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Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

投票と幸福(下村湖人)

2017年10月06日 | Weblog
投票という手段によって

お互いの幸福な共同生活を
打ち立てようとするのはよい。

しかし、みんながただ
自分だけの幸福のために投票するならば、

自分も他人も決して幸福にならないであろう。

                 下村湖人

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

有権者がどれほど、
政治について、
社会について、
幸福について考えているのか。

それが問われるわけです。

結局、
その国の政治のレベルは、
その国の国民のレベル以上にはならない。
そういうことなのだと思います。

普通に過ごす国民は、

日々の暮らしに忙しく、
政治について考える余裕はなく、

メディアは政治家をあげつらうばかりだから、
そんな言語空間の中にいれば、
誰もが正気を失ってしまう。

私たちが、
世界でも稀な、
豊かで、安全で、平和な社会を築いておきながら、
あまり幸福を感じないというのであれば、

それはやはり、
自分のことしか考えていない人が
多いということなのだろうと思います。

当然、そこには、
教育の責任もあるわけです。

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責任の無限性(下村湖人)

2017年10月05日 | Weblog
人間の責任の範囲に限界はない。

人間は、ただそれぞれに
責任の中心点を異にするのみである。

われわれは、生活の便宜上、
仕事の範囲に一定の限界を設けるが、

それがただちに責任の限界を意味すると思ったら、
仕事は仕事としての価値を失ってしまうだろう。

それは、愛がその範囲を限られた場合、
愛としての価値を失ってしまうのと同様である。

               下村湖人

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

教育という仕事において、
もうこれで十分と思う瞬間が来ないのは、

やはり教育と人間愛とが、
深い重なりを持つからだろう。

私の教育もその範囲を限られれば、
教育としての価値を失ってしまう。

リミッターが壊れている私は、
狂人に近いと思われて仕方なかったのだ。



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時を得、所を得、人を得る

2017年10月05日 | Weblog
振り返ってみて、

上手くいった時期、
上手くいかなかった時期があります。

個人としても、
会社としてもそうです。

それは、やはり、

力が足りなかったのだろうし、
天の配剤でもあったのだろうと思います。

しかし、結果として、
Vision&Education,Ltd.は、
一歩一歩成長してきました。

できなかったことができるようになっています。
会社としての力が上がってきているのだろうと思います。

個人としても同じで、
今までできなかったことが、
できるようになってきています。

時を重ね、信頼を重ね、
一歩一歩進んできたことに感謝です。

しかし、目標は、もっともっと遠いところにあります。

全然、力は足りていません。

成長を喜びながらも、
それは過去のものとして、

未来に向かいます!
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大切なこと

2017年10月03日 | Weblog
いにしえの道を聞きても唱えても
我が行いにせずばかいなし

島津日新公の歌である。

どんなに昔の人が言った、
立派な言葉を繰り返し唱え続けたとしても、
それが自分の行動にならなければ、
何の意味も無いのだ。

自分の行動を
どのように磨いていくか。

学び抜き、考え抜くしかない。






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教育の無力性

2017年10月01日 | Weblog
どんなに真剣に大切なことを語っても、
受け入れる構えができていない人には、
全く届きません。

出会いのタイミングが違っていても、
心には響きません。

少し早くても、少し遅くても、
駄目なのです。

かくして私は、
教育の無力性を
感じ続けていくしかないのですが、

それでも祈るような思いで、
教育の力を信じて、
実践し続けようと思います。

一瞬の魂の響き合いが、
どこかで起きないとも限らないからです。

その一瞬のために、
無限の努力を続けていくことが、
教師には大切なことなのだと、
覚悟を決めるしか道はないのです。







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