転送 9


SIGMA DP2Merrill

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というわけで、オールデンが無事到着した。
土曜日に配達員から一度電話があったが、仕事で外出しており受け取れなかった。
本当なら土曜日に着く予定だったのだろう。
仕方なく、月曜日の午前中の配達にしてもらった。



税金はしっかり取られた。
9100円!
ガーン!である。
まともに計算するとそのくらいになるとは思ってはいたが、本当にその通り取られると、やはりビックリする(苦笑)
まあ仕方あるまい。
ここで公に経過を報告する以上、下手に少ないよりいいかもしれない。

税金の内訳がわからなくて、日通に電話して調べてもらっている。
文句があるわけではなく、ここに載せるのに必要だからだ。
担当から明日連絡があるという。
それらがクリアになった時点で、今回の総括を書こうと思う。

購入した靴であるが、オールデン・プレーントゥ・ブルチャー・バリーラスト・#9432Sというモデルだ。
革はブラウン・クロム・エクセルが使われている。
ソールはグッドイヤー製のラバー。
その7.5EEEサイズを輸入した。

クロム・エクセルというのは、コードバンで名高いホーウィン社製のオイルレザーで、時間をかけてたっぷりと特製オイルを染みこませて作られている。
聞きしに勝るいい革で、しなやかでねっとりとした感触は、カーフとはまた別の魅力を持つ。
ショップのサイトには、ムラのある何となく薄汚いイメージの写真が載っているが、実物は赤みを帯びた深みのあるブラウンの美しい革である。

さて、問題の足入れ・・・
長さ7.5、幅EEEという、日本では売っていない幅広サイズを、えーいままよ!で仕入れてしまったのだ。
以前購入した8Eのコードバンの990から推測した、自分にベストと思われるサイズである。
しかし事実上賭けと同じであった。

結果は・・・
素晴らしいものであった。
ほぼドンピシャリである。
スッポリと足を包み込んでくれ、踵に遊びもない。
幅方向のストレスは皆無で、しかもボテッとした形状のバリーラストゆえか、指への圧迫もオブリックラスト並みに少ない。

オイルレザーは抜群にしなやかで、最初から驚くほど足への当たりが優しい。
これと比べるとコードバンは、樹脂の塊のように硬く感じる。
足にピッタリ合ったオールデンが、こんなに素晴らしいとは思わなかった。

まさに吸い付くような履き心地である。
真面目にもうひとつ欲しくなったが、もう在庫はみつからない。
価格や所要日数に関しては次回まとめるが、とりあえず待っただけの甲斐のある買い物であった。
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