電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
もちずきともちづき
2017年1月10日
僕の寄り道――もちずきともちづき
郷里静岡県清水には望月姓が多い。「もちづき」をローマ字で入力するときは「MOCHIDUKI」と入力するのだけれど、望月さんの看板には「MOCHIZUKI」とローマ字表記が添えられていることが多い。
望月ではなく漢字「朢」を辞書で引くと音読みは「ボウ」「モウ」であり、訓読みは「もちずき」「もちづき」となっている。ということは「MOCHIZUKI」「MOCHIDUKI」どちらのローマ字表記でも良いということなのだろうか。試しにこのパソコン(Mac)で「もちずき」と打ったらなんと「望月」と変換される。「づ」と「ず」のきまりには緩みがあるのだけれど、「好き(すき)」と「月(つき)」が濁るのだから、この場合あいまいさはないと思うのだけれどよくわからない。
友人からもらった海苔と豆の入ったナマコ餅。栃木の実家でつかれたものだという。
子どもの頃から正月に餅が食べられるのが嬉しくて、三食とも餅でいいくらいなのだけれど、妻は餅をあまり好まない。その妻は毎日母親の食事介助をするため埼玉の老人ホームに通っていくので、在宅時の昼食は一人になり、昼近くなって鬼の居ぬ間の餅が焼けると思うとワクワクする。自分の餠好きを自覚しながら望月さんのことを思い出した。
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コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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入力のとき「づ」を「du」とするのは、ローマ字表記のためではなく、元々はひらがなや漢字に変換するときに「ず」と区別できないからで、便宜上のことではないでしょうか?
最近、機会が賢くなって(?)どちらでも変換してくれる単語が増えましたが、昔のワープロでは、望月をmochizuki、焼津をyaizuと入力すると変換してくれませんでした。
今でも「しづらい」をshizuraiと入力すると「しづらい」とはしてくれません。当然か・・・(笑)