窓用


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

大きな画像

さすがに暑くてエアコン無しではいられない。
夜寝るときもエアコンをつけないと眠ることが出来ない。
つけても暑くて夜中に起きたりする。

僕の住むマンションは、もう40年も前に建てられた建物だ。
そのため現代的な建物と比べると、あちこちの設計が古くなっている。
一番の問題は耐震性であるが、もうひとつ大きな問題は、廊下側の部屋にエアコンがつけられないことだ。

いわゆる古い田の字型の間取りで、片側の2部屋が外廊下に面している。
ところがそこに室外機を置くスペースが無いのだ。
どうしても必要な場合は、窓用エアコンを付けるしかない。
あるいは反対側にある居間に大型のエアコンを設置し、ドアを開け放して冷気を全体に通すか。

今時エアコンがつけられないなんて・・と思うが、考えてみれば40年前はここまで暑くなかったのだ。
当時はエアコン無しでも何とかなった。
実際マンションの外廊下を歩くと、その頃は窓用エアコンを設置していない部屋がほとんどであった。
真夏でも窓を開放すれば風が通ってくれる。

今はさすがにほとんどの部屋に窓用エアコンが設置されている。
時折エアコンの無い家もあり、どうしているのか聞いたら、居間からパイプで冷気を運んだりしているらしい。
まあそれも手ではあるが、室内にそんなもの這わせるのはどうもなあ・・・
以前壁用エアコンの配管を天井裏に通せないか調べたが、途中にコンクリートの壁があって出来ないことが分かった。

というわけで、とにかく外廊下に面した部屋には窓用エアコンを設置するしかないのだ。
その窓用エアコンであるが、過去に何台か買っているが、何十年も前に設置したものから、それほど進化していないように見える。
ネットで最新型を調べても似たようなものが多く、価格も機能もそれほど変わらない。

経験から言って、数年使うと冷房の効きが悪くなり、動作音もドーンという大きな音に変わってくる。
コントロールも大雑把で、室内温度に合わせてオンオフを繰り返すだけだ。
その上同時に2台動かすとブレーカーが飛ぶことがあり、かなり電気を食っていると思われる。

大抵何年かで壊れて駄目になるのを見ると、定期的に交換することが前提の製品のようだ。
自分で設置できることは利点であるが、それゆえにお手軽機器の枠を出られないのだろうか。
まあ値段が安いのは確かだが・・・
それにしても壁掛け型のエアコンが数年でこれだけ進化したのだから、もう少し高性能な窓用エアコンが出てもいいのに・・と思う。

母親の住むマンションなどはずっと近代的で、各部屋の窓際には室外機専用の小さいベランダが付いていて、壁用エアコンが設置できるようになっている。
建物の方がどんどん進化するので、今時窓用エアコンへの要求はそれほど無いのかもしれない。
スイッチを押すと窓が自動的に開いて、音もなくしっとりと部屋を冷やしてくれる窓用エアコン・・・
どこかでそんなエアコンを作ってくれないだろうか・・・なんて考えたが、それだと壁用より高くなってしまうのかな(笑)
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )