります。今では住宅街に変わってしまいましたが、江戸時代から栄えた商店街でした。
 この町内会がお守りしているのが御大神宮さんです。毎年7月25日にお祭りをして皆が集まり、家内安全と町内繁栄を祈ります。昨年、今年と新たに町内会入りをされた方もあり、子供の数も増えました。
 さて、この小宮さんの由緒来歴を紹介します。かつて、この小宮さんは田町通りにありました。昭和初期に県道拡幅のために小宮さんを佐保神社に遷したのです。場所は変わっても昔の通り、元の町内でお祭りを続けているということです。
 では、この小宮について、故・服部千代子さん(中田町)が書き残した言い伝えを紹介します。
 江戸時代のはじめの頃、ある日、空から御幣がひらひらと舞い落ちてきたので、人々は「これは勿体ないことだ。おろそかにできない」と、お金を出し合って家の前に小さな祠を建てたそうです。小さいながらも玉垣で囲って立派なものだったといいます。その後、昭和のはじめになって、田町筋(県道)を清水行や三田行の定期バスが通ることになり、幅5メートルほどの道の真ん中あたりまではみ出していた祠を移転することになりました。当時の町内会長さんが佐保神社の宮司さんに相談を持ちかけたところ、佐保神社の境内に移すことになったのです。
 服部さんの手記では、「遠い昔、江戸時代の初期だったかもしれません」と書いてあり、時期ははっきりしていません。「空から御幣がひらひらと降ってきた」から思い浮かんでくるのが、お伊勢参りとの関係です。伊勢信仰は江戸時代に絶頂を迎えます。全国各地から人々はお伊勢参りの旅にでかけました。その信仰を広めるために御師とよばれる人々が各地を巡り、お札を配っています。元禄時代にはお札を各地に降らしたという記録もあるそうです。中田町に降ってきた御幣もそうしたものだったかもしれません。
 かつて、田町には米穀取引所があり、大阪の堂島と旗振りで相場を知り,取引が行われていました。仲買人が集まる田町筋は大いに賑わったことでしょう。小宮の石の玉垣には、取引所、仲買人、当時の住民の名が刻まれています。玉垣には明治37年(1904)の建立年が読み取れます。今から118年前のことになります。この御大神宮さんをこれからもずっとお守りしていきたい、次の世代にも伝えていきたいと思います。コロナ禍の中、去年も今年もお祭りができたことに感謝しつつ。
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朝の姫路城ー朝日に映えてくっきりと 

2022年07月25日 05時10分03秒 | Weblog
 

 22日(金)の朝、6時前、宿泊した姫路市内のホテルから姫路城へと歩いてみました。
 犬の散歩、ジョギング、ウォーキング、出勤と、まだ通りに人はまばらでした。世界遺産の姫路城の大天守がお堀の向こう、石垣の上にその美しい姿を見せてくれました。お堀端の柳の木の枝がお城を引き立ててくれているようでした。
 護国神社にお参りして、さらに東の交差点へ。姫路城が一番きれいに見えるポイントとされる場所からもう一枚写真を撮りました。手前のクスノキの緑の向こうに天守閣が小さく望めました。夏の朝の空が広がり、地上のクスノキの緑の山の向こうにぽつんと天守閣。素晴らしいビューポイントでした。
 
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夏の夕方ー路地のトンボ

2022年07月24日 05時33分20秒 | Weblog
 

  

 家の東から南側には細い路地が通っています。かつては、近所の人が便利に使っていた近道だったのですが、今ではほとんど人通りがありません。
 静かな路地にハグロトンボがゆらりゆらりと飛び、地面に着地。しばらくするとブロック塀の中の木の枝の先にコシアキトンボが止まりました。夕方の逆光で腰の色ははっきりしません。庭には、もう一匹のハグロトンボが木々の間を飛んでは止まり、翅を閉じたり広げたりしていました。ちょうどこの時間帯はセミの声がピタッと止まります。静かな路地の夕方の景色でした。 
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夏景色ーくるみの実、トンボ、クマゼミ

2022年07月23日 06時19分30秒 | Weblog
 

 

 夏休みになりました。空も青く高くなり、日差しはまぶしく、まさに夏がやってきました。
 朝、クルミの木を見上げると、目立つほどに実が大きくなっていました。路地を歩くと、コシアキトンボが旋回し、細い木の枝の先に止まりました。トンボは先っぽが好きですね。そして、生垣の木の葉の間に、クマゼミが静かに止まっていました。前の夕方に羽化して一晩経つと、透明だった体は黒くなり、羽もしっかりしています。いつでも飛んでいけそうです。
 夏の朝は、生き物の生命力を感じることができます。朝日を受けながら、ラジオ体操というのが定番でしたが、今年はどうするんでしょうか。
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夏到来!セミ一斉に鳴き始める

2022年07月21日 04時28分43秒 | Weblog
 


 20日(水)の朝、7時頃になると、クマゼミが鳴き始めました。登校見守りに立つ頃には、庭の木々や隣の駐車場の桜などから一斉に鳴き声が聞こえてきます。
 ナンキンハゼの枝にはアブラゼミ、柿の木の枝にはクマゼミ、そして、カーテンを開けると、なんと網戸にチーチーゼミ(ニイニイゼミ)が止まっており、突然開けたので、上へ横へと移動しまくりで何か踊りを見ているようでした。
 セミは毎年のことなので、本当の梅雨明けを知っていたのでしょう。学校も夏休みに入る頃、こうして「夏」がやってきました。
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生け垣の中に宇宙人の顔が・・・

2022年07月20日 05時17分54秒 | Weblog


 暗闇の中に細長い顔が青白く浮かんでくる。頭は天辺が細長く、黒い大きな目がある。その下には鼻のようなものと口があり、鋭い牙のようなものも見える。これは、小さな宇宙人が生け垣の木の葉の間からこっそり覗いていてところが写ってしまった、ということなのか・・・。
 実は、クマゼミの羽化の途中の姿です。体はまだ半透明で、頭部に2つの黒い斑点がありまるで大きな目のように見えます。尖った頭部は、実は尾の部分で、透き通った羽がまだ開いていないので写らないのです。要するに写真を天地をひっくり返してみたら、おそろしき宇宙人の顔に見えたのでした。
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柿の木のニイニイゼミ 忍者のように

2022年07月19日 05時33分19秒 | Weblog
 

 17日(日)の夕方、孫とセミ取りをしようと庭の木を探しましたが、鳴き声も姿も見えませんでした。
 木の幹の膨らみや色の違いを探していると、柿の木の幹にほんの少し膨らんだところがあり、とっさにチーチーだと分かりました。チーチーゼミと呼んでいましたが、ニイニイゼミのことです。
 ズームしてみると、チーチーの姿は柿の木の皮、表面の色や模様に溶け込むような模様で、まるで忍者のようでした。
 チーチーは夏休みの入口あたりのこの時期に出てくるのですが、その後にシャブ(クマゼミ)やガラ(アブラゼミ)が出てきて、ミンミンゼミやヒグラシ、ホイツク(ツクツクボウシ)が鳴くと夏の終わりです。
 小さかった頃は、このチーチーをまず捕ることがセミ捕りで、シャブはなかなか捕れませんでした。
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クマゼミの羽化を見ました

2022年07月18日 05時03分33秒 | Weblog
 

 17日(日)の夕方、遊びに来ていた孫がセミを捕りたいというので、網を持って隣の駐車場の桜の木を探しましたが、みつかりませんでした。家の裏庭の柿の木でチーチーゼミが鳴き始めたのですが、これは捕れませんでした。
 そろそろセミが土中から出てきて羽化を始める頃だと、地面や木の枝を探し始めると、いました。生垣の下の方の枝の先に殻を破って出てきたばかりのクマゼミがいました。まだ、体は半透明、羽は縮んで伸びていません。その後も、ビワの木に2匹、生垣にもう1匹、計4匹の羽化を見つけました。孫は捕っていいとたずねるのですが、いや、これはそのまま明日の朝までそのままそっとして見るだけ、と言ってやりました。
 すでに何日か前からクマゼミの抜け殻を見つけていましたが、今年、羽化の現場を見たのは今日が最初でした。夏休み前になると、始まる生命の神秘です。今年も同じでした。
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闘龍灘ー加古川中流の奇岩の絶景

2022年07月17日 06時06分34秒 | Weblog
 

 16日(土)、加東市上滝野の闘龍灘を見下ろす滝寺荘の2階から、奇岩と轟音を響かせて流れ落ちる滝の白波を眺めることができました。
 過日、上流の大雨のために水位が急上昇し、岩場に取り残された人が急遽ヘリコプターで救出されるという事態になり、テレビニュースで大きく報道されましたが、今日は、普段の水位で、時折り差す日ざしに白波が光り、水も澄んでいました。
 しかし、こんな日でも、上流で大雨が降ったりすると、一気に水位が上がります。そんなことを話しながら、5月3日の花まつりの夜には花火大会が行われ賑わうことや、かつては屋形船も出ていたことも話題になりました。
 兵庫県の丹波に源を発し、北播磨から東播磨を流れ、播磨灘に注ぐ県下最長の大河、加古川。その中流域の奇岩の景勝地、闘龍灘。この地は、高瀬舟の舟運でも栄えました。水路を開いた阿江与助の銅像が今も闘龍灘を見つけています。伝統的な鮎漁でも知られ、5月1日には全国でいち早く鮎漁が解禁されてきました。今日は、その闘龍灘の全景を紹介します。
 
 
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今日も元気で頑張るぞー! 元気の出るステラパークの牡牛座像

2022年07月16日 06時07分59秒 | Weblog
 

 朝のウォーキングで社中央公園のステラパークを横切ります。ステラパークには星座をテーマにした石造が配置されています。それぞれに個性的で眺めたり、腰掛けたり、覗いてみたり、と自由にふれあうことができます。
 その中で、この牡牛座の像には、いつも元気づけられます。大きく突き出した角が腕のように見え、「今日も元気で頑張るぞー!」と両腕を突き出しているようです。
 朝のステラパークでは、円形芝生の周囲を走る人、歩く人、グループで体操やダンスをする人などの姿が見られます。高台にあるので、見える景色は高く広がる大空ばかりで、心も開放されます。
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