COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
レヴェル フォー
2023年01月06日 / 靴
Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
大きな画像
KEENのレヴェル フォー・チェルシー・防水ウインターブーツ
色はブラック/ブラック。
サイズは26.5。
(Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)
昨年はKEENの靴が一気に我が家に増殖した。
実はこのレヴェルフォーチェルシーブーツも昨年購入した。
これで6足目のKEENだ。
先日、同社のブーツの代表格としてアンカレッジ ブーツ IIIを紹介した。(2022年12月4日の日記)
機能面で非常に優れたウインターブーツで、いまやお気に入りの1足になっている。
このレヴェルフォーは、さらにその性能を向上させた高機能ブーツと言える。
アンカレッジ ブーツ IIIを非常に気に入り、色違いでもう1足欲しいと思っていた。
雨や雪は1日では終わらないことが多く、連続して履く事になるだろうと考えたのだ。
しかしどうせなら同じものにするより、さらに高性能なレヴェルフォーにしてみよう・・と考えたわけだ。
(Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)
ご覧のようにゴロッとした石の塊のようにも見える無骨なデザイン。
色がブラックなので、それが余計に強調される。
白状すると、最初にアンカレッジブーツを購入する際に、こちらとどちらにするか悩んだ。
ところが店頭で実物を見て、ウーン・・カッコ悪い・・と思って止めたのだ(笑)
まあ、結局は欲しくなって後から購入するのであるが・・・
しばらく使ってみると、慣れてカッコよく見えてくる(笑)
同社のウエブサイトで、アンカレッジブーツと機能を比較しようとしたのだが、サイトの記述からはその差がよく分からない。
防水透湿素材のKEEN.DRY、リサイクルPETを使用した保温素材のKEEN.WARM、シリコン液浸透の防水フルグレインレザーのアッパーなどは共通。
レヴェルフォーには、ヒートトラポレーターテクノロジーを採用し、足裏に熱を逃さない素材を三層構造で配置することで高い保温性を発揮する・・と書かれている。
アウトソールのラグパターンは、アンカレッジブーツが4mmなのに対し、レヴェルフォーは5mmとより深くてごつい。
恐らくそれ以外でも、いくつか異なる点があると思われる。
ベースになるラバー製(?)のアウトソールユニットの部分が、レヴェルフォーの方が厚みがあり、ラグパターンのブロックも大きくてゴロゴロしている。
またレヴェルフォーのヒール部分は高めの位置まで補強の硬質ラバーが延びており、スノーシューや簡易アイゼンの取り付けが可能だという。
どちらもウインターブーツであり、街中から軽いハイキング程度までの使用を想定していると思われるが、レヴェルフォーの方がより本格的な方向に振ってあるようだ。
重量もレヴェルフォーの方が2,3割重めで、全体にガッシリとしている。
(Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)
上の画像の奥がアンカレッジ ブーツ IIIで手前がレヴェルフォーチェルシーブーツ。
(汚れた状態の写真で失礼)
この2足、一見似ているが、履いてみるとけっこう受ける印象は異なる。
まずはレヴェルフォーの方が全体的に硬めに作られている。
ソールのユニットが肉厚だからかと思ったら、どうもアッパー自体も、特にバンプの辺りはレヴェルフォーの方が硬いように感じる。
シェルバックヒールで踵部分が硬質ラバーで覆われているのも、強度に大きく影響を与えている。
そのため履き味は少々異なり、アンカレッジブーツが意外にしなやかでソフトなのに対し、レヴェルフォーはよりしっかりした硬めの感触になっている。
履き口はレヴェルフォーの方が低めにカットされているが、堅牢な作りなので履きやすさを考えてそういう設計にしたのかもしれない。
ただレヴェルフォーの履き心地が悪いというわけではなく、(僕の足の場合)サイドゴアの割に足にピタッとフィットして歩きやすい。
おろした初日から長距離を歩いてみたが、非常に快適で何の問題も出なかった。
要注意なのはサイズ感である。
レヴェルフォーの方が(少なくとも僕の足には)一回り小さめに感じられる。
お店で試着した際に、(多分緩めだろうと思いながら)最初に26.5を履かせてもらったのだが、スポッとはまりほとんど動かないフィッティングであった。
KEENの他の機種から考えて、そんなはずは無いと思い、試しに26も試着させてもらったが、かなりきつくてこれは無理だと思った。
最初は25.5の可能性さえ考えていたのだが、それでは足が入らなかっただろう。
上の画像のアンカレッジブーツ(奥)は26でレヴェルフォー(手前)が26.5だが、2足を履き比べてみると、表記サイズの小さいアンカレッジブーツの方が緩めに感じる。
レヴェルフォーは硬めでキュッと引き締まった感触。
ふたつのブーツを並べて比べてみても、アンカレッジブーツの方が少し大きめに見える。
アンカレッジブーツはお気に入りのブーツであるが、このレヴェルフォーもかなり気に入った。
それぞれの良さがあり甲乙つけがたい。
実際日々交互に履いてみたりしている。
実力を発揮するほどの悪天候にまだ遭遇していないのだが、このブーツがあれば相当な状況でも安心して歩けるであろう。
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