日記

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聖岳、報告

2014-10-02 10:24:21 | インポート

 一か月近く過ぎて、やっと、南アルプス聖岳登山の報告をする。

 総勢8名、2台の車に分乗した。11日夜、観音寺を出発、休憩、食事、仮眠などとりながら、翌日10時ごろ便ヶ島広場手前の駐車場に着く。林道崩壊のため、便ヶ島広場のテント場までたっぷり3時間歩かされる。いやいや、山に登らせてもらうのだから、3時間くらいの平地歩きに文句をいってはいけない。上高地から穂高方面にいくときだってそうではないか。普段車ばかり乗っていると、登山口まで車で行けないと、余分のエネルギーを使う気がするのだ。

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 発電用のダムがあるところで車はおしまい。テントや食料をふりわける。

 来たときは数台しか停まってなかったのに、下山すると、遥か向こうまで、スペースのある路肩にずらりと車が駐車してある。久しぶりの晴天をねらって、どっと繰り出した感じだ。実際、山小屋は満員だった。

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 林道で、マムシのお出迎え。実に、太っ腹の堂々たる風情である。距離をあけて、にらみ合ったすえ、ひとりが棒切れでつつくと、漸く草叢にゆっくりと入って行った。

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キャンプ場には、トイレ、流し、椅子、テーブルがあり、快適に野営できた。

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献立は、すき焼き。

翌日は3時起床、4時半から歩き始める。

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 西沢渡というところには、面白いものがある。沢を渡るための、しっかりとしたゴンドラである。私たちは8人いたので、2人ずつ乗り、6人でワイヤーを引っ張った。一人ならば、籠の中で、自分で引っ張る。相当な力が要る。このときは、水はそれほど多くなかったので、調べてると回ると、岩を飛んで渡れそうな箇所がないでもなかった。

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次第にガスが出てきて、聖岳頂上付近でライチョウの親子を発見。子供といえども、もう大人と変わらないくらい大きくなっている。

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聖平小屋、11時間行動のすえ、たどりつく。若い登山客が多いのは、やはりアプローチが大変なのと、山がきついからかな。穂高、槍、立山などは、すっと行けてしまうので、年輩の登山者も行き易い。

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夜が明けかかって、小屋を出発、下山の途に就く。


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