週一の割合で、母をグループホームから外出させている。家で眠らなくなってから、外泊はさせていない。
母はドライブと外食が大好きだ。昨日は、新宮の霧の森まで、紅葉狩りを楽しむことにした。私はここのレストランが好きだ。大きなガラス張りで、外に目を遣ると、森の中に浮かんでいるような気がする。まだ紅葉は始まったばかりで、ただ一本の楓の木の、赤と緑のグラデーションを愛でるだけだった。それにしても、ガラス磨きたいへんだろうなあ。
レストランとカフェの建物との間に池がある。水辺に近寄ると、20センチくらいの鯉がバシャバシャとすごい勢いで寄ってくる。ほんとに何百匹といった感じで、仲間の体の上に乗り上げて、水上に、口をおおきくあけて餌をねだっている。指でも差し出そうものなら、ピラニアみたいに食いつかれそうだ。
帰りは国道192号線沿いの民宿岡田さんのところを通ることにして、霧の森のヒット商品 ‘抹茶大福‘を携えて、おとうさんのお顔をお伺いにいくことにした。冷凍で売ってるくせに、このお菓子、ひとり3箱しか買えない。
駐車場から、低めの階段をカッコつけてピョンピョンピョンと降りていった。最後のところで「アイタタッー!」なんと捻挫してしまった。何十年振りだろう、捻挫なんて。ときどき、「オット、危ない!」なんてことはあったが、足の裏が地面と平行にならないまま重心をかける前に、体制を整えられた。
年をとるってこういうことだ。何事にも用心してかからなければいけない。少々お荷物かもしれないが、山歩きのときはストックを携帯することにしよう。捻挫が山中のことでなくてよかった。
この間2週間ほど娘と孫が来ていて、またいつものように風邪がうつってしまった。鼻かぜだから医者にはいかず、クスリものまず、自然治癒でいこうと思っていたら、快復までなんと2週間もかかった。年だなあ、と感じることの、なんと多いことよ。
春は菜の花畑になる
田舎のおまつりは長閑だ
早く治るといいですね~
私の母も施設にいるので時々ブログを拝見していました。
新宮のレストランはいいですね~わたしも好きです。
今年、孫と夏休みに霧の森高原にて宿泊しました。