酔生夢死浪人日記

 日々、思いついたさまざまなことを気ままに綴っていく

政界、将棋、野球にゴルフ~夏に闘う者たち

2009-07-20 04:19:12 | 戯れ言
 反麻生グループの体たらくにはあきれ果てた。<竹中―小泉路線>支持の中川秀直氏、全否定の加藤紘一氏が、〝敵の敵は味方〟の論理で手を組んでいた。〝改革〟で厚化粧する小池百合子氏を〝元同志〟の石原伸晃副幹事長が締め付けるという構図に、釈然としないものを覚える。

 ビジョン、義理と人情、信念抜きに利のみで迷走する選良の姿は、夏に喘ぐ者の目にどう映るだろうか。俺は反貧困ネットワークの賛助会員として、同会主催の「選挙目前~私たちが望むこと」(31日、総評会館)に足を運ぶ。自分ができることを見つられたら幸いだ。

 羽生棋聖が1勝2敗から連勝してタイトルを防衛した。羽生自身が「不甲斐なかった」と振り返ったように、内容では木村8段が勝っていた。その木村は挑戦者として臨んだ王位戦で幸先いいスタートを切った。深浦王位と木村は粘り強さに定評がある。真夏の王位戦は〝暑苦しい納豆対決〟になりそうだ。

 甲子園地方予選も佳境に入りつつある。成長期の肉体にとって過酷なスケジュール、有力校監督のエゴ、主催紙の偽善的報道……。この数十年、矛盾は何一つ解消されていないが、人を育てるのは温室ではなく、理不尽かつ不合理な環境であることを甲子園は教えてくれる。現役メジャーリーガーも甲子園組もしくは、常連校で鍛えられた選手たちだ。

 ターフでの注目は、高額馬も多く走る3歳未勝利戦だ。サラブレッドは経済動物で、一つの勝利に多くの人の利害が絡んでいる。10月上旬まで未勝利のままだと地方転出を余儀なくされるから、投資回収に躍起になる各陣営にとって瀬戸際の闘いが続く。

 POG指名馬が3頭デビューした。エーシンリジルは7、11着と期待外れだったが、初戦3着のテラノインパルスは直線が長い新潟でチャンスがありそうだ。新馬勝ちしたシンメイフジは、武豊が祖母シンコウラブリィと比べて絶賛していた。話半分としても、次走(ダリア賞)に期待が膨らむ。今週末はアマファソンが札幌でデビューする予定だ。

 大混戦の全英オープンに、寝るタイミングを失してしまった。世界の猛者が移ろいやすい天候と難コースに挑むサバイバルマッチを制したのは、序盤テレビに映らなかったシンクだった。プレーオフで敗れた還暦間近のワトソンに拍手を送りたい。昨年のノーマンに続き、老雄が最後で力尽きる展開になったが、記憶に残るドラマだった。

 仕事の上では、7月末からハードな日々が続く。交代で夏休みを取るため、一人当たりの負担が増えるからだ。ちなみに俺は、10月末に休暇を申請した。POG指名馬が出走すれば、京都競馬場に足を運ぶつもりでいる。



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