3足目


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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マルモラーダのFG105.018。
カカオのコロラート染色を施したベージュのスエード。
サイズは40。



昨年購入したマルモラーダと同じく(2018年1月6日の日記)、スエードに手作業で染色した凝った仕上げのブーツである。
ウエルトに沿って一周、影のように淡く焦げ目(複数の色を使った染色)が入っている。
ブーツと言いながらも高級靴であり、非常に手の込んだ作りになっている。

今年の正月に黒いアザラシの革のマルモラーダを購入し(2019年1月5日の日記)、次はブラウンのマルモラーダが欲しいと言っていたが、こんなに早く手に入ってしまった。
しかもビックリするくらい安くて、定価の1/3より少し高い程度であった。

さすがにこの価格だと見過ごすわけにはいかなかった。
まあ本当に欲しいのはダークブラウンのモデルであったが、何しろセールなので贅沢は言っていられない(笑)
先日も書いた通り(2019年1月16日の日記)、いい色ではあるが、履きこなすのが難しい色でもある。



今年は(僕にとって)マルモラーダの当たり年であろうか。
あるいはブームが去ってセールに多く出るようになったのか。
マルモラーダを複数の新春セールの会場で見かけた。
(最初は無かったのに数日経ってから出てきたりするから要注意である・笑)

会場では興味を示す人は少なく、しばらく売れ残っている。
まあ探している者にとっては好都合である。
デパートのセールに集まるお客さんを見ていると、大半がそれほど靴には詳しく無い人のようで、普段仕事で履く靴を探しに来たようだ。
時折靴マニアらしき人もいるが、そういう人は履いている靴ですぐに分かる(笑)



ところでアザラシのマルモラーダは、革の硬さの違いが影響しているのか、一日履くと小指が少し当たる事が分かってきた。
FG105はサイズ40にペダックのインソールの組み合わせでジャストフィットかと思われたが、アザラシのモデルに関しては、インソールを入れずに緩めに履くことで小指の擦れが解消する。
同じ木型でも素材によってフィッティングに違いが出てくるのだ。

一方で最初に買ったグレーのスエードのマルモラーダは、インソールを入れた状態で最初からまったく当たらず履き心地は良好である。
同じくスエードのこのモデルも、インソールを組み合わせることで足にしなやかにフィットしてくれた。
難しいと思われたイエロー系のベージュ色も、彩度が低めのためか思ったより大人しく使いやすい。
カーキ色のセーターと組み合わせてみたが、とてもよく合っており散歩が楽しかった。
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