動物はその生活に合わせて進化してしてきた。
というかダーウィンの進化論的に言えば、生活に適応できる特性を持ったものが生存してきた。
動物の視力について考えるとき、
イヌは薄暗い中で狩りをしてきた動物だから、色の区別は重要ではなく、細かい焦点も重要ではなかったとか、
馬は肉食獣から走って逃げてきた動物だから広い視野を持ち遠視気味だ、とか考えることが参考にはなる。
ただ、肉食獣にとっても草食獣にとっても色もわかったほうが有利だし、細かいものも見えたほうが有利なはずだ。
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おそらく馬もイヌも、網膜の視細胞のうち、明るいところで細かいものを色つきで観るのに適した錐(状)体より、
弱い光でもボンヤリと像を視ることができる桿(状)体が多い個体が生き残ってきたので、
細かい視力や、色の識別が(ヒトに比べれば)犠牲になっているのだろう。
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もうひとつは、良い視力を持ち、その眼から入る情報を処理するためには、大きな眼と太い視神経と大きな脳を持たなければならず、そのことは早く走ったり、長時間走ったり、急激に走る方向を変えたりする上では不利だからではないだろうか。
馬の眼は動物の中でも最大級だが、それは単純な大きさの比較で、体重比ではヒトの眼より大きいわけではない。
そして、脳の大きさはヒトを含めた霊長類が体重比では最大級だ。
樹上生活していた猿は良い眼が必要だったとか、色づいた果実を判別するためには色の識別が必要だったとも説明されているようだが、
すべての猿が良い眼と大きな脳を持っているわけではない。
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霊長類が色と細部がわかる視力を持ち、大きな脳を発達させているのは、複雑な社会構造を持つ集団生活をするためだとも考えられている。
その社会生活は単に力関係だけではないので多くの情報処理が必要になる。
そして、顔や体の表情を微妙に見分けたり、顔や(ときにはお尻の)色を見分けたりするための眼が必要なのかもしれない。
やれやれ、人の顔色をうかがいながら頭を悩ませて生きて行かなければならないのは、ヒトとしての生物学的特性のようだ。
あれっ? 視力の話だったんだけど・・・・
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相棒も大興奮。
実は乗馬が趣味なんですが、最近大好きな馬が疝痛で死にました。
「疝痛」という言葉がうまく理解出来ないでいましたが、このブログを読んでやっと理解出来ました。
ちょっとした物でも、こいつの視界は遮られます。もしかしたら、漂っている匂いの方が、周囲の様子がわかりやすいのかな? と思いました。
そしたら、今度はキリンの視力が気になりました。どうなのでしょう?
hig先生が入られるほど大きな小屋だったのですね、お見それいたしました<(_ _)>
おサルがだます話では、チンパンジーの知能テストで高いところにつるされたバナナを、研究者をさりげなく真下に連れて行って踏み台にして取ったというのがおかしくて好きです☆(どっちのテスト?^^;)
獣医療はまだ専門に分かれていなくて、それが面白いところでもありまうす。
健康だった馬が突然「はらいた」で死んでしまう。それは馬の宿命でもあります。管理で予防できたり、手術で治せることもありますが、なかなか難しいことが多いです。
おそらくイヌは匂いでモノを考えているのではないでしょうか。私たちヒトが視たものを記憶し、見た目で判断しているように、イヌは匂いを記憶し、匂いで判断しているのではないかと思います。
コラッ!と怒るより、嫌な匂いでもさせる方が効果があるかもしれませんね。
馬の目は動物の中で最大級らしいですが、キリンはそれより大きいのではないかとにらんでいます。しかし、大きい目が視力が良いとは限らないのが面白いところです。
いらっしゃいませ~というより、もうちょっと荒っぽいんですよね;笑。舐める、齧る、乗っかる、踏みつける、etc. 逃がさないゾ~でしょうか。
他の個体やヒトをだまそうとまでする知力があるか?これは動物心理学者の大きな課題なようです。どうやらイヌも嘘をつくらしいですよ。
ワンコ修行日記!凄くお勉強になりますw
視力について、我が家の犬達も『こう見えてるんだなぁ~』と日々、観察してみたりしています。
我が家の犬は仔犬の時の目がブルーで、成長と共に琥珀色に変化する犬種です。
その仕組みってやはり、錐(状)体と桿(状)体の数の変化によるものなのでしょうか?
あと、サイトハウンドの種類のアフガンやボルゾイは目が良いと言いますが、特別なのでしょうか?
ワンちゃん、大きくなりましたね♪犬小屋も素晴らしいですね!
うち犬も何故か、テンションがポーンとあがって口をペロペロ舐めようとしてきます。
オレンジのドッグトーイも機能的そうで良いですね♪
そうだ!!『ジョリーボール』ってご存知ですか?
馬用と犬用があります。我が家の犬は大好きでよく遊ぶのでオススメですよw
虹彩の色は発育過程で変わるのがいますよね。網膜の色はどうなんでしょうね。
バイアイと呼ばれる左右で虹彩の色が違うイヌもいますが、左右でタペタムがちがうのか調べてみたいです。
馬も鮫目(虹彩が青い)が居ますが・・・
視覚狩猟犬はやはり眼が良いようです。とくに動体視力はすばらしいようです。