帽子


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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僕は帽子が好きでいくつか持っている。
日曜日などはよく被って歩く。
少々突飛な格好をしても許されるのが東京のいいところで、けっこう自由に被っている。
いや、本人は別に突飛な格好のつもりは無いのだが・・・(笑)

とはいえ、自分に全然似合っていないものを被るのはやはり嫌だ。
鏡の前で確かめて、それなりに気を遣って選んでいる。

ハンチングは何種類か持っているが、上手く合わせないとおじさん臭くなってしまう。
寒いのでニットキャップを被ることはあるが、もう少し若い人でないとお洒落には見えない。
パナマ帽はお洒落だが、シーズンではない。
サファリ帽やベースボールキャップは、僕が被るとぱっとしない上、なぜか警察の職質を受けやすくなるようだ。
ウエスタンハットはXが沢山つくものを持っているが、コスプレになってしまうので被るには覚悟が必要だ(笑)

少しフォーマルっぽく決めたいなと思うと、やはりフェルト製の中折れ帽が欲しくなる。
気を付けないとどこかの政治家みたいに凄みが出てマフィア風になってしまうが、僕の顔ならそういうことはまず無い(笑)
あまり崩し過ぎずに、ほどほどに正統派の雰囲気を残したい時にピッタリだ。

アメ横の帽子屋さんをいくつか回ってみた。
中折れ帽を何色も並べているお店があり、鏡を見ながら何種類か被ってみたが、チャコールグレーのものがしっくりきた。
お店の女の子からも「バッチリ合っていますね」とおだてられて、喜んでそれを買ってきた。

家でまた帽子を買ってきたと怒られるかと思ったが、思ったほど文句は言われなかった。
ところが数日後にMrs.COLKIDもデパートで帽子を買ってきた。
外出の度に僕が被っているのを見て、自分も欲しくなったようだ。

僕の真似をするなと言ったら、私はあなたのように安物の帽子は買わないなどと反論する。
何でもオーストリア製の手作りのウサギの毛100%のフェルトの帽子だそうで、何万円もするものをセールで安く買ったようだ。
サイズが外国人向けに小さめで、日本人には滅多に合わないそうだが、Mrs.COLKIDは頭のサイズが小さくてピッタリであった。

とはいえ明るい色なので、本人も合わせるのが難しいらしく、毎日被るわけではない。
あと夫婦で被って歩くのはおかしいからと、僕が被っている時には自分は被らないと決めているようだ(笑)
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