年齢は健康にも、精神的成熟にも影響をあたえる。
それで、動物の年齢がヒトで何歳に相当するか、よく考えられる。
単純には7をかける。
つまり、1歳はヒトの7歳。5歳はヒトの35歳、10歳はヒトの70歳。
ゴールデンレトリーバーの飼主である私の印象でいうと、それほど違和感はない。
1歳まではガキンチョ。2歳までは子供。3歳で若者。4歳で大人。7歳くらいから衰えが見え、9歳はだいぶくたびれている;笑
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もうちょっと正確に。とか、近年は小型犬が多く、小型犬は長生きするので、だろう。考えられているのは、
小型犬・中型犬は
24+(年齢-2)×4
大型犬は
12+(年齢-1)×7
とされている。
・小型犬の方が老化が遅い。
・3歳くらいまでは大型犬の方が成熟が遅い。
しかし、大型犬でも15歳前後まで生きる個体もいる。
たしかにヒトでも100歳がいっぱい居る時代だけど。
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カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究でDNAのメチル化をもとに年齢を考える方法が考案された。
詳細はなかなか難しいが、実際にはこうだ。
この研究に使われたのはほとんどラブラドール・レトリーヴァーだったらしい。
馬、サラブレッドについても研究してもらえないかと思う。
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しかし、そもそもヒトはかつてと同じように成長し、かつてと同じように老化しているか?
平安時代の日本人は40歳くらいで死んでいたらしい。
織田信長は人生五十年と舞ってから殺された。
厚労省の統計を見ても、昭和20年ころ、男の平均寿命は50過ぎ。
女性との差が3歳しかないから、戦死は含まれていないのだろう。
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動物の年齢をヒトに換算しようとすると、
成長や老化とは何か?
寿命とは何か?
なぜヒトもイヌも長生きするようになったのか?
という根源的な問題に突き当たるように思う。
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二人出勤の土曜日。
午前中、肢軸異常の当歳のsingle screw 手術。左右。
トリプルドリップ麻酔で。
昼、血液検査業務。
午後、当歳馬の腰痿のX線撮影。
つづいて、1歳馬の屈腱鞘鏡手術。
寄せたのかも知れませんが苦笑
より初速が速いことに驚かされました。
寿命の延長は栄養学的な進歩が大きいのかも知れません。
死因を重ねて特に腫瘍の占める割合が等しくなってきた場合圧倒的加齢つまり寿命と言えるようになるのかも知れません。
生化学的推定で犬10歳以上のラインは動物種によらず寿命という概念で捉えることができるのかも知れません。
そういえば猫の腎不全は生来のものでこれが解消されることにより長生きできそうだ、というのは獣医学的な今年の?最大トピックなのかも知れません。
人に換算するとわかりやすく感じますが、心血管病変だけをみても、わんこの老化がヒト同じというのでもないように思っています。だとしても長いことわんこは一気に大人になって長いこと若くて一気に老け込むと思っていたのは愚かすぎました。
最近は獣医さん方の啓蒙もあり、健康で長生きなわんにゃんが増えている印象。あ、馬もそうなのかも。
長生きすれば癌などの死因がヒトのような割合になったり飼い主の高齢化が問題になったりするのも当然かな。ヒトと大きく違うのは自殺しないことと安楽殺の割合かな?と思ったりも。
亀より先に死にそうだから、あとは頼んである
そして、レトリーヴァーは70前後からあまり歳をとらないことになってしまいます。10歳を超えると年々ヨボヨボになっていくようですから、ヒトの1年と同じ、と言われても納得いかないでしょう。
あるいは短命なネズミやハムスターのものも。
成長ホルモンや性成熟・繁殖年齢は、年齢比較においてどうなんだろうと考えたりもします。
ご飯にみそ汁をかけた犬にとっては非常に塩分の濃い食事です。
人権意識が高まるにつれ犬の寿命も延びてきたように思えますが
北米に比べるとペットに対する世間の意識はまだ低いです。
こちらでは炎天下に車に閉じ込められた犬がいたら警察に連絡され
窓ガラスを割って救出されますから。
人もでした。
動物保護局があって活躍しているそうですね。でも、活躍が必要な場面があるということでもあるのでしょう。
しかし人犬とも栄養学的に吟味されていなかった古典的な寿命は結構はまるのかもしれません。
問題なのは古典的に人の4−7倍早く加齢すると想定されていたのに高齢になると1年が等価になる点ですね。
人の腫瘍の進行速度も年齢によってだいぶ異なるようですが、犬の6歳は人の60ではなく時に人の若齢ガンと同等の進行速度を持つのかも知れません。
もしそうであれば犬の死亡要因でもその割合に応じて人の若齢がんの余命に重ねると早く寿命を迎えるという説明になるのかもしれません。
人の若齢ガンを寿命とするのに語弊があるとするなら、犬の腫瘍による死亡を寿命とするのはもしかすると言い訳なのかもしれません。
精神的発育もそうでしょうし、細胞分裂の盛んさもそうでしょうし、性成熟とか繁殖年齢もそうでしょう。成長ホルモンの分泌量なんかもそうでしょう。