Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

若い頃

2017年06月21日 | Weblog
若い頃は単純で、
良い時間が流れていました。。

アルバイトで稼いだ少々のお金があれば、
十分に暮らしていくことができたし、
何でも無いようなことが楽しかった。

原付に乗って、
買い物をして、
夕食を作って食べて。

何でも無い日々が、
とても豊かでした。

夕日が美しかったし、
蛍が美しかったし、
星空がきれいでした。

同じ一日でも、
もう、
あのような時間は、
あのような空気は、
私を包んで流れてはくれません。

朝露の中の光のように、
美しく、繊細で、はかない感情は、
もう、きらめいてはくれないものなのでしょう。


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執着

2017年06月21日 | Weblog
人は執着によって、
道を誤るもののようです。

お金への執着。
肩書きへの執着。
名声への執着。
異性への執着。
生への執着。

様々な執着は、
人間にとって必要なものでありつつ、
執着し過ぎれば、
様々に弊害を生み出していきます。

大切なことは、
何のための執着か
ということになると思います。

だから、
人には「志」が必要なのだと思います。

大義を持つことが、
私利私欲に陥るのを踏みとどまらせてくれます。

私自身、
私利私欲が無くなるとは思えません。

しかし、
それを上回る、
強烈な公に対する欲を持とうと思います。

それは、
時として、
自分のことよりも、
次の世代のことを考えて
真剣に行動するということです。





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自らの信念と共に

2017年06月20日 | Weblog
私は自らの信念と共に歩いています。

しかし、
若い頃はそうはいきませんでした。

色々な誘惑に惑わされるし、

自分自身の経験値も低く、
信念も鍛えられてはいませんでした。

今、ようやく自らの信念で、
行動できるようになりました。

その結果、
右からも左からも、
批判されるようになりました。

どちらからの批判にせよ、
批判というもの自体、
あまり気分の良いものではありませんが、

左右両方から批判されるということは、

真ん中を揺るがずに
歩けるようになった
ということではないでしょうか。



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言葉の力

2017年06月19日 | Weblog
政治に関わる人間にとっても、
教育に関わる人間にとっても、
言葉の力を磨くことが大切だと思います。

聴き心地の良い言葉を、
所謂きれいごとを、
自分を良く見せようと語るのではなく、

考え抜いた自分の信念から迸る、
魂の言葉で語ると言うことです。

そして、
聞く側も、
言葉の真贋を見抜く力を
身につけることが大切です。

自分で考え、
自分で判断する力が必要なのです。

結局、政治を良くし、
教育を良くするということは、

発信する側、それを受け止める側の双方が、
言葉の力を大切にしていくということに
ならざるを得ないと思います。




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仕事を引き継ぐ

2017年06月19日 | Weblog
仕事は次の人に、
しっかりと引き継がれて、
初めて一人前の仕事をしたと言えます。

しかし、

その仕事や立場に恋々と執着して、
バトンを次の人に渡そうとしない姿を
様々な所で見かけます。

いつの間にか、
自分自身が組織全体を混乱させていることや、
次の世代の成長の妨げになっていることに
気づけない人たちです。

気持ちはわからなくもありません。

しかし、それは、
会社が社会の公器であり、
役職は一つの立場に過ぎない
ということを理解できない姿に他なりません。

私欲や我執に囚われた心では、
そうしたことはなかなか理解できないのです。

やはり公の精神を持つことが
大人にも必要なのだと思います。

私の仕事「志の教育」は極めて
引き継ぎにくいものではあります。

それでも、
昨年上梓した『志の教科書』という本には、
私がやっていること、考えていること、学んできたことを、
全部オープンにして丁寧に書いています。

それは、
私が多くの人と共に学ばせていただき、
考え、生み出してきたものを、
自分だけのものにしないという
意志の表明でもあります。




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考える力

2017年06月19日 | Weblog
人間にとって大切なのは、
考える力だと思います。

考えることは、
言語によってなされます。

ということは、
考える力を伸ばすためには、
言語力を伸ばしていく必要があります。

私たちは、
主に三つの角度から
言語を手にします。

1.人から
2.本から
3.体験から

この三つのことが、
豊かに子供たちに与えられているか。

また、
親自身が、
この三つのことを大切にしているか。

そのことが問われているのだと思います。
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卒塾式を終えて

2017年06月19日 | Weblog
卒塾式は素晴らしかった!
みなさん本当にありがとうございました。
心からの感謝をお伝えしたいと思います。

そして、来期へ向けて、
志高く、強烈に歩んで行きます!
揺るがぬ思いを持ち続けて。


と、同時に・・・。

祭りの後は、いつも寂しいものです。

我々はみな真理のために闘っている。
だから孤独なのだ。
寂しいのだ。
しかし、だから強くなれるのだ。

             イプセン
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卒塾式

2017年06月18日 | Weblog
あと数時間で、
バッカーズ九州寺子屋の卒塾式です。
みんな大きく成長してくれました。

バッカーズ寺子屋(東京)もそうでしたが、
心のこもった卒塾のメッセージが、
卒塾文集にはたくさん綴られていました。

心のこもった教育を実現したいと思います。

時代が変わっても、
人が人を育てるということは、
そういうことだと思います。

システム化されて、
人の心を失うようであれば、
そこに私がいる意味はありません。

そして、
教育はできないというのも事実です。
ただ、自分がどのように生きていくかだけ。
それしかありません。

そのあとに教育らしきものが、
多少見え隠れするだけだと思います。

私は私らしさを失わぬように、
努力を続けていきます。

それが時代に合わなくなれば、
そして、
自分の力が及ばないことを
今以上に痛感する時が来れば、

私は潔く身を引きたいと思います。

そもそも経営者の皆様の思いで、
お始めになったことです。

私は少々、
お手伝いをさせていただいただけ。

大丈夫です。
卒塾生たちは立派に育っています。


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私に欠けているもの

2017年06月17日 | Weblog
私は人を妬む心が欠けている。

だから、

妬み嫉みで動いている人の気持ちが、
しばしばわからないままでいる。

そのために
恨みを買っているようなところがあると、
人から聞いたこともある。

でも、わからないものはわからない。

裕福でもない私が、
そうした妬み嫉みに囚われないで
飄々としていられるのは、

私の心を育ててくれた、
両親のおかげなのだと思う。












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やるべきことをやる

2017年06月17日 | Weblog
24時間、365日、
やるべきことをやろうとする。
その姿勢と努力を忘れない。

それがあれば、、
仮に周りに受け入れてもらえなかったとしても、
仕方ないと思える。

いや、正確には、
それでも無念の思いは消えないけれども、
諦めることはできるように思います。

あきらめとは、
明らかに目にすること。
もう駄目だと投げ出すことではありません。

あきらめとは、ハッキリと物事を見ること。

だから、晴れ晴れした気持ちになる。
諦観するということに近いのかもしれません。

人生、うまくいったり、いかなかったり。

だからこそ、心の持ち方を磨くことが大切。
そして、心の力は言葉の力でもあります。

言葉を使って、考え抜かなければ、
その境地にたどり着けないであろうと思います。

しかし、その一方で、
夢中な行動の中で言葉を忘れることもあります。

言葉で考えている時間も、
無心に行動している時間も、
つまるところ一つのものなのかもしれません。

行動の果てに、
「あきらむ」という
一つの言葉にすがりたくなるのも、
人の心でしょうか。




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