52年


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

大きな画像

12月2日、朝起きたら52歳になっていた。
といって、特に何の感慨も無い。
人に言われて初めて気がついた。

夜中に生まれたので、誕生日の朝にはひとつ歳をとっている。
母親と朝食をとっていたら、52年前のその日のことを話してくれた。

夜遅くなって陣痛が始まり、祖母に付き添われた母親は、タクシーで病院に向かった。
住んでいた品川から、病院のある信濃町までだが、途中道が混んでなかなか車が進まない。
オリンピックを前に、東京のあちこちで工事が行われていたのだ。

国立競技場、地下鉄、道路の工事で、次々と渋滞につかまる。
いつもはすぐ着くところ、1時間以上かかってやっと病院に到着した。
それから1時間ほどして、僕が産まれたという。

父親は仕事で北海道に出かけていて不在であった。
当時はもちろん携帯電話などなかったし、特に地方の場合は、まだ交換手経由で繋いでもらわなければならなかった。
そのため父親は、しばらく僕の誕生を知らなかった。

そういえば、あまり関係はないが、先月の11月17日で、このブログの連続書き込み記録が7年を超えた。
2007年11月17日から、ずっと続いている記録だ。
もういい加減やめるといいつつ、つい勿体無くて、投稿をストップさせることが出来ないでいる。
コメント ( 13 ) | Trackback ( 0 )