遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

花の名前 顛末

2005-10-15 | 花や木々など


花の提供者である S様 よりメールを頂きました。

 S様は蕎麦打ちの仕掛け人であると同時に、花の栽培に関する高名な技術者でもあります。
 今回頂いたのは丹誠込めて育苗したものです。ありがとうございました。

 この花はスエーデンアイビー(シソ科)だそうです。



 スエーデンアイビーの花アップ



 メキシコハコヤナギ(ミソハギ科、クファア属)だそうです。



 メキシコハコヤナギの花のアップ、非耐寒性とのことです。



 子宝草と言い、カランコエの1品種だそうです。

セイロンベンケイ(幸福の葉っぱ)とは品種が異なる(コダカラベンケイとカランコエの交配種)とのことでした。



 葉の縁にあるのが子で、すでに根が出ています。



 子の多さから子宝草と言うのだそうです。 S様ありがとうございました。

ノドグロ

2005-10-15 | 食品加工(魚介)分室


 当地方で「ノドグロ」と呼ばれている魚です、標準和名は「ユメカサゴ」です。
 
 日本海側で「ノドグロ」と呼ばれているのは「アカムツ」で、魚種が違います。



 口を開け、喉を撮影しました。ノドグロの所以で喉の部分が黒いのが解るでしょうか?

 アカムツも喉が黒いのでノドグロと呼ばれていますが、全国的にはノドグロは
アカムツを指すようです。

 アカムツは当地方でも高級魚で2500円/kg程度ですが、ユメカサゴも

高級魚で、型の良いものは2000円/kg以上します。

 今回は小型ですので、リーズナブルな価格でした。



 鰓蓋を開け、鰓を切り離し、内臓を一緒に引き出します。

 キモをはずします(写真の左)。

 煮魚を作る場合は、鰓又は口から内臓をとるのが基本です。

 腹を切ると見た目が悪くなるなるのと、肝を戻せなくなるからです。

 キモは腹の中に戻してから煮ます。料亭で「煮魚にキモが入っていない」と怒る客もいるとか。



 昆布出汁と、酒、味醂、砂糖、ショウガで煮汁を作ります。

 このとき醤油を最初から入れてはいけません。

 魚を入れ、火を半分ほど通します。
 


 落とし蓋をし、全体に火が通ってから醤油を2~3回に分け入れ、甘みと辛みのバランスをとります。



 魚を上げ、煮汁を煮詰めます。



 予め煮上げた魚に、煮詰めた煮汁をかけ、酢浸けのミョウガを添えました。

 ほんのり甘い身を、煮詰めた甘辛い煮汁につけ、口に入れると口が綻びます。

 腹の中のキモも忘れずに!!

 残った頭と骨にお湯をさし、汁にするのが通とか?