酔生夢死浪人日記

 日々、思いついたさまざまなことを気ままに綴っていく

ダービー&POG~競馬依存を強める日々

2010-05-28 01:04:26 | 競馬
 ダービーの枠順が確定した。〝史上最高〟の前評判に相応しい素質馬が揃ったが、燃えるものがない。2週後のペーパーオーナーゲーム(POG)ドラフト会議に気持ちが飛んでいるからだ。指名馬が出走しない分、冷めた目で出馬表を眺めているうち、<この馬を選んでいたらなあ>なんてPOG的感覚に陥ってしまう。

 まずは母の父がラムタラのヒルノダムールに目が留まる。ダービー、キングジョージ、凱旋門賞を続けて制し〝神の馬〟と呼ばれたラムタラは、鳴り物入りで輸入されたものの、種牡馬として失敗する。ヒルノダムールにはぜひ、祖父の屈辱を晴らしてほしい。
 
 あとはペルーサとレーヴドリアンで、それぞれの弟と妹は今季のPOGでも人気を集めるだろう。俺の趣味には合わないが、皐月賞馬ヴィクトワールピサには敬意を払いたい。

 ◎⑫ヒルノダムール、○⑨ペルーサ、▲⑦ヴィクトワールピサ、△②レーヴドリアン。馬連は⑫から3点、3連単は⑫1頭軸で買う。

 ダービー以上に注目する今週のレースは、POG指名馬アマファソンが出走する白百合ステークスだ。ダービー以降はGⅠのみ加算というルールだから、ここを勝って秋華賞に繋げてほしい。
 
 初年度は4位(12人中)、2年目も似たような順位だが、ビギナーズラックとしか言いようがない。セイウンワンダー、エイシンアポロン、シンメイフジら下位指名馬が想定外の活躍で下支えしてくれたが、クラシックを意識した上位指名馬たちは総じて振るわなかった。3年目は方針を変え、<人気厩舎の良血馬>を臆面なく選ぶ予定だ。

 ディープインパクトの産駒が走るかどうか……。今季の注目はその一点に尽きる。種付けした牝馬は極め付きの良血揃いだが、資質を潰し合う危険性を指摘する専門家もいる。小柄がいい(大きいと駄目?)、スピード血統の牝馬が好相性(欧州系は合わない?)などかまびすしいが、1年後に答えは出ている。

 2年の経験で身に染みたのが、厩舎の重要性だ。ダービー出走表を見ても、角居、池江泰郎の2頭出しを筆頭に、藤原英、松田博、堀、橋口、藤沢和、昆、長浜、松田国とGⅠ実績を誇る名伯楽の名が並んでいる。腕利きスタッフを抱える厩舎に高額馬を預け、実力派ジョッキーでレースに挑むという競馬サークルの〝優勝劣の法則〟に、格差否定の俺も従うしかない。

 血統ってそんなに大事なの? 競馬ファン以外の方はこんな疑問を持たれるはずだ。あくまでも確率で、字面通りにはいかない。人間となれば尚更で、〝駄人〟の俺など、父系の〝商人の血〟と母系の〝役人の血〟が相殺され、運だけで世を渡る怠け者だ。ちなみに社交家かつ努力家の妹は、父系と母系の良質のDNAを受け継いだ例といえるだろう。

 付け焼き刃と言うしかないが、先週末からようやくPOGの準備に入った。ドラフト会議が終わった頃に開幕するワールドカップは、参院選の喧騒と重なる。野次馬の俺ゆえ、フワフワと非文化的な日常に流されそうだ。





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2 コメント

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アリゼオ… (ま のすけ)
2010-05-28 22:45:58
 生で見たあの風格。
 言われるように中山向きなんでしょうけれど、やはり捨てきれません。
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チャンスあり (酔生夢死浪人)
2010-05-29 04:09:12
 今のところ買う予定はないですが、人気が下がった逃げ馬だし、チャンスは十分です。

 ダノンが取り消しました。タイムが出過ぎる馬場は馬を壊すだけ。JRAも真剣に考えてほしいですね。
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