◉花粉と葉っぱ

2018年3月12日
僕の寄り道――◉花粉と葉っぱ

毎年この季節は花粉症で辛いのだけれど今年のはとびきりひどい。世間一般的にはどうなのだろう。

夫が大量の鼻水を垂らす様子を見て大笑いする妻が、今年は自分も発症し、たらたらとめどなく流れ出る洟をかみすぎて痛いという。一昨夜の夕飯どきは、清水エスパルス対コンサドーレ札幌の気持ちいい試合を見ているのに、もう起きているのさえ辛いと言って早々に寝てしまった。

毎年笑われている意趣晴らしができたしエスパルスも快勝したので大笑いしていたら、日曜日未明から自分にも花粉症が始まってしまい、老人ホーム訪問もやっとの思いで行ってきた。今年の花粉はやたら頭が重く、耳の後ろ側が締め付けられるような痛みを感じ、水洟はも大洪水のようであり、微熱が続いて身体がとても重い。

夕飯時も食欲がなく、とてもじゃないけれど大河ドラマ『西郷どん』は観られないので早々に就寝した。熱があるせいか、うとうとするたびに自分の寝言で目が覚めたが、何度か目がさめるうちにすっかり元気が戻っていた。

やはり花粉症の辛さは、体内に侵入する異物と闘う免疫反応に伴う体力の消耗が主要原因なのかもしれなっくて、できることなら暖かくして寝ているのが一番なのだろう。

花の名前を調べるより樹木の名前を調べるのは難しい。
自然に咲く花なら色や形や季節を手掛かりに答えを探しやすいが、樹木はそう簡単にいかない。六義園に隣接した建物から樹上の葉っぱや花序の様子を写真に撮り、六義園内の庭師さんを呼び止め、「この木の上の方がどうなっているかを8階から撮影するとこんな風になっています。いったいこれは何という名前の木でしょう」と質問したら、「自分たち庭師は剪定や造園はできるけど、品種に詳しいわけじゃないんですよ」と笑って答えられた。そういうものらしい。

庭園内の庭師さんも頼れないので高橋秀男監修『葉っぱで見分ける樹木ハンドブック』池田書店という本を愛用しているが、これはなかなかよくできている。(2018/03/12)


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