ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

台風で倒木-河高住吉神社

2017年10月24日 06時31分39秒 | Weblog
 台風21号は雨と強い風が特徴でした。北からの強風のために加東市内でも木が倒れたり、折れた枝が散乱するなどの被害が出ました。
 このうち、河高地区では加古川右岸、福田橋西詰にある住吉神社境内の木が根こそぎ倒れ、本殿の北側の小宮の屋根に折れた幹が倒れかかりました。境内西側に並ぶ大木の一番北側の木で強風にまともに受けたのでしょう。
 住吉神社は室町時代の創建と伝えられる由緒ある神社です。以前は県指定文化財の石鳥居が倒壊し再建されたこともありますが、今回は倒木被害でした。
 倒木被害といえば、室生寺の五重塔が倒木で被害を受けたことが記憶にありますが、神社には鎮守の杜があり大木が植わっています。普段は神社を守り、人々の心に憩いと安らぎを与えてくれる神社の木々も台風という自然の猛威には勝てないこともあるということをあらためて思わされました。しかし、立ち寄られた地区の方が、午後から(人が)寄って片付けをすることになっている、と話しておられました。自然の災害にも負けず乗り越えて神社を守っていくのも地区の人々であるということです。倒木に台風一過の明るい日が射していました。
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