ビニール袋


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Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

大手の事務用品通販サイトでビニール袋を購入する。
製品の保証書を入れるためだ。
印刷された保証書にピッタリ合った大きさのビニール袋を買う。

ところが今回取り寄せたビニール袋には、保証書がなかなか入らないという。
無理に入れようとすると、引っかかって袋を傷つける。
何枚も連続して入れていく作業なので、ここがスムーズに行かないと効率が落ちる。

ビニール袋自体はいつもと同じもので、長年購入している製品である。
おかしいと思いサイズを測ってみると、以前の袋より1ミリ幅が狭いことがわかった。
それで印刷物が上手く入らなかったのだ。

作業をしていた女性が、購入したサイトに「いつもと大きさが違う」とクレームをつけた。
すぐに返事が来て、回収する、ということになった。
しかし新しいものを取り寄せても、同じロットなら変わらないであろう。

コストダウンするために、サイズを小さめにしたのだろうか。
十数センチのところ1ミリ足りないのだから、百数十枚で1枚分、原料費が浮くことになる。
たまたま型合わせに失敗したとか、資材を変えたら縮み率が変わった・・などとといった原因も考えられる。
しかしそれでは出荷前の製品検査が上手くいっていないことになる。
コストダウンだとしたら、少々ケチなやり方である。

同じような話を、ウレタンフォームでも聞いたことがある。
たとえば規定の密度が20kg/㎥プラスマイナス2kgだとしたら、下限の18kgになるよう製造するのが腕のいい作業員なのだという。
指摘されても、18kgは規定内だから問題ないです・・と言う事が出来る。
本来20kgを目標で作っているのに、わずかに下回ってしまった、という時のための許容範囲なのに・・・
これまたずいぶんとケチなやり方である。

ビニール袋だが、仕方なく近所のホームセンターに買いに行った。
別のメーカーが製造している、同じサイズの袋である。
早速100枚入りの梱包を解き、まずはビニール袋を1枚取り出し寸法を測ってみた。

今度は大丈夫である。
しっかり規定のサイズが出ている。
保証書の紙もスムーズに入る。

ところが作業を続けていったところ、別の問題が発覚した。
100枚入りの梱包に99枚しか入っていないのである。
保証書が1枚余ってしまい分かった。

まったく油断がならない(笑)
これもコストダウンの手法だろうか?
それにしても、会社の信用問題になりかねないのに、ずいぶん酷いやり方をするなあ・・・
と思ったが、女性が文句を言ったところ、これを使ってくださいと、新しい100枚入りの袋を無料で送ってきた(笑)
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