喪服


FUJIFILM X100V

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昔の知り合いが亡くなったという通知を受け、葬儀に出る準備をした。
お葬式に参列するのは久しぶりである。
コロナでしばらく開けなかったからだが、そろそろ正常に戻りつつあるのだろう。

自宅のクローゼットから喪服を出してきた。
夏用の薄手のもので、今の季節にはちょうどいいだろう。
そう思って着てみた。

・・・ズボンがゆるゆるだ。
そのまま脱げてしまうほど緩い(汗)
グウに結んだ手が、ズボンの隙間から簡単に入る。
ベルトを締めて強引に固定してみたが、ズボンに不自然な皺が寄ってしまう。

ダイエットしたので、服のサイズが大きく変わったのだ。
上半身はあまり変わらないようで、シャツや上着はそこまで緩くは無い。
しかしウエストは相当細くなっており、先月だったか、ジーンズも数センチ小さいサイズを買った。

普段仕事で着ることのあるスーツは、痩せていくのに合わせて、体形に合ったものを用意してあった。
しかし喪服は年中着るものではないので、そのままになっていた。
急に必要になり、しかも時間的な余裕が無いのが喪服の難しいところだ。

会社にも何着かあったはず・・と思い、ロッカーを探したが、大分古いものが出てきた。
上着のデザインがダブルで、何だか古臭い。
ちょっとこれは着られないな・・・
しかも全部冬物で生地が厚い。

ズボンの中にひとつだけ、両サイドにサイズを調節できるスライダーの付いたものがあった。
それをギュッと締めると、ウエストが緩いのは何とかなった。
ただ脚の部分が太めで、デザインが今風でないのが気になるが・・・

ズボンはこれにして、上着だけ自宅のものにするか。
しかし夏物と冬物だし、生地の質感が合っていなければおかしいだろうな・・・
いや、真っ黒だから分からないか・・・

急いで一着買ってこようか・・とまで考えた。
しかし慌てて中途半端なものを買うのも勿体無い。
長時間着るわけでもないし、今回はあるものを組み合わせて何とかごまかすことにした。
次回までにちゃんと揃えておかないとな・・・
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