酔生夢死浪人日記

 日々、思いついたさまざまなことを気ままに綴っていく

今回は2本立て~ジプシーズ&JC予想

2006-11-26 00:19:00 | 戯れ言
 一昨日(24日)、恵比寿リキッドルームでロックンロール・ジプシーズを見た。ルースターズOBのプロジェクトでもあり、同世代のおやじたちも多く詰め掛けていた。ルースターズの屋台骨だった花田、唯一無二の怪物ドラマー池畑、布袋が嫉妬したという天才ギタリスト下山……。3人がアップのワンフレームで収まる位置で、ライブを満喫した。

 後期ルースターズでは火花を散らしていた花田と下山だが、ジプシーズでは様子が異なる。下山は花田を前面に立て、引き気味にバンドを支えている。轟音ツインギターと重ねた年輪ゆえの歌詞も胸に響いたが、心がそよいだのはやはり、ルースターズ時代の曲だった。「ネオンボーイ」「再現できないジグソウパズル」「パッセンジャー」に、青春期の傷が疼くのを覚えた。

 辛酸をなめ、生々流転したルースターズだが、今や神話に彩られたバンドになった。ブルーハーツ、ブランキー、ミッシェルガンらが、ルースターズの革新性、衝撃性、文学性に敬意を示したことが大きかった。ジプシーズの次回のライブにも足を運び、ノスタルジックな気分に浸ることにする。

 次はジャパンカップだ。秋華賞の稿(10月15日)で、<ディープインパクトは凱旋門賞で敗れた心身のショックが尾を引き、風船が萎んだように失速する>と予想した。天皇賞出否をめぐるゴタゴタ、凱旋門賞失格処分と、騒動続きでツキが落ちた可能性もあるが、今回のメンバーなら連軸は確保しそうだ。

 残念なのは<JCや有馬記念より香港>という図式が成立しつつあることだ。デルタブルースは検疫問題で香港ヴァーズに出走できず、渋々有馬に回る。菊花賞馬ソングオブウインドが代役で遠征することになった。JRA挙げての<ディープの花道作り>への反発と、深読みできぬこともないが……。

 ウィジャボードは牡馬混合戦ではパンチ不足だ。ノド鳴りはともかく、休み明けでハーツクライが本領発揮できるとは思えない。太めが懸念されるメイショウサムソンは、有馬に照準を定めている可能性がある。消去法でディープの相手を2頭に絞った。結論は◎⑥ディープインパクト、○②スウィフトカレント、▲⑩コスモバルク。馬連は②⑥、②⑩、⑥⑩の3点。3連単は3頭ボックスで6点。

 PATで馬券を買って仕事に向かい、時間差でレースを楽しむことになる。この秋、競馬は順調だったが、公私ともロクなことがなかった。今回は外れたっていい。

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