下町


D3 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

日曜日にもう一度、御徒町の2K540に行ってみた。
東京の東側のエリアが注目を浴びつつあるという。
職人の集まっている下町エリアだ。

そのエリアが注目される理由に、東京スカイツリーの存在が一役買っているかもしれない。
やはり背の高い塔というものは、想像以上にシンボルとしてのパワーを持つものらしい。
まだ出来上がってもいないのに、毎日のように話題にのぼる。

しかし、先に塔を建て始めてしまったが、同時に進めるべき地域の開発が遅れているという批判も聞く。
たしかに現場を歩いてみると、本当に何もない一帯で、住宅街の中にスカイツリーが忽然と姿を現したようにも見える。

浅草から仲見世、浅草寺を抜けて、言問橋を渡ってスカイツリーへと進むコースは、実に程よい散歩のコースといえる。
将来の姿を思い浮かべてみると、想像を絶するほどの可能性を秘めている地域であることは、誰の目にも明らかだ。
きちんとしたコンセプトで開発したら、世界的にも有数のスポットになるだろう。

これはしかし民間の会社だけで出来る規模ではないだろう。
国が主導をとり、さらに地域住民が協力して町作りを行う必要がある。
その際は職人的な街の色合いを残し、若者を始めとする大勢の日本人が、希望を持って生活できるエリアにしてほしい。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )