曇りの日のテスト

今日の天気には失望させられた。
朝起きたら厚い雲・・・天気予報から期待していた天気と違う。
昨日の足尾が実にいい天気であったために、余計残念だった。

今日はあるテストをするつもりで機材を準備していたが、これでは実施不可能だ。
それでも次の休みがいつになるかわからないので強行したが、今回のテストはあまりに条件が悪く、参考程度に考えて欲しい。
向こうが霞んで見えるような、はっきりしない天気であった。
そのうち晴れた日を選んで再度挑戦する予定。
(いつになることやら・・・笑)

テストの内容は、レンズを固定してボディのみを交換してみようというもの。
それも手元にある3台のD1桁クラスで行なってみる。
D2X、D2Hs、D3である。
レンズはとりあえずAFニッコール35mmF2を使ったものを載せる。

しかし実際に行なうとなると、当たり前ではあるが、どうやっても条件を揃えるのは不可能なことがわかった。
APS-Cとフルサイズの違いがあるし、ISO感度の違いもある。(当然露光時間が変わってくる)
撮像素子の違いにより現像のロジックも大きく変わるだろう。

結局はソフトウェアとカメラはセットで考えるべきで、カメラ単体での比較はあまり意味が無いように思う。
それでもカメラ毎に独自の特徴を感じるのは、その特質を生かしたソフトとの相互作用によるものだろうか?

まずここでは無理に条件を近くしてNX2で現像してみた。
古いD2XとD2Hsも現像時にNX2のピクチャーコントロール(ニュートラル)を使用している。
普段はこの条件で写真を仕上げることは無いので、あまり現実性のない比較ともいえる。

ボディはRRS社のプレートを介して三脚に固定したが、多少位置がずれるのはご了承願いたい。
AFは機械的に中央部で合わせている。(紅葉している木のあたり)
D3のみ参考までにFXモードでの写真も載せた。



<< カメラ: D2X + Ai AF Nikkor 35mm F2D >>

元画像サイズ: DX (4320 x 2868)
ISO感度: 100
シャッター速度: 1/25  絞り: F8
色温度: 自然光 曇天
ピクチャーコントロール: ニュートラル
各種加工: なし(画像サイズを幅850pixelにダウンしたのみ)




<< カメラ: D2Hs + Ai AF Nikkor 35mm F2D >>

元画像サイズ: DX (2496 x 1648)
ISO感度: 200
シャッター速度: 1/50  絞り: F8
色温度: 自然光 曇天
ピクチャーコントロール: ニュートラル
各種加工: なし(画像サイズを幅850pixelにダウンしたのみ)



<< カメラ: D3 + Ai AF Nikkor 35mm F2D >>

元画像サイズ: DX (2816 x 1872)
ISO感度: 200
シャッター速度: 1/50  絞り: F8
色温度: 自然光 曇天
ピクチャーコントロール: ニュートラル
アクティブD-ライティング: しない
各種加工: なし(画像サイズを幅850pixelにダウンしたのみ)



<< カメラ: D3 + Ai AF Nikkor 35mm F2D >>

元画像サイズ: FX (4288 x 2844) **参考**
ISO感度: 200
シャッター速度: 1/50  絞り: F8
色温度: 自然光 曇天
ピクチャーコントロール: ニュートラル
アクティブD-ライティング: しない
各種加工: なし(画像サイズを幅850pixelにダウンしたのみ)
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日帰り


急に思い立って足尾まで行ってきた。
特に行く理由があったわけではないのだが、前日の夜に急遽決まり、朝は早めに起床して電車で出かけた。
この時期に車で行くのは悲劇的な結末になる可能性を感じたからだ(笑)

2005年の5月の連休に一度出かけて以来だ。
今回はわたらせ渓谷鉄道に揺られていった。
有名なトロッコ電車のある鉄道だが、一日一往復しか運行されておらず、あらかじめ予約しておかないと乗れない。

足尾のひとつ手前の通洞という駅で降りて、足尾銅山を観光するのが一般的なコースであるが、今回はひとつ先の足尾駅まで行ってみた。
本当に何もないところだが(笑)、唯一古河掛水倶楽部という銅山の栄えた往時を偲ばせる100年前の迎賓館があり、そこを見学した。

何もないとは言いながら、写真の題材はかなり豊富で、駅のまわりを少し歩いただけでかなりの枚数シャッターを切った。
それで十分満足してしまい、早めに切り上げて帰ってきた。
紅葉は中途半端でほとんど見るべきものはなかったが、写真目的なら面白い日帰り旅行だった。

D2Hs + Ai AF Nikkor 35mm F2D

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